最終回を迎えたにもかかわらず、いまだ国内外で根強い人気を見せる、SBS(Netflix)『社内お見合い』。この劇中、ヒロインの母親役を演じた女優チョン・ヨンジュに対し、海外からの注目が集まっているという。彼女の過去に触れた海外ファンは驚きを隠せなかったそうだ。気になる、その過去とは。

視聴者からの感謝に包まれながら、最終回を迎えたSBS(Netflix)『社内お見合い』。

SBS(Netflix)『社内お見合い』は現在も高い人気を誇る

現在もなお高い人気を誇る、SBS(Netflix)『社内お見合い』(画像出典：SBS)

放送終了後もNetflix(ネットフリックス)で配信されていることから、日本をはじめ海外ファンの間では、その人気は冷めていないようだ。

実際、日本では、Netflixデイリーランキングで1位(4/12現在)に輝いており、根強い人気を見せている。

そのためか、海外のドラマファンの間では主演俳優だけでなく、バイプレーヤーたちにも注目が集まっているという。

特に話題となっているのは、キム・セジョン扮するヒロイン、シン・ハリの母親役に扮した、女優のチョン・ヨンジュだ。

彼女は劇中、口よりも拳が先走ってしまう気の強いお母さん、ハン・ミモ役として登場。彫りの深いビジュアルにグラマラスなスタイルと、異国情緒漂うビジュアルでありながらもコミカルさが目立つという、ギャップが魅力のキャラクターを演じた。

女優のチョン・ヨンジュは海外のドラマファンから注目された

海外のドラマファンから注目されたのは、女優のチョン・ヨンジュ(写真提供：ⓒ TOPSTAR NEWS)

インパクトのあるキャラクターも手伝ってか、海外のオンラインコミュニティーでは”女優チョン・ヨンジュの過去”にスポットが当てられているという。

舞台俳優として演技生活をスタートさせたチョン・ヨンジュは、デビュー27年目を迎えたミュージカル俳優。その界隈では知らぬ人がいないであろう実力者として、様々な名作に出演している。

様々な魅力で韓国ドラマの視聴者を魅了しているチョン・ヨンジュ

様々な魅力で韓国ドラマの視聴者を魅了しているチョン・ヨンジュ（画像出典：チョン・ヨンジュ インスタグラム）

ドラマの主演作はないものの、日本でもリメイクされたtvNドラマ『シグナル(2016)』をはじめ、tvN『甘くない女たち～付岩洞＜プアムドン＞の復讐者～(2017)』、『マイ・ディア・ミスター(2018)』、SBS『熱血司祭(2019)』、MBC『コンデインターン(2020)』、tvN『ヴィンチェンツォ(2021)』、SBS『ペントハウス3』など、多くのヒットドラマにバイプレーヤーとして出演している個性派俳優だ。

SBS『ペントハウス3』チョン・ヨンジュ（画像出典：SBSドラマ）

ドラマで演じる個性的なキャラクターに驚かされるものの、何よりも海外ファンを驚かせたのは、彼女の並外れたファッションセンス。その中でも伝説となったのが、2014年に行われたミュージカルの制作発表会での出で立ちだ。

当時、チョン・ヨンジュは坊主頭のヘアスタイルに、胸の部分が深く開いた黒いドレスを着て強烈なフォースを発散。インパクトのあるビジュアルからか、韓国のオンラインコミュニティーでは、「この人は女？ 男？」「胸のデカい兄さん」「UDT(海軍特殊部隊)に入隊しろ！」というコメントが寄せられたほど。

過去に破格的なファッションを披露していたチョン・ヨンジュ

チョン・ヨンジュは過去、破格的なファッションを披露していた(写真提供：©TOPSTAR NEWS)

このエピソードに触れた海外ファンは、『社内お見合い』で見せた、温かくてはつらつとしたイメージとは全く違う雰囲気に驚きを示したという。

チョン・ヨンジュは、個性的なビジュアルを活かし、ドラマの中で多様なキャラクターを演じる女優として有名だ。あらゆる役をこなすことから、”カメレオン俳優”と称されている。
しかし、年を重ねるにつれ、”誰々の母親役”などの平凡な配役がだんだん増えているという。本人もこれについては悩みを見せているそうだ。

とは言え、『社内お見合い』で披露したキャラクターも、視聴者の心に心地よく残るインパクト大の母親であった。彼女自身は”平凡”と思うかもしれないが、どのようなキャラクターを演じても、チョン・ヨンジュというカリスマ性は発揮されているように思う。


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