近年、有名人の過去の出来事が掘り起こされ、活動自粛に追い込まれるなどの騒動が増加傾向にある韓国芸能界。記憶に新しいのは、元芸能記者であり現在ユーチューバーとして活躍しているキム・ヨンホの暴露だ。せっかく作り上げてきたイメージが、一瞬にして崩れ落ちる綱渡りのような業界の中、広告業界から“企業イメージに傷をつけた”という理由から、巨額な損害賠償を請求された有名人を紹介する。 (記事・写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

近年、有名人の過去の出来事が掘り起こされ、活動自粛に追い込まれるなどの騒動が増加傾向にある韓国芸能界。

もちろん、謝罪すべき内容もあるため、一概に同情はし難いのも事実だ。

しかしイメージが商売の世界だけに、問題あるいは暴露をされれば、自分一人の問題として片付くことはなく、広告業界やドラマ制作会社が多大なる被害をうけてしまう。その代償として、多額の違約金が請求されることに。

日本の芸能界では、まだまだ記憶に新しい俳優の伊藤健太郎のひき逃げ事件。当時、最も勢いのある俳優の一人であった彼が契約していたCМ本数は、なんと14社。

全ての広告会社から違約金を請求された結果、彼が背負った損害賠償金は、推定で8億円とも言われている。

韓国も例外ではなく、広告契約を結ぶ際“品位維持条項”というものが含まれているのだが、要はCМに出演する人物が、”広告企業イメージの妨げとなる行動をしてはならない”という内容を指す。

広告モデルが社会的物議を起こせば、条項により契約解除と、200~300%にも上る違約金が請求されるのだ。

契約中の会社に黙って別ドラマ出演で訴訟に

2009年に放送された、MBCドラマ『善徳女王』で美室(ミシル)を演じたコ・ヒョンジョンは、本作出演前に2億8,000万ウォン(約2,700万円)の契約金を受け取り、SBS『レディプレジデント~大物(邦題/以下、大物)』にキャスティングされた。

制作会社に訴訟を起こされた後自身も反訴しているコ・ヒョンジョン

制作会社に訴訟を起こされた後自身も反訴している女優のコ・ヒョンジョン。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

しかし、『大物』の編成が延期されると、制作会社に相談なく『善徳女王』への出演を決めてしまう。これが問題となり、契約金と違約金合わせて5億6,000万ウォン(約5,400万円)の訴訟を起こされている。

モデル契約中に賭博容疑で有罪確定

コメディアンのイ・スグンも、社会的物議を起こした1人である。自動車用品専門業者である『BULLSONE(ブルズワン)』は、2013年にイ・スグンと2億5,000万ウォンで広告モデル契約をしたが、不法賭博容疑で起訴され裁判所で懲役6カ月、執行猶予1年を言い渡されて有罪が確定。

『知ってるお兄さん』に出演しており、日本でも馴染みのあるイ・スグン

『知ってるお兄さん』に出演しており、日本でも馴染みのあるコメディアンのイ・スグン。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

広告主のBULLSONEは、不法賭博のせいで会社のイメージが急落したと、イ・スグンをモデルにした広告が使えなくなったとし、20億ウォンの損害賠償を請求した。しかし、裁判所はイ・スグンに「7億ウォンのみ賠償せよ」という、強制調整の決定を下したことがある。

メンバー自ら悪評を生み出したせいで賠償金を払うことに

ガールズグループのT-ARA(ティアラ)は、多くの楽曲で愛され全盛期を迎えていたが、メンバー間の争いで”いじめ議論”が浮き彫りになり、イメージがどん底に落ちてしまった。

当時、ステージに立つとファンが一斉にペンライトをオフにするなどの抗議が起きたほど。

当時、T-ARAがステージに立つとファンが一斉にペンライトをオフにするなどの抗議が起きたほど。

世論が悪化の一途をたどると、モデル契約をしていたアウトドアメーカーは、T-ARAとの契約解除を要求。彼女たちの所属事務所も過失を認めて、モデル料の2倍である4億ウォンもの違約金を賠償している。

