- 韓国ドラマは近年話数が少なくなっており、12~16話が一般的で、最近では6~8話という短いタイプのものも支持を得ている。
- ところがKBSは今もなお、韓ドラ界の長年のスタイルである長編作品を輩出し続け、ドラマファンから愛されている。
- 本記事では、ドロドロとした韓国家庭の内情を題材にしたKBSお得意のジャンル・ドロ沼劇で、日本人から好評を得たドラマを5つ紹介する。
韓国ドラマは、日本のものに比べて話数が圧倒的に多いのが特徴だ。中には100話を超える作品も。
しかし近年、YouTube(ユーチューブ)のショート動画が人気であることなどからもわかるように、長いタイプのものが敬遠される傾向にあり、ドラマ界も12~16話で構成された作品が支持を得ている。
そして少し前からはさらに短い6~8話で完結するOTTオリジナルシリーズも登場、すでにいくつかのドラマは成功を収めた。
そんな中、時代に反抗するかのように長編ものを世に送り出し続けているのがKBS。
同局の傾向は、とにかく長いうえに内容がドロドロ、困った親を持ち苦労する子どもや、家族間で生じる摩擦など、登場人物の様々な事情が複雑に絡み合って生まれる葛藤や悩みが描かれている作品が多い。
途中で離脱する人もいるようだが、韓国家庭を覗き見しているような感覚となり、一度見始めるとやめられない中毒性が。日本ではテレビ東京『韓流プレミア』で放送されるなど、ドロ沼好きから愛されている。
そこで本記事では、好き嫌いは別れがちだが固定ファンのいるKBSの長編ドロ沼劇を5つ紹介する。
映画などのレビューサービスを提供するFilmarks(フィルマークス)で、高いレビュー数と評価数を獲得しているドラマに絞った。
適齢期惑々ロマンス~お父さんが変!?~ 2017
評価 ★4.1/5 レビュー評価数 86件
家族のためだけに生きてきた誠実な父親ハンスと、頼りがいのある妻ヨンシル、個性溢れる4兄弟からなる家に、ある日アイドル出身の傲慢な俳優が居候することになって繰り広げられるコミカルなホームドラマ。
見終わると温かな気持ちになり、大切な人に電話をかけ、横にいる家族には感謝したくなるような作品だ。
ヨンシルに扮したのは、お母さん役に定評にあるキム・ヘスク、兄弟の1人を昨年tvN『還魂:
光と影』で活躍したチョン・ソミンが演じ、元アイドルの俳優は『不可殺 -永遠を生きる者-』(Netflix/2021)での熱演が話題となったイ・ジュンが務めている。

『適齢期惑々ロマンス~お父さんが変!?~』(画像出典:KBS)
●現在視聴可能な動画配信サービス:
・U-NEXT
・DMM TV
・Amazon Prime Video
・Rakuten TV
適齢期惑々ロマンス~お父さんが変!?~
一度行ってきました 2020
評価 ★4.1/5 レビュー評価数 51件
両親と子どもの間にある離婚に対する意識のズレと、すれ違いの生活により離婚の危機に瀕したナヒ(イ・ミンジョン扮)&ギュジン(イ・サンヨプ扮)夫婦が、それぞれの幸せを見つけていく姿を描いた愉快な物語。
『2020 KBS演技大賞』で、出演者が大賞や最優秀賞など計15個の賞に輝いた作品だ。
派手なストーリー展開ではなく家族の日常に焦点を当てた、笑いあり涙ありのアットホームさが魅力となっている。

『一度行ってきました』(画像出典:KBS)
●現在視聴可能な動画配信サービス:
・U-NEXT
・DMM TV
一度行ってきました
家族なのにどうして~ボクらの恋日記~ 2014
評価 ★3.9/5 レビュー評価数 64件
一緒に住んでいると忘れがちな家族に対する感謝の気持ちや大切さを気づかせてくれる、ハートフルホームコメディードラマ。
全話とおして穏やかな雰囲気で物語が進んでいき、人間関係に摩擦が生じていた登場人物は後半にいくにつれて利己的な考え方を改め、相手に配慮し思いやる姿勢を見せるように。各キャラクターが成長していく姿も見どころの1つだ。
出演者には、ベテラン俳優キム・ヨンゴンをはじめ、ナ・ヨンヒ、パク・ヒョンシク、ナム・ジヒョン、ユン・バクらが名を連ねた。

『家族なのにどうして~ボクらの恋日記~』(画像出典:KBS)
●現在視聴可能な動画配信サービス:
・Amazon Prime Video
家族なのにどうして~ボクらの恋日記~
黄金の私の人生 2017
評価 ★3.8/5 レビュー評価数 152件
貧しい家の出身であることから抜け出したい主人公ジアンに、財閥家の娘となり人生を一変するチャンスが訪れて繰り広げられる彼女の黄金の人生体験記で、世代を問わず全ての年齢層から共感を得たホームドラマ。
幸せの条件に金銭が含まれていないことを悟り、本当の幸せとは何か探していく姿が描かれている。
主演を務めるのは、パク・シフとシン・へソン。その他、ソ・テス、イ・テファン、ソ・ウンスなどが出演している。

