ドラマ『ホテルデルーナ』『夫婦の世界』など、様々な韓国ドラマでバイプレーヤーとして活躍している中堅の女優ソ・イスク。そんな彼女に突如死亡説が浮上した。実は去る7月にも、有名オンラインコミュニティーを中心に、「ソ・イスクが死亡した」という書き込みが投稿されていた。一体その真相とは‥。
日本のお盆休みに当たる韓国の秋夕(チュソク)連休。
家族や親せきが集まるこのシーンは、韓国ドラマや映画ファンにもお馴染みの光景だろう。
そんな秋夕(チュソク)連休の真っ最中、韓国中を騒然とさせるニュースが飛び込んできた。
そのニュースとは、様々な韓国ドラマでバイプレーヤーとして活躍している、中堅女優のソ・イスクが死亡したという、衝撃的な内容だ。

死亡説が浮上した女優ソ・イスク(画像出典:ソ・イスクInstagram)
去る9月20日、韓国大手オンラインコミュニティーのDCインギャラリーには「女優 ソ・イスク 本日 心臓麻痺で死去‥ネットユーザーから哀悼相次ぐ」というスレッドが登場。
同スレッドには「ソ・イスクが自宅で死亡した状態で発見された」という内容が、まるでニュース記事を引用したかのような文体で綴られていた。
このニュースを報道したメディアや、取材したとされる記者名も記載されているなど、あまりにもリアルな内容に韓国ネットは騒然。「脇役として最高だった」「ご冥福を祈ります」などのコメントが相次いで付けられるように。
しかし該当メディアには、ソ・イスクの死亡に触れた記事はなく、彼女のニュースはフェイクであることが判明。
実は、このようにソ・イスクをターゲットとしたフェイクニュースは、今に始まったことではない。去る7月にも、有名オンラインコミュニティーを中心に、彼女が死亡したという書き込みが浮上していた。
ソ・イスクの所属事務所、QUANTUM ENM側は「(7月は)芸能人なら誰にでも起きうる悪質な書き込みだと思っていた。しかし、2回目は座視しない。告訴を準備中だ」とコメントしている。
ソ・イスクは韓国メディアの韓国日報(www.hankookilbo.com)に「私、まだ生きてますよ」と笑いながら死亡説を一蹴した上で、「誰が、何故、こんな事をしているのか本当に知りたい」と戸惑った様子を見せていたという。
日本では、韓国の人気ドラマ『私の恋したテリウス~A LOVE MISSION~(2018)』『ホテルデルーナ(2019)』『夫婦の世界(2020)』で脇役として出演し、憎たらしい悪役専門女優として知られている。

『ホテルデルーナ』(画像出典:YouTube tvN D ENTキャプチャー)

『夫婦の世界』(画像出典:YouTube JTBC Dramaキャプチャー)

『スタートアップ』(画像出典:ソ・イスクInstagram)
現在、Netflix(ネットフリックス)で配信されている人気ドラマ『スタートアップ:夢の扉』では、ITエンジニアを支援するベンチャーキャピタル、サンドボックスの設立者であるユン・ソナクを演じた。
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