しかし、この画像に対し、あるネットユーザーが「梨泰院の道の真ん中で、タバコを吸いながら歩くことは注意して下さい‥」というコメントを投稿。

ピョン・ジョンスのインスタグラムに投稿されたコメントであるものの、これを見たユ・チェウォンは該当コメントに返信。

彼女は「私の母親が載せた画像にコメントをするより、私に直接言ってください」と言葉を残し、不快感を間接的に表わしてた。

ピョン・ジョンスの長女、ユ・チェウォンはモデルとして活躍中だ(画像出典：ピョン・ジョンス公式Instagram)

また、ユ・チェウォンは自身のインスタグラムのストーリーに該当コメントのキャプチャー画像を掲載。

ここに「どんな母親でも娘に対することは同じ気持ちでしょうが、母親が娘を自慢する投稿にこのような誤解を招くようなコメントを残す時、どんな感情でされているのでしょうか‥ 私も傷つくし、思ったより弱い人です」とし、「私に不満があれば、私に直接言ってください」とのコメントも残していた。

常識を欠いたコメントに対し、不快感や心情をはっきりと述べたユ・チェウォン。しっかりとした意見を述べるのは、これまでドラマ界で活躍していた母親の姿を見ていたからかもしれない。

ピョン・ジョンスは、1995年から活動してきたモデル出身芸能人として、芸能番組によく顔を覗かせていた。演技力が優れていたこともあり、現在は俳優として第一線で活躍を見せている。

声がとてもハスキーなことや、モデルらしい高い身長とビジュアルがシナジー効果を起こし、主に引き受けるキャラクターは財閥マダムや悪女のような”ラスボス”系が多い。また、男性主人公の気まぐれなお姉さん役にも特化している。

2014年に放送されたMBC『伝説の魔女』では、この2つを組み合わせたような”不器用な悪女”役で人気を集めた。

愛娘に対し、溢れる愛情を表現したピョン・ジョンス(画像出典：ピョン・ジョンス公式Instagram)

ピョン・ジョンスのフィルモグラフィーの始まりは、2002年のMBC『危機の男』から。

本作は不倫をテーマに繰り広げられる男女の愛憎劇で、ピョン・ジョンスは劇中、ヒロインに惹かれていく夫を持つユン・ナミ役を熱演した。

その後、30代独身キャリアウーマンの現実的なエピソードを描き、高視聴率を記録したMBC『結婚したい女(2004)』、夫婦間の性的な問題や自分探しをコミカルに描いたSBS『妻の反乱(2004)』などに出演し、視聴者を魅了。

また、日本のドラマを韓国リメイクしたMBC『女王の教室(2013)』では生徒の母で財閥家出身の役を、2019年にはJTBC『検事内伝』で刑事2部長の前妻でバレリーナ役など、あらゆるキャラクターを演じてきた。

最近では、チャンネルAで放送されたロマンチックコメディー『タッチ(2020)』や、tvN『メランコリア(2021)』に出演。ストーリーのスパイスとなる演技を披露し、お茶の間を楽しませている。

20年に渡り、女優として大衆に愛され続けているピョン・ジョンス。これほど長く活躍を見せる存在とあってか、ファンの中には娘に対しても注目してしまう人もいたようだ。

(投稿：星野沙)

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