俳優のキム・スヒョンが主役を務める新ドラマ『ある日~真実のベール』が今月27日よりスタートした。第1話からキム・スヒョンの全裸姿が登場し、刺激的な展開を披露。キム・スヒョンの高い演技力に称賛が集まる一方で、インパクトの強い全裸シーンが4年前の作品を思い出させると話題になっている。

俳優キム・スヒョンが主役を務める新ドラマ『ある日~真実のベール』が、今月27日に待望のスタートとなった。

oupang Play(ク―パンプレイ)シリーズ『ある日~真実のベール』はキム・スヒョン主演

キム・スヒョン主演、Coupang Play(ク―パンプレイ)シリーズ『ある日~真実のベール』(画像出典:coupangplay公式Instagram)

このドラマは、イギリスBBCのドラマ『クリミナル・ジャスティス』を原作に、平凡な大学生から、一夜にして殺人容疑者になってしまったキム・ヒョンス(キム・スヒョン)と、真実を問わない三流弁護士のシン・ジュンハン(チャ・スンウォン)の激しい生存を描いた全8話のハードコア犯罪ドラマだ。

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イ・ミョンウ監督の司法制度ドラマ3部作の3作目にあたる作品としても注目を集めている。

27日にベールを脱いだ第1話は、まさにキム・スヒョンのワンマンショーだった。

終始、没入感の高い演技を披露したキム・スヒョンは、ストーリーの流れを自身の演技だけで満たし、ジェットコースターのような高低差のある感情を繊細に描き出していた。

その中でも特に目を引いたのは、キム・スヒョンの”露出”シーン。

劇中に登場したファン・セオンとのベッドシーンでは、激しいキスや肌の露出を見せており、本作が”19禁”コンテンツであることがはっきりと分かるほどの刺激を含んでいる。

また、警察署に逮捕された後、証拠を探そうとする刑事たちによって全裸姿の写真を撮られるシーンもあり、第1話から衝撃的なシーンが続出した。

称賛が届けられたのは、あらゆる涙の演技や繊細な表情などの高い演技力

劇中、あらゆる涙の演技や繊細な表情を見せ、高い演技力に称賛が届けられた(画像出典:coupangplay公式Instagram)

ここで思い出されたのが、キム・スヒョンと故ソルリさんが共演した映画『リアル』での露出シーンだ。

4年前の2017年に公開された『リアル』は、アジア最大規模のカジノを取り巻く2人の男の巨大な秘密と陰謀を描いたアクション・ノワール劇。

この劇中、最初の場面からキム・スヒョンは裸を見せ、さらに露骨なベッドシーンが登場している。

しかし、不親切な展開に、女性キャラクターたちを単純な性的消費対象として扱ったことで酷評を受けてしまった。これに加え、途中から監督交代という事態にも見舞われるなどし、キム・スヒョンにとっては”黒歴史”となってしまった作品だ。

高評価を受けたのは、4年間とは違うクオリティーを披露したこと

4年間とは違うクオリティーを披露したと高評価を受けた(画像出典:coupangplay公式Instagram)

そこで見せた露出シーンに比べ、『ある日~真実のベール』で披露したシーンは格別だった。

刑事たちの前で全裸にされたキム・スヒョンの姿を見せることで、法曹界を前に基本的な防御権も保障されない最下位階層の姿を赤裸々に描き、ストーリーとキャラクターの説得力が増した。
何よりも、キム・スヒョンが劇中で見せた繊細で巧みな演技が完璧であることから、本作が原作を越えるほど高い完成度となるのではと期待が寄せられている。

黒歴史である『リアル』を思い起こさせるシーンが登場した『ある日~真実のベール』だが、4年前とは明らかに違うクオリティーが見られている。
除隊後、ドラマ復帰作の『サイコだけど大丈夫(2020)』では感動を伝えたキム・スヒョンは、緊張感溢れるサスペンスジャンルドラマの本作で、気迫に満ちた熱い意気込みを見せている。

キム・スヒョンが披露した迫真の演技に、韓国メディア・10アジアをはじめ多くのマスコミから称賛が届いた『ある日~真実のベール』。”期待しかない”と言われるドラマの、今後の展開が楽しみでならない。


『ある日~真実のベール』予告ティザー(動画出典:Youtube Coupang Play)



キム・スヒョン

キム・スヒョンは韓国の俳優。所属事務所はゴールドメダリスト。1988年2月16日生まれ。

デビュー作は、ドラマ『キムチ・チーズ・スマイル』(2007)。

ドラマ『ドリームハイ』(2011)で初めて主演を務め一躍注目を浴び、2012年2番目の主演ドラマ『太陽を抱く月』では初めて時代劇に挑戦、視聴率40%を越える国民ドラマとなり、名実ともにトップスターになった。

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