• 『私の名前はキム・サムスン』(MBC/2005)で、ヒョンビンのお見合い相手役に扮したオ・ソウンが5月20日、KBS2バラエティー『家事をする男たち2』に出演した。
  • 同番組では、本作以降演技活動をストップしていた内情について語っている。
  • 愛する男性のために夢とキャリアを諦めるという思い切った選択をした、彼女のエピソードをご紹介。
オ・ソウンは、『私の名前はキム・サムスン』(MBC/2005)で、ヒョンビンのお見合い相手として登場していた

『私の名前はキム・サムスン』(MBC/2005)で、ヒョンビンのお見合い相手として登場していたオ・ソウン(画像出典:KBS2『家事をする男たち2』映像キャプチャー)

オ・ソウンが5月20日、KBS2バラエティー『家事をする男たち2』に出演し、女優としてキャリアストップしている内情について明かした。

覚えているだろうか、彼女といえば『私の名前はキム・サムスン』(MBC/2005)で、ヒョンビン扮するジノンのお見合い相手として登場していた人物だ。

1995年に役者デビューして以降、本作を含め主にドラマ界で活動を繰り広げ、「演技をしている時が一番幸せ」だと感じていたという。

しかし同作を最後に役者としての活動をしていない。夫ヒョン・ジニョンをサポートするため、キャリアストップせざるを得なかったのだとか。

ヒョン・ジニョンといえば、韓国の大手芸能事務所SMエンターテインメントの第1号歌手として有名。

楽曲が各音楽番組で連続チャートインするなど大ヒットを記録し、1990年代から2000年代序盤にかけて絶大なる支持を得たスターだ。

ヒョン・ジニョンは、韓国の大手芸能事務所SMエンターテインメントの第1号歌手として、高い支持を得た

韓国の大手芸能事務所SMエンターテインメントの第1号歌手として、大ヒットをとばし高い支持を得たヒョン・ジニョン(画像出典:ヒョン・ジニョンInstagram)

ところが当時、パニック障害とうつ病を患っており2004年に治療に専念することを公に発表、精神病棟に入院することに。約3カ月間病院生活を送ったそうだ。それを勧めたのがオ・ソウンだったという。

2020年、tbsFMラジオ『こんな真夜中にチュ・ジヌです(아닌 밤중에 주진우입니다)』で、ヒョン・ジニョン本人が、オ・ソウンに強制的に入院させられたと語っている。

1993年に覚せい剤使用で拘束・立件、さらに翌年も再び使用して拘束された過去があるため、瞬間的な誘惑に負けてしまうのを懸念してのことだったのだとか。

2人は2000年に出会い2011年に籍を入れているため、オ・ソウンは交際時からヒョン・ジニョンに寄り添い、自身の夢を一旦置いてまで彼を支えていたことになる。

これについて彼女は『家事をする男たち2』で、「夫をサポートしていないと自分が不安だった。私がある程度支えてあげて落ち着いたらその時に演技活動をしようと思い、それに15年かかった」と説明した。

するとこれを聞いていた進行役のシン・ハウンはそんな彼女を不憫に思ったようで、「そうだとしても、あまりにもソウンさんは多くの時間をサポートに費やした」と発言。

ところが当の本人は気持ちの整理がついているようで、「演技でなくても、主婦モデルやホームショッピングの仕事も多いし、一つずつしっかりやっていければと思っている」と今後の目標を語った。

オ・ソウンは、『家事をする男たち2』に出演した

『家事をする男たち2』に出演したオ・ソウン(画像出典:KBS2『家事をする男たち2』映像キャプチャー)

直面した問題にどう対応していくのか、選択肢はいくつかあったはず。しかし大切に育ててきた自分の夢やキャリアをすっぱりと諦め、ヒョン・ジニョンを最優先したオ・ソウン。

様々な生き方があるが、彼女のような人生を選ぶ人はどれぐらいいるのだろうか。

同番組に出演するなど、芸能活動を再スタートしはじめようとしている様子の彼女。第2の人生では主人公となり、華やかな活動を繰り広げる姿が期待される。

西谷瀬里

韓国ドラマが大好きな西谷です。現在はK-POP関連の記事を主に投稿しておりますが、韓ドラの魅力や、俳優&女優さんの活躍も随時紹介していきたいと思います。あらゆる年代の読者の方に、楽しんでいただける記事が届けられたらなという思いです。

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