チョン・ヘイン主演のNetflixオリジナルシリーズ『D.P.-脱走追跡官-』が、徴兵制度のある国々から高い関心を寄せられている。軍隊という特殊な組織、入隊後に待ち構えている想像を超えた生活など、生々しい描写があることから、各国で多くの共感を得ているようだ。

チョン・ヘイン主演のNetflixオリジナルシリーズ『D.P.-脱走追跡官-』が、世界中で反響を呼んでいる。

韓国メディア・朝鮮日報(www.chosun.com)は、「軍人の心は軍人が知っている? ドラマ『D.P.-脱走追跡官-』1位の国はすべて徴兵制」と題し、本作が徴兵制を実施している他の国でも話題になっていると報じた。

ドラマ『D.P.-脱走兵追跡官-』は世界中で多くの反響を呼んでいる

世界中で多くの反響を呼んでいる、ドラマ『D.P.-脱走兵追跡官-』(写真提供:©スポーツ韓国/画像出典:Netflix)

先月27日より世界配信となった本作が、韓国のほか、タイやベトナムでもNetflixの視聴ランキング1位を記録した。

また、『D.P.-脱走追跡官-』が公開された国のうち、徴兵制を実施しているシンガポール、カタール、アラブ首長国連邦でもトップ10にランクイン。2018年に徴兵制を廃止した台湾でも3位を記録している。

日本でも、人気の高い韓国俳優チョン・ヘインの新作だけに、韓ドラファンからは高い関心を寄せられており、ランキングの上位に登場した。

このランキングで興味深いのは、『D.P.-脱走追跡官-』が1位を占めたアジアの3カ国は、すべて徴兵制を行っているという点だ。

韓国の兵務庁が公開した資料によると、タイとベトナムの義務服務期間は2年だという。

タイは基本的に入隊志願制だが、志願者が十分でない地域に限って抽選式で徴兵している。

2009年にはボーイズグループ2PM(ツーピーエム)のメンバー、ニックンがくじ引きを通じて”軍隊免除”が決定し話題になった。

ベトナムでは18~27歳の間に入隊となる。女性も志願者によっては服務が可能だ。ただ、大学生や留学生、防衛産業体の勤務者などは、1カ月程度行われる軍事基本訓練で兵役を代替できるそうだ。

厳しい上下関係に基いた理不尽な出来事も見られる、独特な空気に包まれた軍隊

独特な空気に包まれた軍隊では、厳しい上下関係に基いた理不尽な出来事も起きるよう(画像出典:Netflix)

徴兵制を実施している様々な国でも話題になっている、『D.P.-脱走追跡官-』。

このドラマは、脱走兵を捕まえる*陸軍憲兵隊傘下の”軍務離脱逮捕組(D.P.)”の話を扱ったもので、軍内で起こる暴力や暴言など、パワハラや人権問題をリアルに描いた衝撃的な作品だ。

*陸軍憲兵隊:主に軍隊内部の秩序維持と交通整理を任務とする部隊。軍事警察とも呼ばれる。

一見、軍営から脱走した兵士を追跡して逮捕する、手に汗握るサスペンス・スリラー劇に見えるが、描かれているのは軍営内のいじめに耐えられず、鉄柵を越えてしまった哀れな兵士たちの物語だ。

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劇中には厳しい訓練シーンをはじめ、軍隊という特殊な空間で生じる上下関係、理不尽なパワハラ行為などが描かれている。

韓国では男性の視聴者を中心に、入隊中の出来事や辛い記憶が甦ってしまったとの反応も見られており、記憶が呼び起こされるような生々しい描写やストーリーが展開されているよう。

徴兵制に馴染みのない日本人にとっては、戦争に備えて強い兵士を養成する組織や入隊後の過酷な生活様式など、兵役という未知の世界を垣間見ることができる。

2021年下半期ドラマのトップバッターとして登場した『D.P.-脱走追跡官-』。あらゆる問題を真正面から斬りつけた本作は、各国の共感と関心を独り占めにしているようだ。


『D.P. -脱走兵追跡官-』予告編 – Netflix(動画出典:Youtube)



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