次世代若手俳優のチャン・ドンユンが出演することで注目を浴びた新ドラマ『朝鮮駆魔師』。しかし、初放送での描写に批判が殺到し、第2話をもって放送終了の危機となっている。前代未聞の事態に見舞われた理由とは。

注目の若手俳優、チャン・ドンユンが出演しているSBS新月火ドラマ『朝鮮駆魔師』が危機に面している。
第1話の放送内容について視聴者から批判が殺到し、”歴史歪曲”議論に包まれてしまった。これを受け、第2話をもって放送を終了する気配を見せており、前代未聞の事態に見舞われた。

視聴者が眉をひそめたのは『朝鮮駆魔師』の第1話に登場した、太宗(テジョン)イ・バンウォンがゴーストを見た後に無実の国民を虐殺するシーン、太宗の息子・忠寧大君(チョンニョンテグン)がカトリック神父を迎えに行くために旅立ち、その神父の通訳者からぞんざいな言葉を聞く姿、通訳者がチュンニョンに妓生(妓女)を呼び寄せる姿などだ。

また、妓生たちが韓服を着て、祝宴の膳に中国の伝統菓子である月餅を準備する姿、妓生屋のインテリアと歌、灯りの模様などが中国風という指摘も相次ぎ、ドラマの中の設定と内容が歴史歪曲という批判に直面している。

第2話を持って放送終了となってしまうのか、ドラマ『朝鮮駆魔師』

ドラマ『朝鮮駆魔師』は第2話を持って放送終了となってしまうのか(画像出典:SBS)

これに対し、料理コラムニストのファン・ギョイク氏は「ファンタジードラマなのに、なぜ歴史の話に?」と作品を擁護している。

ファン・ギョイク氏は自身のSNSを通じて、「韓国の時代劇ドラマは、いくつかの登場人物以外は完璧なファンタジーだ。『宮廷女官チャングムの誓い』に出てくる食べ物は朝鮮にあったと思いますか」という文章と共に「時代劇に月餠がどういう意味」というタイトルで『朝鮮駆魔師』の歴史歪曲論争を扱った記事を掲載した。

この投稿にネットユーザーらが興奮すると、この翌日、ファン・ギョイク氏は、「菊の桑が大騒ぎになった」とし「朝鮮の王がチャングムのような女官が料理した料理を食べながら『これがおいしい、あれがまずい』と品評をしたと思いますか? ファンタジーである面をファンタジーとして受け入れられないのであれば、何の歴史物語なのか」とドラマ『宮廷女官チャングムの誓い』に言及し、歴史歪曲論議に反論した。

続いて「朝鮮宮中料理無形文化財指定のための報告書に日本料理が載っている。『ファンタジードラマを見て興奮せず、でたらめな朝鮮宮中料理無形文化財でも正そう』と叫んでください」と締めくくっている。

このようにネットユーザーらの議論が過熱し、視聴者からの放映中止や国民請願まで出てしまった『朝鮮駆魔師』。この反応により、広告や制作支援企業は一斉に損切りし、韓服業者は協賛を中断するなど波紋が広がっている。
これを受け、制作会社とSBSは論争について謝罪し、「再整備のため来週の放送を中止する」と明らかにしたが、論争は収まらずにいる。

これほどまでの大きな議論となってしまった『朝鮮駆魔師』。どうやら、韓国の歴史について大衆が敏感になっているのが理由のようだ。

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