- 今年6月にスタートした韓国ドラマは、し烈な視聴率争いを繰り広げることが予想されていた。
- しかし、ほとんどの作品が折り返し地点にきた現在、当初期待されていたほどの激しいバトルもなければ、各作品驚くべき視聴率も叩き出していない。
- 期待値が上がりすぎていたのだろうか、若干肩透かしを食らったような現状をまとめた。

今年最も激戦を繰り広げることが予想されていた6月スタートの新作ドラマ(画像出典:tvN、SBS、JTBC)
今年最も激戦を繰り広げることが予想されていた6月スタートの新作ドラマ。
先日Danmee(ダンミ)では、各作品の話題性や2話までの視聴率からその好調な滑り出しを紹介した。
(関連記事)今韓国で最も話題の新作ドラマ6作の滑り出しは? 早速格付けを発表!
しかしあれから約2週間弱が経った現在、意外にもそこまで高い視聴率を叩き出している作品がない。
決して悪い数字ではなく2桁を記録したものもあるが、現時点でヒット作の基準となる15%に達したドラマは皆無。世間の期待値が上がりすぎてしまったのだろうか、残念ながら”名物にうまいものなし”ということわざがぴったりな状況だ。
とはいえ、まだ戦いが終わったわけではない。中には残すところ1話で最終回を迎える作品もあるが、ほとんどがほぼ折り返し地点に達したばかり。
本記事では、大戦に参戦している作品の中間成績をまとめた。
ニールセン・コリアが発表した全国有料世帯基準視聴率と、GoodData(グッドデータ)コーポレーションが公開しているオンライン話題性に関するデータを基に紹介する。
悪鬼
『悪鬼』(SBS)は第2話で早くも視聴率10%に達したことから、今後さらに右肩上がりで伸びていくことが期待されていた作品だ。

『悪鬼』(画像出典:SBS)
しかし第3話で11%を獲得したのを最後に緩やかな加工曲線を描き、折り返し地点となる第6話では9.5%で1桁台にダウンしてしまった。
ただし話題性占有率は21.7%となっており、『キング・ザ・ランド』に次いで2位に。1位の座は譲ったものの、まだ視聴者からは大きな関心を得ているようだ。
7月11日現在、全12話中第6話まで放送終了。
●現在視聴可能な動画配信サービス:Disney+
悪鬼
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キング・ザ・ランド
大戦に参戦中の作品の中で最も高い視聴率を叩き出しているのが『キング・ザ・ランド』(JTBC) 。

『キング・ザ・ランド』(画像出典:npioエンターテインメント、BY4Mスタジオ、SSL)
5%でスタートした本作は、第7話で若干落ち込むも着実に成績を上げ、折り返し地点の第8話で最高視聴率12.3%を叩き出している。
しかも話題性占有率は30.39%、ドラマの話題性ランキング2位の『悪鬼』に大きな差をつけて1位を獲得している。
このまま駆け抜ければ、本作が大戦の勝者となるだろう。
7月11日現在、全16話中第8話まで放送終了。
●現在視聴可能な動画配信サービス:Netflix
キング・ザ・ランド
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生まれ変わってもよろしく
人気の転生ものにラブストーリーをミックスさせるという、ヒットが約束されたも同然の『生まれ変わってもよろしく』。

『生まれ変わってもよろしく』(画像出典:tvN)
tvNが満を持して世に送り出した作品で、同じロマンスものである『キング・ザ・ランド』との接戦が期待されていたが、残念ながら一度も1桁台を抜け出したことがない。
全12話構成で現在第8話まで放送されており、最高視聴率は第4話の5.7%。以降、ほぼ4%台で推移している状況だ。
話題性の面では4位で、順位だけでみると比較的上位ではあるのだが、話題性占有率が7.03%であることから、『キング・ザ・ランド』や『悪鬼』との間には大きな壁が。ここから大きく巻き返すのは難しい状況だ。
7月11日現在、全12話中第8話まで放送終了。
●現在視聴可能な動画配信サービス:Netflix
生まれ変わってもよろしく
ナンバーズ:ビルの森の監視者たち
全国地上波のMBCがプライドをかけて輩出した『ナンバーズ:ビルの森の監視者たち』。

『ナンバーズ:ビルの森の監視者たち』(画像出典:MBC)
女性を主人公にしたドラマが好評を得る傾向にある昨今、あえて男性をメインにした物語で勝負に出たようだが、現時点で成績はまずまずといった状況だ。
現在折り返し地点にきているが、第3話の4.7%が自己最高視聴率。第4話からは最新話の第6話まで3%台で推移している。
また話題性占有率は、放送がスタートした当初4.92%で7位だったが現在は3.35%で9位に。視聴率、話題性ともにダウンしてしまった状況だ。
7月11日現在、全12話中第6話まで放送終了。
●現在視聴可能な動画配信サービス:配信未定
ナンバーズ:ビルの森の監視者たち
お嬢さんドゥ・リアン
『結婚作詞 離婚作曲』シリーズを手掛けたイム・ソンハン作家が脚本を務めた『お嬢さんドゥ・リアン』(TV CHOSUN)。

『お嬢さんドゥ・リアン』(画像出典:TV CHOSUN)
同作家の作品は、話数を重ねるごとに視聴率が上昇する傾向があるが、本作は全16話のうち第6話まで放送が終了しているものの、現段階でその兆しがない。3%台と4%台を行き来する状況が続いており、最新話の4.6%が最高視聴率だ。
また話題性占有率は3.02%で、ランキング最下位の10位。残り10話で巻き返していくのだろうか、今後の展開が気になる作品だ。
7月11日現在、全16話中第6話まで放送終了。
●現在視聴可能な動画配信サービス:配信未定
お嬢さんドゥ・リアン
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庭のある家
久しぶりにドラマ復帰するキム・テヒと、『ザ・グローリー~輝かしき復讐』シリーズで一躍脚光を浴びたイム・ジヨンの共演作。残すところ最終話のみとなっている。

『庭のある家』(画像出典:KTスタジオgenie)
話題性抜群の2人を主演に迎えたのが功を奏したのだろうか、最高視聴率は2.5%で他の作品と比較すると最も低いが、話題性占有率は7.08%を獲得して3位の座に。僅差だが、『生まれ変わってもよろしく』を抜いている。
話題性の面では申し分ないことから、有料であるケーブルテレビではなく、かつ数字を持った放送局で放送されていれば、高視聴率を叩き出す可能性があっただろう。
7月11日現在、全8話中第7話まで放送終了。
●現在視聴可能な動画配信サービス:配信未定
庭のある家
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