新作が続々と発表されている韓国ドラマ界。特に注目を集めているのが、TVING『ヨンダー(原題)』だ。監督や主演俳優の豪華さに加え、”科学”といった新たな試みを盛り込んだ新ジャンルとも取れる内容からのようだ。”期待しかない”新作として、早くも話題を集めている。
続々と新作が発表され、注目を浴びている韓国ドラマ界。
去る2日には、”期待しかない”新作ドラマ『ヨンダー(原題)』のキャスティングが発表され、韓ドラファンから高い関心が寄せられている。
『ヨンダー(原題)』は、2022年に放送予定の、TVINGオリジナルシリーズとして制作されるドラマで、亡くなった妻からメッセージを受けた男性が、彼女に会える未知の空間”ヨンダー”に招待されたことで起こるストーリーを描いている。
科学技術の進歩が作り出した世界”ヨンダー”に向き合った人々を通じて、”生と死”、”永遠の幸せとは何か”に対しての問いを投げかける作品だ。
このドラマで主演を務めるのが、実力派俳優であるシン・ハギュンとハン・ジミンだ。

韓国を代表する実力派俳優のシン・ハギュン(画像出典:HODU&Uエンターテインメント)
シン・ハギュンは、今年5月に開催された『第57回百想芸術大賞』で3冠に輝いたドラマ、JTBC『怪物』で主演を務め、没入感の高い演技を披露し、”男性最優秀演技賞”に輝いたベテラン俳優。
視聴者を魅了してやまない優れた演技力を持つ彼は、『ヨンダー』で、妻の死後、空虚な人生を送るサイエンスMの記者、ジェヒョン役を引き受けた。亡くなった妻から「会いに来て」というメッセージを受けて混乱する人物だ。
溢れんばかりの才能でオリジナルの演技世界観を築いてきたシン・ハギュンは、今回も本編の”人生”とあちら側の”ヨンダー”の間で葛藤するジェヒョンの複雑な内面を繊細に演じる予定だ。

日本の韓ドラファンにも多く愛される、ハン・ジミン(画像出典:ハン・ジミン公式Instagram)
一方、ハン・ジミンは、ジェヒョン(シン・ハギュン)の死んだ妻であり、”ヨンダー”に属する存在イフを演じる。安楽死を選ぶ直前に疑問の契約を結んだ彼女は、夫のジェヒョンを”ヨンダー”に導く。
これまで、MBC『イ・サン(2007)』やSBS『屋根部屋のプリンス(2012)』、tvN『知ってるワイフ(2018)』など、日本でも人気の高いドラマ作品に多く出演し、変化に富んだ演技で大衆から絶大な愛を受けているハン・ジミンが、今回の作品を通じて、再び魅力的な演技を披露する。
また、監督を務めるのは、映画監督のイ・ジュンイク。
イ・ジュンイク監督が選んだOTT進出作であり、初のドラマということでも期待が高まっている。
『王の男(2005)』、『空と風と星の詩人 尹東柱の生涯(2016)』、『茲山魚譜(2021)』などで韓国映画に一線を画した”時代劇の巨匠”であり、最も”韓国的なコンテンツを作る”クリエイターであるイ・ジュンイク監督が手掛ける未来とは、いったいどんな姿だろうか。彼が、2032年の近未来を背景に繰り広げる新しい世界観に、早くもファンからの期待が溢れている。
『ヨンダー』は、科学を駆使して作り上げた世界を舞台に描かれるとあって、ファンタジー要素のあるSFや仮想世界とはまた違った、より現実味のある世界観で描かれるものと見られている。

2021年公開予定のキム・テヨン監督『ワンダーランド』(画像出典:マネジメントSOOP公式HP)
ここで思い出されるのが、2021年に公開予定の映画『ワンダーランド』だ。
キム・テヨンが監督を務め、コン・ユやパク・ボゴム、スジ、チョン・ユミなど人気俳優らが出演することでも話題となった作品だ。
本作は、近未来の死後の世界を管理する仮想ワンダーランドを舞台に、事故で植物人間になった恋人を依頼した20代女性、この世を去った妻を依頼する40代男性など様々な人間の事情を切り取って描かれている。
どちらも、”亡き人に会える”というキーワードを持ち、最新技術や人工知能を使って、二度と会うことのない人と再会するといった内容が盛り込まれている。
これまであまり見られなかった世界観とあって、韓国コンテンツファンからは注目が集まっている作品だ。
期待と話題を集め続ける韓国の映画界やドラマ界。ここまで人々を魅了しているのは、常に新しい試みが旺盛に行われているのも理由ようだ。
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