『黄金の私の人生』(画像出典:KBS)
●現在視聴可能な動画配信サービス:
・Netflix
・DMM TV
・Amazon Prime Video
・Rakuten TV
黄金の私の人生
たった一人の私の味方 2018
評価 ★3.7/5 レビュー評価数 86件
犯罪者の家族を題材にした作品で、28年ぶりに現れた父により人生がもつれてしまった1人の女性と、正体を隠さなければならなかった彼女の父が世界に1人だけの自分の味方に出会い、人生の希望を取り戻す過程を描いたヒューマンドラマ。
シリアスな内容だがコメディー要素が随所に散りばめられており、重くなりすぎないのが特徴で、伏線の回収がしっかりと行われているのも視聴ポイント。
アイドル出身の役者ユイとイ・ジャンウが主人公を演じ、その脇を長編ドラマでお馴染みの役者陣が固めている。

『たった一人の私の味方』(画像出典:KBS)
●現在視聴可能な動画配信サービス:
・Amazon Prime Video
・DMM TV
・Disney+
・U-NEXT
・Rakuten TV
・Hulu
たった一人の私の味方
編集部おすすめ記事
-
大人の時代劇!韓ドラ「元敬」主演俳優たちが上位席巻「2月第3週 韓ドラ出演者 話題性ランキング」トップ5
-
大物登場で大波乱を予告!3月本国公開予定 新作韓国ドラマ8選
-
日本の視聴者も共感必至‥2025年上半期公開予定 「女性の人生」を描く韓国ドラマ4選
-
ムン・ガヨン×チェ・ヒョヌク主演「あいつは黒炎竜」、視聴率3.5%の好発進!日本ではどこで観られる?
-
シンデレラボーイと遅咲き俳優が1・2位を席巻!「25年2月韓国ドラマ俳優 ブランド評判」ベスト5
-
「ヨン様」こと俳優ぺ・ヨンジュン、昨年の寄付が話題‥過去日本の震災時に10億ウォン寄付も
こちらも投票お願いします!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
fromis_9の5人、新事務所で始動!公式アカウント開設に注目
-
25分前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
BBGIRLS、KBS Cool FM「イ・ウンジの歌謡広場」の生放送に出演!(PHOTO4枚)
-
37分前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
BLACKPINK ジス、KBS Cool FM「パク・ミョンスのラジオショー」の収録に参加!(PHOTO6枚)
-
51分前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
ノ・ジョンウィ、英ファッションブランド「バーバリー」のイベントに出席!(PHOTO3枚)
-
2時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
大人の時代劇!韓ドラ「元敬」主演俳優たちが上位席巻「2月第3週 韓ドラ出演者 話題性ランキング」トップ5
-
イカゲーム2とバトンタッチ!同Netflixオリジナル作品が1位に「2月第3週 韓国ドラマ話題性」トップ5
-
20時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
チュ・ヨンウ&チョ・イヒョン主演「ギョヌと仙女」、2025年下半期tvNで放送決定!
-
開局13年で最高視聴率を更新!韓ドラ時代劇「チェックイン漢陽」来たる3月にCS初放送
-
22時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
ONF、2ndフルアルバムPart.1「ONF: MY IDENTITY」のカムバックショーケースに出席!(PHOTO10枚)
-
23時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
Red Velvet ウェンディ、SBSパワーFM「ウェンディのヤングストリート」の収録に参加!(PHOTO7枚)
-
ムン・ガヨン×チェ・ヒョヌク主演「あいつは黒炎竜」、視聴率3.5%の好発進!日本ではどこで観られる?
-
パク・ボヨン×チェ・ウシク主演「恋するムービー」、韓国ネットの評価は真っ二つ!
-
日本のファンが選んだ「最も楽しみな2月カムバックのK-POPアイドル」は・・7人組ボーイズグループ EVNNE
-
23時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
シンデレラボーイと遅咲き俳優が1・2位を席巻!「25年2月韓国ドラマ俳優 ブランド評判」ベスト5
-
日本人アイドル風のかわいさも!韓ドラ「魔女」注目の女優ノ・ジョンウィの「七変化」
-
24時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
BTS ジン、甘美なOST「Close to You」で米Amazon Musicチャートを席巻!
-
BLACKPINK ジス、ソロステージにロゼが駆けつけ・・“愛してる”の熱いエール!
-
大物登場で大波乱を予告!3月本国公開予定 新作韓国ドラマ8選
-
TWICE サナ「優雅な貴族のよう」ヘアスタイルが中国SNSで大絶賛!韓国ネット「彼女の美貌なら何でも」
-
「ノートパソコンを買ってくれた優しいアジョシ」ウォンビン、故キム・セロンさんを弔問
-
イ・ビョンホン主演映画「勝負」、紆余曲折を経てついに韓国公開へ
-
日本のテレビ初登場の番組もあるよ!3月CS放送開始予定「K-POPバラエティ」10選
-
イ・ミンホ×アン・ヒョソプ主演の韓国映画「全知的な読者の視点から」、ローンチ予告編が公開
-
勢いが止まらないLE SSERAFIM、来月ニューアルバム「HOT」発売
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。