- 韓国ドラマ界において、2010年代半ばから、最も活躍しているテレビ局と言えば、tvNとJTBC。
- 現在同じ放送枠で直接対決中なのだが、JTBC『良くも、悪くも、だって母親』に軍配があがったようだ。
- 同じ時期、同じ放送枠のドラマ同士に勝ち負けが付いてしまったら、評価と話題性を独り占めするという構造が目立つ。
![SBSドラマ『模範タクシー2』ポスター](https://danmee.jp/wp-content/uploads/2023/02/SBSNOW-twitter-taxidriver2-1-e1676884035379-1024x605.jpg)
2023年上半期 最大の話題作『模範タクシー2』 (画像出典:SBSNOW 公式Twitter)
ドラマの視聴率に、テレビ局の命運がかかっている。
視聴率好調で、笑う局もあれば、低迷により泣き寝入りする局もある。
最近、一番笑いが止まらない韓国のテレビ局はSBSだ。『模範タクシー2』に続き、『浪漫ドクターキム・サブ3』も好調をキープしている。
しかし、韓国ドラマのグローバル化が顕著となった2010年代半ばから、『トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜 』『愛の不時着』『梨泰院クラス』『夫婦の世界』と、最も活躍しているテレビ局と言えば、tvNとJTBCだろう。
日本の韓ドラファンにとっても、この2社の存在は大きいものだ。
SBSの活躍が際立っているとはいえ、あえて”韓ドラ王座”の候補を絞るのであれば、間違いなくtvNとJTBCの名が挙げられる。
この2社、現在同じ放送枠(水木/午後10:30~)で直接対決中だ。
![スティーラー:七つの朝鮮通宝](https://danmee.jp/wp-content/uploads/2023/05/str0509.png)
スティーラー:七つの朝鮮通宝(画像出典:tvNドラマ)
tvNの『スティーラー:七つの朝鮮通宝(以下、スティーラー)』と、JTBCの『良くも、悪くも、だって母親』が、自社のプライドをかけて一騎打ちを繰り広げている。
まず『スティーラー』のあらすじを簡単に紹介する。
ベールに包まれた文化財泥棒と、非公式文化財返還チームがタッグを組んで、法律で裁けない悪党を審判するという、“韓国風ダークヒーロー”の物語。
一方の『良くも、悪くも、だって母親』は、息子の成功のために、自ら厳しい母となった女性の物語。
女性の懸命な努力が報われ、息子は司法試験に合格後検事となったが、不可解な事故に巻き込まれ、その後遺症で7歳児並みの知能になってしまう。
どちらの作品も、韓国ドラマが得意とする“正義”と“審判”を主とするドラマであるが、韓国視聴者の選択は『良くも、悪くも、だって母親』のようだ。
![良くも、悪くも、だって母親](https://danmee.jp/wp-content/uploads/2023/05/npom0509.png)
良くも、悪くも、だって母親(画像出典:JTBCドラマ)
第4話まで進んでいる『良くも、悪くも、だって母親』は、3.5%→4.3%→5.7%→7%と右肩上がり。一方の『スティーラー』は、4.6%でスタートを切ったが、第8話は2.2%に落ち込んでいる。
同作の低調については「『良くも、悪くも、だって母親』の放送開始によるものだ」と韓国メディアは分析。放送終了まであと4話を残しているが、反騰の兆しはまったく見えない。
チュウォンという、韓国を代表する人気俳優が主演を務めており、最近韓国でブームを巻き起こしている“悪を審判するヒーローストーリー”なのに、なぜここまで低迷しているのだろうか。
『スティーラー』に対する韓国視聴者の評価は悪くない。むしろ、韓国ネットでは好評を受けているにもかかわらず・・だ。
どうやら主な原因は、韓国メディアの分析のように『良くも、悪くも、だって母親』という、同じ枠のライバルの存在にあると見られる。
その影響なのか、『スティーラー』は韓国国内で大きな注目を浴びておらず、ドラマの作品性を論ずるメディアも少ない。
韓国での低い視聴率は、海外の韓ドラファンの“チョイス”にも少なからず影響を及ぼす。まだ海外での放送局や配信サービスが決まっていない場合は、“購入”を躊躇する可能性だって浮上する。
韓国では現在、ドラマの放送枠は減少しているという。『スティーラー』と『良くも、悪くも、だって母親』のように、直接対決は今後も増えていくと見られる。
(関連記事) 韓国ドラマ「新興王国」tvNも断念か・・由緒ある「放送枠」の廃止が決定
なんとも残念なことだが、同じ時期、同じ放送枠のドラマ同士に勝ち負けが付いてしまったら、評価と話題性を独り占めするという構造・・まさに韓ドラの“共食い”と言わざるを得ない。
編集部おすすめ記事![blank](https://danmee.jp/wp-content/plugins/wp-fastest-cache-premium/pro/images/blank.gif)
-
終わる前に急げ!Netflix他 8月VOD配信終了予定の韓国ドラマ12選
-
高視聴率獲得に貢献!チャン・ナラ主演 歴代SBS韓ドラ4選
-
夏休みに韓ドラ聖地巡礼!ピョン・ウソク主演「ソンジェ背負って走れ」ロケ地5選
-
“6カ月連続首位”イ・ミンホ「7月韓国俳優 人気No.1決定戦」アンケート調査で1位!
