グローバルな人気を獲得中の、ENA(Netflix)『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』。本作で主人公ウ・ヨンウを演じる女優のパク・ウンビンと、その父であるウ・ビョンホに扮したチョン・ベスが、過去、悪縁にまみれた関係で登場するドラマがあるという。本作の爆発的な人気から、2人が共演した過去作にまで注目が集まった。

世界のドラマファンを魅了中の、ENA(Netflix)ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌(以下、ウ・ヨンウ)』。

ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』、日本でも話題性バツグン!

日本でも話題性バツグン! ドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』(画像出典:ENA)

自閉症スペクトラムを持つ新人弁護士のウ・ヨンウ(パク・ウンビン扮)は毎朝、父、ウ・ビョンホ(チョン・ベス扮)が営む”キンパ(のり巻き)”屋で、お手製のキンパを食べてから出社する。仲の良さはもちろん、親子の絆を感じさせるアットホームなシーンだ。

微笑ましい父娘愛を披露している、パク・ウンビンとチョン・ベスだが、4年前の2018年、KBS(Netflix)『私だけに見える探偵』では、2人は”悪縁”で繋がったキャラクターとして登場していた。

『ウ・ヨンウ』の成功を受け、このドラマのワンシーンが再び話題になっている。

『私だけに見える探偵』は、幽霊を捕まえる最高レベルの探偵イ・ダイル(チェ・ダニエル扮)と、熱血な探偵助手のチョン・ヨウル(パク・ウンビン扮)が、謎の女性ソン・ウヘ(イ・ジア扮)と出会い奇怪な事件に陥っていく、本格ミステリー。

2018年に放送されたKBS(Netflix)『私だけに見える探偵』。主演はパク・ウンビンとチェ・ダニエル

パク・ウンビンとチェ・ダニエルが主演を務めた、KBS(Netflix)『私だけに見える探偵』(画像出典:KBS)

この劇中、ソン・ウヘの側を守る男性看護師、チョン・ドクジュン役で登場するのが、チョン・ベスだ。

暴走するソン・ウヘを防ぐために、チョン・ヨウルが彼女の病室に入ってくる。たが、ソン・ウヘの共謀者でもあるチョン・ドクジュンが、チョン・ヨウルの行動を阻止。遂には、彼女の手と足を縛って拉致し、殺害を試みる。

チョン・ベスとパク・ウンビン

チョン・ベスとパク・ウンビン(画像出典:韓国オンラインコミュニティー)

しかし、後にチョン・ヨウルが機転を利かせ、チョン・ドクジュンを阻止することに成功する。

このドラマの悪縁が4年後、優しい”父娘”になるとは、誰が想像したであろうか。加え、パク・ウンビン、チョン・ベスともに、あらゆるキャラクターを演じられることが証明されたエピソードでもある。

『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』は世界で愛されるドラマとなった

世界で愛されるドラマとなった『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』(画像出典:『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』映像キャプチャー)

過去作にまでスポットが当てられるほど、高い人気を誇る『ウ・ヨンウ』。実際、本作の快進撃は目覚ましいものがある。

新しいケーブルチャンネルでの放送にもかかわらず、第4話にして視聴率が5%を突破。以後、第5話では全国基準で9.1%、首都圏基準では10.3%を記録し、大台となる10%超えをマーク。これは第1話の視聴率0.9%から見ると、およそ10倍も上昇した数字だ。

さらに驚くのが、7月27日放送された第9話では視聴率15.78%を記録、首都圏の視聴率は18.078%まで上昇している。これに加え、ミニシリーズの視聴率順位でも1位を守り抜くなど、記録更新を続けている。

しかし、これは韓国国内での数字に過ぎない。世界での人気はというと、OTT(オンライン動画サービス)コンテンツ順位集計サイトのフリックスパトロール(FlixPatrol)によると、『ウ・ヨンウ』はNetflix(ネットフリックス)”TVプログラム部門世界トップ10″では3位に浮上したという(7月28日/現地時間)。

また、最近ではNetflixが、非英語圏ドラマ部門で、2週連続で視聴時間1位を記録したと明かしている。

日本でも『ウ・ヨンウ』は、Netflixのデイリーランキング常連作であり、俳優の佐藤健も絶賛するほど”ホット”な注目ドラマだ。

世界から称賛を浴び、グローバルな人気を誇る本作。多くの話題をさらっているだけに、米国からリメイク提案も受けているそうだ。

事実上、前例のない爆発的なヒットを見せている『ウ・ヨンウ』。

ここで父娘を演じた2人が登場する『私だけに見える探偵』も、Netflixで配信中だ。『ウ・ヨンウ』とともに楽しんでみてはいかがだろうか。

(構成:星野沙)






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