女優のチャン・ナラが、最近結婚したことを報告しファンを驚かせた。そんな彼女は次期作のドラマで、俳優のチャン・ヒョクと3度目の共演をする可能性が浮上し世間は期待を寄せている。これを機に、2人のケミストリーが評判だった過去2作品を振り返る。

ドラマや映画において度々注目される、俳優同士のケミストリー。

作品がヒットすると別の作品で再度、共演を果たすことも多い。

その代表的な例が、俳優のチャン・ヒョクと女優のチャン・ナラだ。

チャン・ヒョク(左)とチャン・ナラは、度々、出演作でケミストリーが話題となる

度々、出演作でケミストリーが話題となるチャン・ヒョク(左)とチャン・ナラ(右)(画像出典:sidusHQ、NARAJJANG.COM)

韓国のあるメディアは最近、2人が2023年放送予定の新ドラマ『ファミリー(仮題)』で3度目となる共演を果たすのではないかと報じた。

それによるとチャン・ナラは既にヒロイン役に決定しており、運動をするなど撮影の準備段階に入っているという。

一方、チャン・ヒョクは男性主人公として出演オファーを受け、前向きに検討中とのこと。

万が一、チャン・ヒョクが出演を決定すれば、2人はSBSドラマ『明朗少女成功記(2002)』とMBCドラマ『運命のように君を愛してる(2014)』に続いて3作目の共演となる。

ドラマ『明朗少女成功記』(上)と『運命のように君を愛してる』(下)で、チャン・ナラとチャン・ヒョクが、過去に共演した

チャン・ナラとチャン・ヒョクが、過去に共演したドラマ『明朗少女成功記』(上)と『運命のように君を愛してる』(下)

韓国のネット上では共演に関して、「すごくいいね」、「ものすごく面白そう」、「うわぁ!楽しみ」、「周期的に共演してほしい」、「見なくても既に面白い」などといった、声が多く寄せられている。

それもそのはず、共演1作品目の『明朗少女成功記』は、劇中でのチャン・ナラとチャン・ヒョクのケミストリーが大きな話題となり、最高視聴率41.4%を叩き出すという大ヒットを記録した。

チャン・ナラとチャン・ヒョクが出演した『明朗少女成功記』

『明朗少女成功記』に出演した際のチャン・ナラとチャン・ヒョク(画像出典:SBS)

あまりにも息が合うことから、台本もそれに合わせて作られた程だったという。

ストーリーは、ガッツがありサバサバした性格の上京少女 チャ・ヤンスン(チャン・ナラ扮)と、彼女と惹かれ合う、ある陰謀により一文無しとなる財閥2世 ハン・ギテ(チャン・ヒョク)のロマンスを描いたものだ。

コメディー要素も入った同作品で、面白おかしく2人が掛け合うシーンは、視聴者の印象に強く残った。

チャン・ナラとチャン・ヒョクは、『明朗少女成功記』でケミストリーが話題となった

ケミストリーが話題となった『明朗少女成功記』での、チャン・ナラとチャン・ヒョクの1シーン(画像出典:SBS)

こういった経緯から、共演2作品目の『運命のように君を愛してる』は、『明朗少女成功記』から約12年が経過していたにもかかわらず、2人の再共演が大きな注目を浴びた。

当時、韓国の各メディアはこぞってとりあげ、世間は12年ぶりの再会に大いに期待した。

『運命のように君を愛してる』でも、財閥の息子と平凡な女性という役でロマンティックコメディーを繰り広げた2人は、『明朗少女成功記』で見せた掛け合いを彷彿とさせたばかりか、12年という期間に経験を積み、さらにアップグレードした息の合った演技を披露したとの評価を得た。

チャン・ナラとチャン・ヒョクは、『運命のように君を愛してる』で再び息のあった様子を見せた

『運命のように君を愛してる』で再び息のあった様子を見せた、チャン・ナラとチャン・ヒョク(画像出典:MBC)

実際、本人たちも韓国のあるメディアの取材で、相性の良さを証明する発言をしており、チャン・ヒョクは「チャン・ナラはアドリブを返してくれ、本当によく合います」「まるでトムとジェリーのようなケミです」と語った。

またチャン・ナラも「リハーサルの時、強いて合わせなくても各自演技をすれば、それできっちりと合うんです」と話した。

公私ともに認める2人のケミストリー、果たして『ファミリー(仮題)』での共演はあるのだろうか。

ちなみに同作品は、放送前から豪華出演陣が話題となり、放送開始後にはストーリーが好評を得ている、tvNドラマ『私たちのブルース(2022)』のチーフプロデューサーが演出を引き受けるという。

『私たちのブルース』の チーフプロデューサーが、新ドラマ『ファミリー(仮題)』の演出を予定している

新ドラマ『ファミリー(仮題)』の演出は、『私たちのブルース』の チーフプロデューサーが務める予定だ(画像出典:tvN)

既に息の合った2人に、人気作品に携わったチーフプロデューサーまで加わるとなれば、さらなるケミストリーも期待される。

今後の動向から目が離せない。

(構成:西谷瀬里)




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