渦中の人、ハン・イェスルも訴訟の対象に

ハン・イェスルは、2011年にtvNドラマ『ラブ・ミッション~スーパースターと結婚せよ!(邦題/以下、ラブ・ミッション)』の撮影中、突然アメリカへ出国する。彼女は、ドラマの劣悪な撮影環境の改善と、プロデューサーの交代を要求したが、変わらないと撮影を拒否し、アメリカへ発ってしまった。

ハン・イェスルはトラブルメーカー?

ハン・イェスルはトラブルメーカー‥?(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

ドラマの制作会社はドラマ撮影の進行に被害が生じたとし、ハン・イェスルの所属事務所に100億ウォンの損害賠償を請求。さらに彼女と広告契約をしていた企業も「企業イメージが損なわれた」とし、100億ウォンにも達する損害賠償を請求している。

200億ウォンという、あまりにも大きな金額の訴訟が提起されたハン・イェスルは、3日後に姿を現し、公式謝罪し、200億ウォンの損害賠償は一段落した。

グループ内いじめの首謀者とみなされ‥

ガールズグループApril(エープリル)のイ・ナウンは、爽やかではつらつとしたイメージで、大きな愛を受ていた。しかし、あるメンバーの脱退経緯が明らかになり、いじめ加害者と言われてしまう。ネット上では、いじめの加害者に指名され、大きいな議論へと発展した。

(関連記事)広告業界から相次ぐ縁切り‥APRIL ナウンだけが「大罪人」に見える理由

今も無言を貫いているイ・ナウン

イ・ナウンは今も沈黙を貫いている。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

結局、彼女のイメージは失墜し、彼女の広告は現在、全て削除された状態であり、不買運動や広告の打ち切りという事態に。”イメージ失墜”により、違約金10億ウォンを支払わなければならないと推測されている。

学生時代の悪しき行動が今になって

誠実なイメージで人気を集めていた俳優のジスは、KBSドラマ『月が浮かぶ川』を降板することに。

過去の暴力が明るみになることを恐れていたというジス

過去の暴力が明るみになることを恐れていたという俳優のジス。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

(関連記事)ジス「性的暴行は虚偽」‥時期はずれに悪質コメントユーザー告訴の理由明かす

ドラマは事前制作されていたため、撮影の80%がすでに終わっていた状態。「俳優のナ・イヌが急遽投入されたが、再撮影になったため被害額が発生する。ドラマ制作会社は、ジスに30億の損害賠償を提起している。

まさに「これから」というタイミング

ソ・イェジ、まさにこれからトップ俳優の仲間入りすると思われていた。しかし、彼女が当時交際中だった俳優のキム・ジョンヒョンを操縦したという意味の”ガスライティング”という言葉が浮上し、問題に。これをきっかけに、美容整形論争、学歴詐称説まで飛び出し、オンライン上では手のほどこしようもなく、大きなイシューになる。

“ガスライティング”という言葉を世間に広めたソ・イェジの操縦騒動

“ガスライティング”という言葉を世間に広めたソ・イェジの操縦騒動に世間は驚きを隠せなかった。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

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広告業界は、列をなして彼女を拒否し、様々な広告に出演していたソ・イェジに対して、約30億ウォンを超える金額を違約金として見込んでいるそうだ。

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有名人は、我々が生涯手にすることのない巨額なギャランティを受け取っている。しかしそれは、イメージを守り誠実に活動を積み重ねた結果手にしたものだ。24時間365日、自分を知っている輪郭のない人々に指を指され、噂話の主役になり、プライベートも公になってしまう。そんな彼ら彼女らが、いかに日々気を張って生きているのか‥想像もしえないが、それを裏切った時の代償もまた、代え難く大きなものであると、実感させられる。

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