-
首都圏 ローカルテレビ局で視聴可能!8月放送予定の韓国ドラマ4選
-
【24年7月第3週】「グッド・パートナー」二兎を得た!最新韓ドラ話題性トップ5
こちらも投票お願いします!
こちらの検定もチャレンジ!
この記事と関連度が高いトピック
現在読まれています!
最新記事
-
首都圏 ローカルテレビ局で視聴可能!8月放送予定の韓国ドラマ4選
-
終わる前に急げ!Netflix他 8月VOD配信終了予定の韓国ドラマ12選
-
13時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
チョン・ヘイン、ヒョンビン‥窮地の韓国映画「火消し役」男性スター3人の下半期期待作
-
14時間前
PHOTO:©TOPSTAR NEWS
【24年7月第3週】オム・テグ 3週連続1位!韓国ドラマ俳優 話題性トップ5
-
“6カ月連続首位”イ・ミンホ「7月韓国俳優 人気No.1決定戦」アンケート調査で1位!
-
PTA活動に悩んだ私がドはまりした韓国ドラマ4選
-
夏休みに韓ドラ聖地巡礼!ピョン・ウソク主演「ソンジェ背負って走れ」ロケ地5選
-
ビッグネームが続々と還ってくるかも!新作ドラマ出演検討中の韓流スター6人
-
【24年7月第3週】「グッド・パートナー」二兎を得た!最新韓ドラ話題性トップ5
-
ギャップ萌え!「遊んでくれる彼女」 韓国俳優 オム・テグ 驚きの素顔エピソード
-
「日本人K-POP5人組」UNICODEが日韓で話題‥韓国ネットで議論される「K-POPの定義」とは
-
ぶっちぎりの1位!TXT テヒョン、K-POPファンが選定した今年No.1「夏のプリンス」
-
恋の季節”夏”に観たくなる!8月BS・CS放送予定の韓国ロマンス映画5選
-
高視聴率獲得に貢献!チャン・ナラ主演 歴代SBS韓ドラ4選
-
あなたはどれを観る?Netflix他 8月配信開始 韓国ドラマ&映画7選
-
大ヒット時代劇から今年公開の超最新作まで!8月BS韓ドラ17選 放送情報まとめ
-
NewJeans・ZB1ら「2024 SBS歌謡大典 Summer」のブルーカーペットに登場!(PHOTO7枚)
-
aespa カリナが今月のNo.1に!「7月ガールズグループ個人ブランド評判」TOP5
-
そういえば、いつやるんだっけ?世界的にヒットしたNetflix韓ドラ6作「続編」公開予定まとめ
-
マ・ドンソク主演映画「犯罪都市 PUNISHMENT」の新場面写真10点が一挙解禁!!
-
“2カ月連続1位” BTS ジン!「7月ボーイズグループ個人ブランド評判ランキング」TOP5
-
【7月14日~7月20日】チャン・ナラ主演作15%台目前!最新韓国ドラマ視聴率トップ3
-
SHINee ミンホ・NCT 127ら出演「UTO FEST 2024 in YOKOHAMA」の公演チケットを100名様にプレゼント!
-
DKB、新曲「Flirting X」の振付映像を公開‥腹筋を見せる“Flirtingパフォーマンス”が話題
RECENT TOPICs
COMEBACK & DEBUT
-
BTS JIN ‘The Astronaut’ MVALICE ‘DANCE ON’ MVATBO ‘ATTITUDE’ MVEPEX ‘恋歌’ MVグループ名がT1419からTFNに! ‘AMAZON’ MVNCTテン ‘Birthday’ MVCLASS:y ‘ZEALOUS’ MVCLASS:y ‘Tick Tick Boom’ MV
ご意見を自由にコメントしてください!
記事に関するご意見や情報提供はこちらのフォームをご利用ください。