世界を好評一色に染めた、Netflix(ネットフリックス)オリジナルシリーズの『キングダム:アシンの物語』。概ね好評を博す中、韓国では主演を務めた女優のチョン・ジヒョンに対し、意見が割れているという。好き嫌いが分かれたチョン・ジヒョンの演技、彼女がキャラクターに染まりきれなかった理由とは。

今月23日より、Netflix(ネットフリックス)にて配信されたオリジナルシリーズ『キングダム:アシンの物語』が、全世界で2位を記録した。

『キングダム:アシンの物語』は7月23日よりNetflixにて配信された

7月23日よりNetflixにて配信された『キングダム:アシンの物語』(写真提供:©スポーツ韓国、画像出典:Netflix)

本作は、世界に”Kゾンビ”ブームを巻き起こした『キングダム』シリーズのスピンオフ作品で、シーズン2のラストに登場した”アシン”を中心にストーリーが展開するスペシャルエピソード。シーズン3の配信に先立ち制作されたとあって、『キングダム』ファンからは高い関心が寄せられていた。

『キングダム:アシンの物語』は、朝鮮王朝を襲った”ゾンビ”悲劇の始まりである”生死草”の起源とともに、朝鮮兵に裏切られた*女真族の女の子、アシンが自らの手で復讐を果たすことを誓うストーリーが描かれている。

*女真族:中国満洲の松花江一帯から外興安嶺(スタノヴォイ山脈)以南の外満州にかけて居住していたツングース系民族(意味出典:ウィキペディア)

これまで配信されたシリーズ同様、本作も迫力満点のスペクタクルな映像美で展開され、映画を超えるようなビジュアルで視聴者を虜にしている。

主演を務めたのは女優のチョン・ジヒョン

女優のチョン・ジヒョンが主演を務めた(画像出典:Netflix Korea公式Instagram)

アシンを演じたのは女優のチョン・ジヒョン。映画『猟奇的な彼女(2001)』やドラマ『青い海の伝説(2016)』で主演を務め、日本でも人気の高い韓国女優だ。

繊細な心の動きを表現できる実力派女優と呼ばれた彼女が、実年齢(39歳 *数え年である韓国では41歳)よりもかなり年下である20代のアシン役を熱演するとあって、世界の韓流ファンから注目を浴びていた。

この期待とともに、『キングダム』のスピンオフ作品であることから、本作はNetflix世界視聴ランキング2位を記録する大ヒットとなった。特に、韓国を含めベトナム、台湾などアジア圏でトップの座に着き、アメリカでも9位という好成績を収めている。

劇中、チョン・ジヒョンの演技は、一時たりとも視線を外すことが出来ないほど没入感を与えている。
20代という若い女性が、大切な家族と仲間の命を奪われたことで復讐を誓う。静かな怒りと憎しみを抱え、ストーリーを進めていくのだが、チョン・ジヒョンの抜群の演技力でもカバーできなかったのが、キャラクターとの年の差だろう。

アシンの繊細な心の内を表現し、好評を得ているチョン・ジヒョン

チョン・ジヒョンはアシンの繊細な心の内を表現し、好評を得ている(写真提供:©スポーツ韓国/写真:Netflix)

20代という年齢であれば、感情を抑えきれずにストレートに表現するエネルギッシュさがある。だが、それをチョン・ジヒョンが演じると、大人の冷静さが見えてしまい、どちらかと言えば悲しみや怒りよりも、苦悩に近い感情表現が出ていたように見える。

変わらないフレッシュさや若々しさ、そして抜群の演技力を持つチョン・ジヒョンだからこそ、この役を演じられた訳だが、若さゆえのスピード感や無謀さ、感情の爆発がそこまで表現されていなかった。このことで、チョン・ジヒョンも年を重ねているという当たり前の現実も伝わってしまった。

このような声も聞かれているが、既存シーズンとシーズン3を繋ぐという点で好評も博している。

あるネットユーザーは「シーズン1とシーズン2を貫通し、シーズン3の土台となる重要なエピソードだった。没入感を持って最後まで鑑賞でき、何よりもチョン・ジヒョンの演技が良かった」とコメントし、作品の満足度が高いという感想が寄せられている。

『キングダム:アシンの物語』は、世界中が注目する『キングダム』シリーズの最新作でもあり、シリーズの重要なエピソードが描かれている。世界で好評一色に染まった本作は、1つの作品としても十分に楽しめ、今夏にもってこいの1本だ。


『キングダム:アシンの物語』ティーザー予告編(動画出典:YouTube Netflix Korea)




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