ヒョンビン、チョ・インソンの名前を聞けば数多くの出演作を思い出せるだろう。どちらもブラウン管とスクリーンを行き来し、韓国芸能界の第一線で活躍する実力派俳優だ。この二人が歩んだスターダムへの道のりには不思議な共通点があるようだ。
時は違えど、他人と同じ人生を送るという意味を持つ’平行理論’。韓国にはこのような’不思議と重なる共通点’を持つ俳優がいる。
それは、日韓をはじめ全世界で飛ぶ鳥を落とす勢いの人気を見せるヒョンビンと、韓国ドラマの話題作に軒並み出演を果たしているチョ・インソンだ。
実力派俳優である彼らの活躍は日本でも見聞きされ、彼らの魅力と卓越した演技力に魅了されたファンは多く存在する。
この二人が経験したスターダムへの道のりには不思議な共通点がある。実力も人気もトップクラスの彼らに見える’平行理論’とは。
※ 平行理論:二人の運命が同じパターンで展開されるという理論で、元米大統領のエイブラハム·リンカーンとジョン·F·ケネディの平行理論が代表的な例。
人生の転機となったドラマ’ノンストップ’
韓国で青春シットコム(シチュエーション・コメディー)のジャンルを定着させたと言われるシチュエーション・コメディードラマ’ノンストップ’シリーズ。
大学生の男女が繰り広げる青春コメディーで、’韓国版フレンズ’と例えられる若者に人気のドラマだ。
また、人気スターへの登竜門と言われており、本番組に出演しスターへと登りつめた芸能人も数多く存在する。
名も無き脇役から主役へと転身
シーズンは違えど、このドラマシリーズに出演していたヒョンビンとチョ・インソン。
スターダムへの階段を上ったサクセスストーリーを見てみよう
チョ・インソン
まず、チョ・インソンが出演した’ニューノンストップ'(2000年7月~2002年5月)。
大学のキャンパスを舞台に、大学生たちの友情と恋愛、夢と希望を爽やかに描いた青春シチュエーション・ドラマだ。個性豊かなキャラクターたちが巻き起こす騒動をユニークな視点で描かれている。
本作でのチョ・インソンは体育学部でテコンドー専攻し、超イケメンなビジュアルと優しさや誠実さを兼ね備えた完璧なキャラクターで、編入生として番組の途中から脇役で出演している。
出演当初はキム・ヨンジュンとのブロマンス路線でギャグポイントとして登場するが、パク・キョンリムとのロマンスが始まった辺りから次第に尺も多くなり、チョ・インソンの人気もみるみるうちに高まった。
当時ほぼ無名に近かったチョ・インソンの出演、そして高まる人気をきっかけに、後続シリーズが制作されるまでの大ヒットドラマとなった。
本作をきっかけにブレイクを果たし、同年にドラマ’ピアノ’にキャスティングされ、一気にスターダムへと駆け上がった。
ヒョンビン
続いてヒョンビンが出演した’ノンストップ4′(2003年9月~2004年9月)。
廃部の危機にさられた軽音部を救うため、主人公チョンジン(神話)が部員を集めて結成された’ノンストップバンド’の青春ストーリーだ。
ヒョンビンも体育大学に通う3年生という役柄で登場する。
当時はこれといったセリフもなく’その他大勢’という存在感の薄いキャラクターで、ドラマの前半や中盤で友人役として1、2回ほど登場しただけだった。
だが、ヒョンビンのハンサムなビジュアルが視聴者の目に留まり、活躍の場を次第に広げていった。チョンジンの降板後にはバンドのリーダーとして、事実上の主人公にまでなっている。
義理を重んじる慎重な性格を持つキャラクターで、ハン・イェスルに片思いをされる役に扮し、二人の微笑ましいやりとりで絶大な人気を得た。
ハン・イェスルと同じく当時新人だったヒョンビンはこの役で注目されるようになった。
この翌年にはドラマ’私の名前はキム・サムスン’を通じて更なる人気を呼び、トップスターの仲間入りを果たしている。
今の彼らを見れば信じがたい事実だが、最初は端役として数回出演しコメディアンと変わらない扱いだった。その後じわじわと人気を集め、ストーリーでの比重が大きくなり、最終的には実質的な主人公になるほどの人気を博している。
ドラマ’ノンストップ’シリーズで’その他大勢’の’体育大学生役’を通じて、一躍トップスターとなった二人の俳優。
彼らのスターダムへの階段はこのような多くの共通点を持ち、見事アウトサイダーからインサイダーへと変貌を遂げている。
彫刻のようなハンサムなビジュアルに、人々を魅了する演技力を持つ彼らの不思議な’平行理論’は、共に成すべくして成されたものだと思えてならない。
ヒョンビン
韓国の人気俳優ヒョンビン(ハングル 현빈)。1982年9月25日生まれ。
2003年にKBSのテレビドラマ『ボディガード』(2003)でデビュー。
2005年にMBCドラマ『私の名前はキム・サムスン』(2005)で大ブレイク。韓流スターとして、韓国や日本、中国をはじめアジア全域で人気を博している。
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