- 韓国ドラマで圧倒的なスター性を発揮する韓国俳優たち。そんな彼らを評価する際には、ドラマと映画の2つの実績に注目する場合が多い。
- 両方で大活躍を見せる俳優がいる一方、中にはドラマの興行に比べ、映画作品が振るわない俳優も少なくない。
- 今後の期待を込め、映画の実績が惜しまれる俳優をチェックしていこう。
日本でも高い人気を誇る韓国スター俳優たち。韓国国内では俳優を評価する際、主にドラマと映画作品での2つの実績が重要視されている。
これまでにドラマと映画で大活躍した俳優を振り返ってみると、男性俳優はイ・ビョンホンやコン・ユ、さらに女優はチョン・ジヒョンやソン・イェジンなどが挙げられる。
しかしその一方、ドラマで高い実績を築き上げ、圧倒的な存在なのにも関わらず、なかなか映画では振るわないスター俳優も少なくない。
今回はそんな映画の実績が惜しまれる、今後に期待の人気俳優5人をご紹介する。
パク・ソジュン
tvN『キム秘書はいったい、なぜ?(2018)』や、JTBC『梨泰院クラス(2020)』で高い知名度を誇る俳優のパク・ソジュン。

8月9日に映画『コンクリートユートピア』が公開される俳優のパク・ソジュン(写真提供:スポーツ韓国)
8月9日にはイ・ビョンホンやパク・ボヨンとともに主演を務めた映画『コンクリートユートピア』の公開が予告されており、人々の期待を高めている。
パク・ソジュンはこれまで映画『悪のクロニクル(2015)』、『ミッドナイト・ランナー(2017)』、『ディヴァイン・フューリー/使者(2019)』など、さまざまなジャンルの映画作品に出演してきた。
4月に公開された歌手IU(アイユー)との共演作、映画『ドリーム 〜狙え、人生逆転ゴール!〜』ではサッカー選手役を演じ、観客動員数100万人を突破。
しかし、期待された興行に及ばず、一部からは不振を惜しむ声が聞こえている。
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ソン・ジュンギ
tvN『ヴィンチェンツォ(2021)』やJTBC『財閥家の末息子(2022)』など、数々の話題作で主演を務めている俳優のソン・ジュンギ。

映画『私のオオカミ少年(2012)』で好評を博した俳優のソン・ジュンギ(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
彼は韓国スターの中でも、積極的に映画作品に出演している俳優の1人だ。
2012年に公開された映画『私のオオカミ少年』で好評を博したソン・ジュンギであったが、5年ぶりに挑戦した映画『軍艦島(2017)』では、歴史歪曲議論に巻き込まれることに。
映画『スペース・スウィーパーズ(2021)』は、キム・テリと共演したSFスリラー作品として注目を浴びたが、コロナ禍のため劇場での公開が延期となり、最終的にNetflix(ネットフリックス)で配信が行われた。
社会情勢などによる不運も重なり、最近は彼の突出した興行作が出ていない状況が続いている。
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イ・ジュンギ
イ・ジュンギは2005年に公開された映画『王の男』で、幻想的なビジュアルを誇るコンギルを演じ、世間に存在を知らしめた。

映画『王の男(2005)』で一躍注目を集めた俳優のイ・ジュンギ(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
この作品をきっかけにシンドロームが巻き起こり、スターダムを駆け上がったイ・ジュンギは、その後映画『フライ・ダディ(2006)』、『光州5・18(2007)』に出演。
2007年には宮崎あおいと主演を務めた、日韓合作のロマンス映画『初雪の恋 ヴァージン・スノー』が公開されている。
2023年現在、中国映画『シチリアの恋(2016)』の出演を最後に、彼の映画主演作は誕生していない。
tvN『悪の花(2020)』や、SBS『アゲイン・マイ・ライフ(2022)』など、主にドラマ作品で活躍を見せている。
イ・ミンホ
KBS『花より男子〜Boys Over Flowers(2009)』で一躍人気を集め、SBS『相続者たち(2013)』やSBS『青い海の伝説(2016)』など、ヒット作を生み出してきた俳優のイ・ミンホ。

数々のドラマ作品を成功に導いた俳優のイ・ミンホ(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
彼がこれまでに主演を務めた映画は『うちの学校のET(2008)』、『江南1970(2015)』、さらに韓中合同作品の『バウンティ・ハンターズ(2016)』の3本だ。
イ・ミンホは『花より男子』のヒット以降に出演したドラマ作品の全てで、平均視聴率10%を記録しており、毎回新たな魅力をファンに届けている。
映画での活躍を期待する声も寄せられているが、現在はドラマに力を入れているようだ。
チ・チャンウク
”アジアの貴公子”と称され、日本でもファンが多い俳優のチ・チャンウク。

映画『リボルバー』で久々の映画主演を務める俳優のチ・チャンウク(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
彼は2017年に公開された映画『操作された都市』で、殺人の罪を着せられた無職のゲーマー役を演じ、犯罪アクションに挑戦している。
同年には日本のアニメ映画『君の名は。』の韓国吹き替え版で、主人公・立花瀧の声優を務めたが、アニメファンの間で「声がキャラクターと合わない」と議論が勃発。
輝かしいキャリアを持つチ・チャンウクであるが、一部のネットユーザーからは”最大の黒歴史”と呼ばれるほど、批判的な声が寄せられた。
2017年以降は主にドラマやミュージカルなどで、実力を発揮しているチ・チャンウク。7月には主演映画『リボルバー』のクランクインの知らせが報じられ、映画界での活躍も注目されている。
(関連記事)6年前 チ・チャンウクはなぜそこまで叩かれたのか? 新海誠の訪韓で蒸し返される議論
彼らの経歴を振り返ってみると、韓国ドラマが海外に浸透し始めた2010年以降は、ドラマへの出演を優先している俳優が多いようだ。
しかし、実力派のスター俳優であるからこそ、スクリーンでの活躍を期待する声も少なくない。
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