• キム・ゴウン主演の新作映画『英雄』が、映画ファンから熱い支持を受けている。
  • そんな中注目を浴びているのが、演技力の幅広さで知られるキム・ゴウンだ。
  • 韓国芸能界において“最大の発見”と言われる彼女が、これまで演じたキャラクターの数々をご紹介。

キム・ゴウンが主演を務めた新作映画『英雄』が累積観客数320万人を突破、映画ファンから熱い支持を受けています。

注目を浴びるキム・ゴウン

そんな中、注目を浴びているのがキム・ゴウンの熱演ぶりです。

キム・ゴウンは、映画『英雄』での熱演が注目を浴びている

映画『英雄』での熱演が注目を浴びているキム・ゴウン(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

彼女が演じたのは、独立軍の情報員役。ハルビンで伊藤博文を暗殺し、日本で死刑判決を受けた安重根義士が死を迎える瞬間までの1年を描いた作品で、身分を隠して任務を遂行しなければならないキャラクターの複雑な心理を繊細に表現していると話題です。

キム・ゴウンは、キャラクターの複雑な心理を繊細に表現していると話題

キャラクターの複雑な心理を繊細に表現していると話題のキム・ゴウン (画像出典:CJ ENM)

昨年は『シスターズ(tvN)』で、なんとか裕福になり家族を救おうとする3姉妹の長女役を演じましたが、『英雄』では全く異なる役柄に挑戦。演技者としての幅の広さを立証しました。

韓国芸能界における“最大の発見”

それもそのはずキム・ゴウンといえば、監督が思い描いた人物像を具現化できる役者と言われており、まるでその姿は真っ白なスケッチブック。

無邪気な笑顔から恐ろしい殺気を感じさせる役まで、作品ごとに登場人物になりきってきました。

また、目鼻立ちがはっきりとしているなど典型的な“美人女優顔”ではないものの、見れば見るほどなぜか人を惹きつけてやまない特徴を持つ彼女。

一般的に役者はビジュアルの持つイメージが配役と密接に関係しており、似たような役のオファーが長く続く傾向にあるのですが、彼女の場合、固定した役に縛られることなく担当したキャラクターを毎回魅力的に見せるパワーが。

そんな卓越した演技力に、どんな役柄にも変身可能なルックスまで持っているキム・ゴウン。彼女を見つけ出したのは韓国芸能界における“最大の発見”との声が上がっているほどです。

キム・ゴウンが演じたキャラクターたち

事実彼女は、これまで実に様々なキャラクターを演じ好評を得てきました。

中でも有名なのが女優人生における転機となった映画『ウンギョ 青い蜜 (2012)』と『トッケビ~君がくれた愛しい日々~(邦題/2016/以下、トッケビ)』。

前者では少女と女性が入り交じり、かわいさの中にも妖艶さを表現して韓国芸能界における期待の星に。

映画『ウンギョ 青い蜜 (2012))』

映画『ウンギョ 青い蜜 (2012)』(画像出典:『ウンギョ 青い蜜 』twitter映像キャプチャー)

後者では幽霊が見えるという特殊な能力を持ち、年上の男性に想いを寄せる明るくキュートな女子高生を愛嬌たっぷりに演じて一躍スター女優に踊り出ました。

『トッケビ~君がくれた愛しい日々~(邦題/2016)』

『トッケビ~君がくれた愛しい日々~(邦題/2016)』(画像出典:『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』映像キャプチャー)

そうかと思えば、『その怪物 (邦題/2014)』と『メモリーズ 追憶の剣 (2015)』では、見事なまでのアクションを披露し、屈強な男性に全力で向かっていく強い内面を持った女性役で観客を魅了。

『その怪物 (邦題/2014)』

『その怪物 (邦題/2014)』(画像出典:『その怪物 』スチールカット)

また、映画『コインロッカーの女 (邦題/2015)』では、コインロッカーに捨てられていたところ、中国系裏組織に拾われ借金取りとして生きる孤児を。

映画『君が描く光/ケチュンばあちゃん (2015)』では、祖母と仲良く暮らしていたもののある日突然失踪する孫娘役を演じ、それぞれ共演した大物女優キム・ヘスとユン・ヨジョンに引けを取らない演技を披露しました。

映画『コインロッカーの女 (邦題/2015)』

映画『コインロッカーの女 (邦題/2015)』(画像出典:Pollux Pictures)

そんな彼女は前出の『トッケビ』を含め、ロマンスものもお手の物。

ドラマデビュー作『恋はチーズ・イン・ザ・トラップ (邦題/2016)』では、恋愛に悩む平凡な女子大生役を自然な演技で親近感たっぷりに演じて視聴者の共感を得ています。

『恋はチーズ・イン・ザ・トラップ (邦題/2016)』

『恋はチーズ・イン・ザ・トラップ (邦題/2016)』(画像出典:tvN『恋はチーズ・イン・ザ・トラップ 』映像キャプチャー)

他にも、別世界からやってきた皇帝に恋をする正義感の強い刑事に扮した『ザ・キング: 永遠の君主 (2020)』や、大失恋後に恋から遠ざかり仕事に没頭するアラサー女子を見事に描き出した『ユミの細胞』シーズン1とシーズン2も有名です。

『ユミの細胞』

『ユミの細胞』(画像出典:TVING)

こうして作品ごとに異なるキャラクターを描き出してきたキム・ゴウン。果たして次はどのような役で、見る者を楽しませてくれるのでしょうか。

女優として無限の可能性を秘めた彼女だけに全く予想がつきません。

西谷瀬里

韓国ドラマが大好きな西谷です。現在はK-POP関連の記事を主に投稿しておりますが、韓ドラの魅力や、俳優&女優さんの活躍も随時紹介していきたいと思います。あらゆる年代の読者の方に、楽しんでいただける記事が届けられたらなという思いです。

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