- 近年、韓国女優の活躍は目を見張るものがあり、特にドラマ界では男性俳優を凌ぐ勢いだ。
- 最近話題となったNetflix『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』シリーズも、ソン・ヘギョを筆頭に女性陣が脚光を浴び、今後の活動に期待が寄せられている。
- そこで本記事では、今後の韓ドラ界を盛り上げることが予想されるコ・ミンシやノ・ユンソなど新鋭女優を9人ご紹介。

目覚ましい活躍をみせている韓国女優の1人ソン・ヘギョ(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
近年、韓国のドラマ界は女優が目覚ましい活躍を見せている。
今年放送の作品ラインナップを見てもそれは歴然。
長らくイケメン俳優が安住していた主演というポストに、美貌と高い演技力を兼ね備えた女優の活躍のが目立つ。いわば、“女高男低”(造語)といった雰囲気だ。
その好例が、2023年上半期に最も話題となったドラマといえるNetflix『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』シーズン2。
これまで男性俳優とW主演であることが多かったソン・ヘギョが、事実上ワントップで主人公を務めた。
しかも主要キャラクターを演じ特に熱い視線を浴びたのもほぼ女性陣。複数のメディアが活躍を取り上げて次期作を紹介するなど、今後の活動がさらに期待される役者として報じた。
少し前までは俳優が話題性や視聴率の鍵を握っていたが、今後そのポジションに取って代わるのは女優ではないかとみられている。
そこで本記事ではそんな新たな局面を迎えようとしている韓ドラ界で、作品の人気を先頭に立って牽引し、数字を握ることになるかもしれない“満開寸前”の新鋭女優を9名ご紹介。
韓国ドラマの未来がこの先も明るいことを予感させるラインナップだ。
シン・シア
シン・シア(24)は、2018年に韓国で公開され大ヒットしたバイオレンスアクション映画『THE WITCH/魔女』のシーズン2、『THE WITCH/魔女 -増殖-』(2022)で、世間に名を知らせた女優。

シン・シア(画像出典:シン・シア公式Instagram)
2018年にドラマデビューし翌年短編映画に出演、演技経験が少ない中1408:1という高倍率のオーディションを勝ち抜いて人気シリーズ第2弾の主役の座を得た。期待の新人として期待されている。
チョ・イヒョン
昨年のヒット作Netflix(ネットフリックス)『今、私たちの学校は…』で、ゾンビウイルスの免疫を持ち、学級委員長役として登場していたチョ・イヒョン(23)。

チョ・イヒョン(画像出典:チョ・イヒョン公式Instagram)
2017年に『僕たちの復讐ノート』(邦題/oksusu)でデビューして以降、順調に演技経験を積み、『私の国』(JTBC/2019)では、時代劇初挑戦にもかかわらず安定的な演技を披露したとして、“モンスター級新人”として注目を浴びている。
ノ・ジョンイ
ノ・ジョンイ(21)は、キム・ダミ&チェ・ウシク主演の『その年、私たちは』(SBS/2021)で、トップアイドルのエンジェイ役を熱演、『2021年 SBS演技大賞』で新人演技賞を受賞した女優。
子役出身で『ピノキオ』(SBS/2014)では、パク・シネの子ども時代を担当していた。

ノ・ジョンイ(画像出典:ノ・ジョンイ公式Instagram)
そして『ドラマステージ2020 みんなそこにいる』(tvN/2020)で主役を演じて以降、主演を務めるようになり、中でも『18アゲイン』(JTBC/2020)で披露したアクションと感情の演技は高い評価を受けて、今後の活躍が期待されている。
イ・ユミ
イ・ユミ(28)は、『イカゲーム』(Netflix/2021)での好演により、『エミー賞』で女優ゲスト賞を受賞、一躍世界にその名を知らしめることになった女優。子役からスタートし徐々に演技力を磨いてきたタイプだ。

イ・ユミ(画像出典:イ・ユミ公式Instagram)
どちらかといえばドラマには脇役で登場することが多いが、一部からは出演シーンの長さに関わらず圧倒的な存在感を放つ役者だと評価されており、前出の『イカゲーム』をはじめ、『今、私たちの学校は』など、度々実力の高さが注目されている。
パク・ジフ
昨年『シスターズ』(tvN/2022)に出演し、三姉妹の末っ子役で熱演を披露したパク・ジフ(19)。

パク・ジフ(画像出典:パク・ジフ公式Instagram)
小学5年生の時に街でスカウトされたのをきっかけに芸能界入りし、デビューして3年後に出演した映画『はちどり』(2019)では主役に抜擢。各映画祭で賞を受賞して演技力の高さを立証した。
その後『今、私たちの学校は』でも活躍、インスタグラムのフォロワー数が爆発的に上昇するなど、世間から大きな関心が寄せられている女優だ。
キム・ミンハ
『PACHINKO パチンコ』(Apple TV+/2022)で主役を務め、本国のみならず世界中に名を知らせた女優キム・ミンハ(27)。

キム・ミンハ(画像出典:SARAMエンターテインメント)
韓流スター、イ・ミンホやベテラン大物女優ユン・ヨジョンの熱演が光る中、特に熱い視線を向けられたのが彼女だ。
吸引力のある彼女の演技に海外メディアは絶賛の嵐、シーズン2でも引き続き視聴者を楽しませることが期待されている。
コ・ユンジョン
『彼はサイコメトラー』(tvN/2019)で女優デビューしたコ・ユンジョン(26)は、翌年に『保健教師アン・ウニョン』(Netflix)で実績を積み、同年『Sweet Home -俺と世界の絶望-』(Netflix)で老人をケアする医療従事者役を演じて世間に知られるように。

コ・ユンジョン(画像出典:MAA)
『ロースクール』(JTBC/2021)では、交際相手からの暴力に苦しんでいる法学生役が好評を得て、昨年『還魂:光と影』(tvN)のシーズン2で大活躍。
初の時代劇で初めて主演を務め、イ・ジェウクと共に高視聴率を叩き出すなど、デビュー以降短期間で急速な成長を遂げている女優だ。
コ・ミンシ
コ・ミンシ(28)は、2016年に短編映画でスクリーンデビューし、『THE WITCH/魔女』で主演キム・ダミの親友役として世間に顔が知られるようになった女優。

コ・ミンシ (画像出典:コ・ミンシ公式Instagram)
以降、映画界とドラマ界を行き来しながらキャリアを積み、話題作に多く携わりながら『Sweet Home -俺と世界の絶望-』では、負傷によりバレリーナの夢を諦めた役柄を担当。様々なキャラクターが登場する中、負けない存在感を発揮した。
そして『五月の青春』(KBS/2021)ではメロドラマのヒロインに扮し、『2021年 KBS演技大賞』ではミニシリーズ部門の優秀賞を手に。相手役のイ・ドヒョンとともにカップル賞も受賞している。
ノ・ユンソ
ノ・ユンソ(23)は『私たちのブルース』(tvN/2022)で、ドラマデビューとともに一躍名を知らせた新人女優。

ノ・ユンソ(画像出典:MAA)
イ・ビョンホンやシン・ミナなど錚錚たる役者陣の中に埋もれない存在感を放ち、高校生で妊娠するという難しい役にもかかわらず、複雑な心情を見事に描き出して視聴者から好評を得た。
また今年出演した『イルタ・スキャンダル〜恋は特訓コースで〜』(tvN/2023)では、フレッシュかつキュートな魅力で視聴者から愛され、深みのある演技は物語をより一層盛り上げていた。
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