1992年生まれの俳優、ウ・ドファンとチャン・ギヨン。2人はそれぞれ『ザ・キング:永遠の君主』『Born Again』に出演しているが、不思議な共通点を持っていた。その内容とは?

1992年生まれの俳優、ウ・ドファンとチャン・ギヨンが活躍中だ。現在放送中のSBSドラマ『ザ・キング:永遠の君主』(以下、ザ・キング)にはウ・ドファンが、KBS 2TVドラマ『Born Again』にはチャン・ギヨンが出演し、視聴者とお茶の間で毎週顔を合わせている。

作品は違うが、過去に“話題の新人”の1人として名前が挙げられた2人が同時期にブラウン管で活躍し、注目を集めている。次世代期待の俳優である2人は、これまでどんな俳優活動を行ってきたのか。年齢だけでなく、意外な共通点がいくつかあったので紹介したい。

主要キャストとして出演したドラマが4本

キーイーストに所属しているウ・ドファンは、2016年KBS 2TV『ウチに住むオトコ』でデビュー。その後OCN『君を守りたい~SAVE ME~』(2017)、KBS 2TV『マッド・ドッグ』(2017)、MBC『偉大な誘惑者』(2018)、JTBC『私の国』(2019)などで主要キャストを務め、認知度を上げた。

大韓大国のチョ・ヨンに扮した姿

『ザ・キング』の合間のオフショット。(画像出典:ウ・ドファン Instagram)

対してモデル出身のチャン・ギヨンは、YGエンターテインメントに所属。tvN『カノジョは嘘を愛しすぎてる』(2017)で俳優デビューを果たし、KBS 2TV『ゴー・バック夫婦』(2017)、MBC『ここに来て抱きしめて』(2018)、OCN『KILL IT-キルイット』(2019)、tvN『検索ワードを入力してください:WWW』(2019)などで主役級の活躍を見せた。

まさにモデル体型

身長188㎝!まさにモデル体型のチャン・ギヨン。(画像出典:チャン・ギヨン Instagram)

それぞれがデビュー作を除いて4本の作品に出演し、いずれも主役か主役級のポジションであり、しかも地上波2本、ケーブル2本という点も同じだ。視聴率を合算しても、ウ・ドファンが23.1%(ニールセンコリア全国有料世帯基準、以下同じ)でチャン・ギヨンは20.2%と、ちょっと怖いくらい数字までも近い。

そしてデビュー作から現在の位置にたどりつくまでのスピードが早いのも、2人の特徴だ。

違う世界で一人二役を演じる

2人は同クールのドラマで、初めての一人二役に挑戦している。

ウ・ドファンは並行世界が題材の『ザ・キング』で助演を務めているが、主演にも劣らぬ比重で活躍している。大韓大国では皇室近衛隊隊長のチョ・ヨンに扮し、大韓民国では警察庁のクレーム処理部で、社会服務要員のチョ・ウンソプを演じている。似て非なる2つの世界を行き来して、一人二役を見事に演じ分けている。チョ・ヨンを演じる時は、皇帝イ・ゴン(イ・ミンホ)だけを見ている愚直さを見せ、チョ・ウンソプ役では無邪気で弱々しい魅力を発揮する。

本当に別人と思わせる演技力!

本当に別人と思わせる演技力!(画像出典:SBS)

チャン・ギヨンは、転生ファンタジードラマ『Born Again』で、過去と現在を飛び超えた。宿命を拒み、孤独で寂しいコン・ジチョルと、エリート医大生チョン・ジョンボムを同時に演じている。ジチョルはみすぼらしい姿、ジョンボムは清潔感のある姿と、まるで別人のように表現して見せた。ジチョルを演じる時には、勝負カツラ(?)をつけてキャラクターの暗く寂しい雰囲気を作りだしている。

見た目のギャップで違いを表現した

見た目だけでなく表情も別人のように。(画像出典:KBS、KBSドラマキャプチャー)

寂しい視聴率‥今後覆せる?

ウ・ドファン出演中の『ザ・キング』、チャン・ギヨン出演中の『Born Again』‥残念ながら、2作品の成績には物足りなさが残っている。

『ザ・キング』は豪華出演陣と、人気作家キム・ウンスクの組み合わせというだけで高い関心を集めたが、放送が始まると視聴率は下落の一途をたどった。劇中ロマンスと女性表現方法に対する批判に加えて、日本の建設物や軍艦類似性による和式議論、劇中の過剰な間接広告など、物語以外の部分で雑音が続いたからだ。

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『Born Again』も、視聴率では苦戦を強いられている。放送が開始されてから、2~3%台から抜け出せずにいる状態だ。その要因として、物語の中心となる三角ロマンスが「なぜ現在の時流につながっているのか」という理由が不十分なのではという声が上がっている。



いずれのドラマも序盤と中盤であるため、今後の推移を見守りたいところだ。

デビューしてからまだ5年に満たない2人が、これだけの共通点を持っているのも珍しい。演技力には折り紙付きなので、今後さらに多くの役柄を経験し、いつか“競演”する日が来るのを楽しみに待ってみたい。