2014年に韓国で放送されたtvNドラマ『ミセン-未生-』。劇中に散りばめられた印象的なセリフの数々が、多くの人に愛されたドラマだ。ここでは、その中でも新学期を迎える学生や、新社会人にお勧めのセリフをいくつかピックアップして紹介する。
春といえば新しいことが始まる季節。新学期を迎える学生や、新社会人としての一歩を歩み始める人も多いのではないだろうか。しかし、スタートには戸惑いや困難がつきもの。
そんな時に寄り添い導いてくれる言葉を、新社会人の奮闘をテーマにしたドラマ、tvN『ミセン-未生-(2014)』のセリフからいくつか紹介する。
※本記事に出てくるセリフは、オリジナル文を翻訳したものであり、映像媒体などに表示される字幕とは若干異なる場合があります。
韓国で2014年に放送され、日本でも人気を呼んだドラマ『ミセン-未生-』。名立たる賞を総なめにするなど、韓国を代表するドラマとして語り継がれている。
人気ウェブトゥーンが原作で、プロの囲碁棋士を目指していたチャン・グレ(イム・シワン扮)が、父の死をきっかけに商社で勤務するようになり、現実と向き合いながら日々奮闘し、成長していく姿を描いたヒューマンドラマだ。
また、会社員の哀歓と現代人の生活をありありと描いているとの評価を受けており、共感できる部分が非常に多く、登場人物が放つ言葉が心に響くと注目を浴びた。
ここでは、この春新たなスタートを切る新社会人や学生にお勧めのセリフを10個ピックアップし、紹介する。
第1話
彼を取り巻く環境により、プロ囲碁棋士の道を断念せざるを得なかったチャン・グレの心の声。誰のせいにもしない彼の強さが伺える。
第3話
チャン・グレが同僚のハン・ソンニュルをプレゼンのパートナーに選び、それを承諾したソンニュルが、グレに言った一言。
翌日に迫ったプレゼンを成功させるため、ハン・ソンニュルの言いなりになるチャン・グレを見て、上司のオ・サンシク課長(イ・ソンミン扮)が、意思がないのかとのチャン・グレに問いかける。それに彼がこう答えた。
第4話
プレゼンをなんとか成功させ、契約社員に合格したチャン・グレに対してオ・サンシク課長が送ったエール。囲碁用語に“未生”と“完生”という言葉があり、基板上にある石が生かされていない状態を“未生”と言い、石の進め方次第で、完全に生かされている状態“完生”に変わる。それに例えられている。
第6話
IT営業チームのパク・ヨング代理が、これまでの自分を変えようと、勇気を持って大きな一歩を踏み出した時の心の声。
第8話
チャン・グレの囲碁入門から入団失敗まで共に経験した師匠が、彼に助言した際の言葉。
第9話
直属の上司で教育係を務めるハ代理に、雑用ばかり押しつけられていたアン・ヨンイ。そんな彼女を見かねた同僚のチャン・ベッキ(カン・ハヌル扮)が、それでいいのかと憤りを示した時の、彼女の言葉。
第13話
同僚の活躍を横目に、自分だけが立ち止まっているかのように感じるチャン・ベッキに対し、カン・へジュン代理が仕事について説いた言葉。
第16話
飲食店の開業を目的に退職をしたオ課長の元先輩が、働き口を探して久しぶりにオ・サンシク課長を訪ねてきた際に放った一言。
第19話
オ・サンシク課長が退職を目前に、自らの経験を通してチャン・グレにエールを送るシーンでの言葉。
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『ミセン-未生-』に登場する、生きていく上で心に響くセリフの数々。壁にぶつかった時や、勇気をもらいたい時など、ぜひ参考にしてみてはいかがだろうか。
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