JTBC『ただ愛する仲(2017)』『先輩、その口紅塗らないで(2021)』などの話題作に多数出演し、かわいらしいルックスと安定した実力で注目を集めている女優のウォン・ジナ。現在、Netflixオリジナルシリーズ『地獄が呼んでいる』に出演しており、ますます知名度を上げている彼女の経歴や魅力に迫る。

11月19日に世界一斉配信となった、Netflix(ネットフリックス)オリジナルシリーズ『地獄が呼んでいる(邦題)』が話題だ。

ユ・アイン、キム・ヒョンジュらと並ぶウォン・ジナ(左から3番目)

ユ・アイン、キム・ヒョンジュらと並ぶウォン・ジナ(左から3番目)(画像出典:ウォン・ジナ 公式Instagram)

『イカゲーム』旋風の後を追うように世界の視聴者が注目しており、ワールドランキング1位という記録まで見せた。この大きな話題を呼んでいる作品に、ウォン・ジナという一人の女優が出演している。

彼女は2015年に短編映画でデビューしているのだが、この当時で24歳と最近では遅咲きだ。

その2年後となる2017年、競争率120倍のオーディションで見事に勝ち抜いた”シンデレラガール”として、JTBC『ただ愛する仲(2017)』の主演に抜擢され、一気に知名度を上げることに。

わずか2年で初出演ドラマ、しかも初主演の座を射止めたのだ。

そんな彼女は最近、韓国で”国民の初恋”と称されるという。華々しいドラマデビューを飾った、ウォン・ジナの経歴や魅力に迫ってみたい。

華々しいデビューの裏に‥

映画『鋼鉄の雨』ではで北朝鮮の少女リョ・ミンギョン役として印象を残した

映画『鋼鉄の雨』では、北朝鮮の少女リョ・ミンギョン役として印象を残す。(画像出典:cine21 公式Facebook)

ウォン・ジナは、中学生の頃から女優になりたいという夢を抱いていたという。しかし大学入試で演劇映画科の試験に落ち、夢を諦めて保険会社へ就職する。

しかし夢を諦めきれず、母の後押しもあってソウルに上京。百貨店や映画館、コンビニエンスストア、コーヒーショップなど、あらゆるアルバイトをしながらオーディション生活を送ることに。

そして2015年、短編映画『キャッチボール』のオーディションに合格し、晴れて映画デビュー。これをきっかけに、商業映画のオーディションを受ける切符を手にする。

その後、『ただ愛する仲』で主演に抜擢された彼女は、スター街道を駆け上がることとなる。

『ただ愛する仲』の演出を務めたキム・ジウォンプロデューサーの要望で、ヒロインは元々新人にする予定ではあったのだが、大抵の主演女優は、その多くが大学で演技を専攻した後、いくつかの作品で端役として経験を積んだり、芸能人として知名度を上げてから、主演女優としてオファーされるケースが多い。

そのため、新人かつ演技の勉強をしたことのない彼女が選ばれたケースは、非常に珍しいと言われている。

オーディションに落ち続けても、諦めずに苦境に立ち向かった姿勢と確かな実力が実を結んだ結果、シンデレラガールとして、華々しいデビューを飾るまでに至ったのだ。

ウォン・ジナは多趣味!?

童顔女優を代表する一人、ウォン・ジナ

シンデレラガール、ウォン・ジナは童顔女優を代表する一人だ。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

ウォン・ジナは、多趣味なことでも知られている。

彼女のインスタグラムでは、絵を描く様子や、山登りやキャンプを楽しむ様子などが見られる。

また特技は運動で、キックボクシングや総合格闘技を長い間習っていたという。

さらに、ネットカフェに行くのも好きで、休日にはゲームやパズルに何時間も没頭し、「流行りのゲームは全てやった」と豪語するほど、ゲームマニアな一面も持っている。

様々なことにアクティブに挑戦し続け、大胆な役から繊細な役まで、幅広く演じ分けられるのが、ウォン・ジナの魅力の1つである。

共演者が口々に性格が良いという程、明るくて気さくな性格と言われている。

かと思えば、高い倍率から初主演を勝ち取るほどの実力と度胸のある、芯の通ったしっかりした女性像も見ることができる。

いろいろな顔を持ったウォン・ジナの、今後の活躍が楽しみだ。

ウォン・ジナの公式Instagramを見る(外部リンク)







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