• キム・シンロクが、JTBCドラマ『財閥家の末息子』で財閥の令嬢役を務め、ひときわ存在感を放っている。
  • そんな彼女は過去に、恵まれない家庭のシングルマザーに扮し、鳥肌の立つような演技を披露した。
  • 振り幅の大きい役を、それぞれ見事にこなしたエピソードを紹介する。

JTBCドラマ『財閥家の末息子』で、キム・シンロクが存在感を発揮しています。

キム・シンロクは女優

女優キム・シンロク(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

彼女が演じているのは、財閥スンヤングループの創業者チン・ヤンチョル(イ・ソンミン扮)の令嬢、チン・ファヨン役。

キム・シンロクは、『財閥家の末息子』でチン・ファヨン役を演じている

『財閥家の末息子』でチン・ファヨン役を演じているキム・シンロク(画像出典:raemongraein財閥家の末息子文化産業専門会社)

序盤は、権力を持ち気が強く、怖いものなしといった財閥家の女性を見事に描き出し、物語が進むにつれ弱さや情けない表情を見せるように。

しまいには父親の前で土下座するシーンまで登場するのですが、キャラクターの感情の変化を繊細な演技で表現。

そうそうたる役者陣が出演する作品であるため、当初はそこまで注目視されていた女優ではなかったのですが、好演により熱い視線を浴びることに。彼女の熱演は、視聴率にも一役買っていると言われています。

キム・シンロクは、『財閥家の末息子』で好演を繰り広げている

『財閥家の末息子』で好演を繰り広げるキム・シンロク(画像出典:『財閥家の末息子』映像キャプチャー)

そんな強い女性像を演じたキム・シンロク。過去には、本作とは真逆の役で視聴者に強い印象を残したことがあるのをご存じでしょうか。

それは、ユ・アイン主演のNetflix(ネットフリックス)オリジナルシリーズ『地獄が呼んでいる(邦題)』に出演した時のこと。

『地獄が呼んでいる(邦題)』

『地獄が呼んでいる(邦題)』(画像出典:韓国Netflix)

突如登場した地獄の使者たちに、地獄行きの宣告を受けるというストーリーで、恵まれない家庭のシングルマザー、パク・チョンジャを演じました。

幼い息子と娘の前で、地獄へ行くよう言い渡される母で罪人役を務めた彼女は、鳥肌の立つような衝撃的なヒロインを熱演。見る者に鮮烈な印象を残し、本作で最も存在感を放っていたと行っても過言ではないほどでした。

キム・シンロクは、恵まれない家庭のシングルマザー、パク・チョンジャを演じた

恵まれない家庭のシングルマザー、パク・チョンジャを演じたキム・シンロク(画像出典:Netflix予告編)

その結果、ドラマの興行に貢献するとともに、役者としての知名度を高めたと言われています。

事実彼女は本作での演技が称えられ、『第58回 百想(ペクサン)芸術大賞』と『第1回青龍シリーズアワード』で女優助演賞を、その他2つの授賞式でも賞を手にしています。

しかも、受賞した役者はキム・シンロク1名のみ。『地獄が呼んでいる』で、彼女がどれほど活躍したのか伝わってくる結果となりました。

こうして財閥家の令嬢から、裕福でない家庭のシングルマザーまで、全く異なるキャラクターを演じきった“千の顔を持つ”キム・シンロク。

実は彼女には、演技以外の面でもう1つの顔があるのをご存じでしょうか。それは、韓国のトップ大学である名門ソウル大学出身という点です。

役者としては異色の経歴を持ち、それに加え演技力の高さまで評価されているキム・シンロク。

多彩な魅力を持っているだけに、彼女の今後からますます目が離せません。

西谷瀬里

韓国ドラマが大好きな西谷です。現在はK-POP関連の記事を主に投稿しておりますが、韓ドラの魅力や、俳優&女優さんの活躍も随時紹介していきたいと思います。あらゆる年代の読者の方に、楽しんでいただける記事が届けられたらなという思いです。

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