2004年に放送されたMBCドラマ『火の鳥』が16年の時を経て視聴者と再会する。朝の連続ドラマとしてリメイクされる予定で、キャスティングなどは現時点では未定だという。今回もあの名言は飛び出すのか、国内外のファンから多くの関心が寄せられている。
イ・ソジン、故イ・ウンジュが織りなすレジェンド・ドラマ『火の鳥』。2004年にMBCにて放送され、切なくも情熱的なラブストーリーに多くの人が涙した名作だ。

ドラマ『火の鳥』(画像出典:MBC)
この名作が16年振りにお茶の間に帰ってくるという嬉しい便りが届いた。
先月末、放送界によると、2004年に放送されたMBC『火の鳥』(脚本:イ・ユジン、演出:オ・ギョンフン)が朝の連続ドラマとして破格にリメイクされると報じた。
原作を執筆したイ・ユジン作家が朝のドラマの執筆も担当し、ドラマ『パンチ!運命の恋』、『ロビイスト』、『果てしない愛』などを演出したイ・ヒョンジクがメガホンを取る予定だ。
今年下半期の撮影を目標に、現在はキャスティング作業に取り掛かっているという。
ヒロインには女優ホン・スアが有力候補に上がっており、制作会社側はこれについて「前向きに検討中だ」と明らかにした。ホン・スア側も「出演については議論中」との立場を伝えている状況だ。

情熱的な恋愛劇に多くの涙を誘った『火の鳥』(画像出典:MBC)
『火の鳥』のリメイク版が関心を集める一番の理由は、朝ドラで型破りな変形を試みることだろう。
これまで映画や海外の原作ドラマがリメイクされ人気を博したケースは多いが、原作作家がリメイク版の執筆を引き受けたケースは異例のことだ。16年の時を経て、原作作家が自ら脚本を担当するとあって原作ファンの関心も続くものと見られる。
だがこれに対し、2004年の放送当時には斬新な設定と激しいストーリー展開に多くの絶賛が集まった『火の鳥』ではあるが、果たして2020年の現在、お茶の間を釘付けにしている数々のドラマと肩を並べられるのかという懸念する声も上がっているようだ。
しかし、新しく描かれる『火の鳥』は2020年に合わせてキャラクターや主要エピソードを変奏し、新鮮な楽しさを与えるものとされており、期待する声の方が勝っているようだ。

人気俳優らが集結したドラマ『火の鳥』(画像出典:MBC)
一方、『火の鳥』は、裕福な家庭に生まれた世間知らずな女性と苦学生が結婚をするも、女性の家族から屈辱的な罵倒を受けた末に離婚をしてしまう。その数年後、経済的状況が逆転した二人は再開を果たすのだが、変わってしまった環境、予想だにしなかった数々の出来事が待ち受けており‥、という、イ・ソジンや故イ・ウンジュ、エリック、チョン・ヘヨンらが描く情熱的なメロドラマだ。
放送当時、『火の鳥』は30%に迫る視聴率を記録し、高い人気を集めた。
破格的なドラマ展開はもちろん、「焦げた匂いがしませんか?私の心が燃えているからです」など社会現象となったエリックの名セリフ、さらに出演俳優に対する人気も高かっただけに、リメイク版のセリフ使いやキャスティングにも関心が集まっている。

主演を務めたイ・ソジンは日本でも絶大な人気を誇る(写真提供:©スポーツ韓国)
また、日本においても高い人気を博した本作は、イ・ソジンの知名度を広めた作品としても知られている。
さらにこんなエピソードも。
当時、日本の総理大臣であった鳩山首相の夫人、幸さんが韓国文化に深く傾倒しており、韓国ドラマにも興味を持たれていたという。その縁もあって、イ・ソジンとも深い親交を結んでいると話題を集めていた。
総理就任を2日後に控えた鳩山由紀夫氏の東京事務所にイ・ソジンが表敬訪問したり、イ・ソジンの母親が漬けた白菜キムチをプレゼントするなど、数々の微笑ましい交流をし、互いに親交を深めたという。
このように、当時、日韓において友好的な存在であったドラマ『火の鳥』。
16年振りに連続ドラマとして再誕生する本作が、再び国内外において熱狂的な支持を受け、原作ファンも満足できる作品に仕上がるのか、視聴者予備軍からの期待が最高潮に高まっている。
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