• 今月10日(金)に日米同時公開予定のハリウッド映画『マーベルズ』。
  • 本作には、大人気韓流スターのパク・ソジュンが出演していることでも話題となっている。
  • 今回、作品を手掛けたニア・ダコスタ監督が韓国の記者懇談会にリモート登場。彼女の口から気になる発言が?

パク・ソジュンが出演するマーベル・スタジオの最新作『マーベルズ』(画像出典:나무위키)

来たる11月10日(金)に日米同時公開となる、マーベル・スタジオの最新作『マーベルズ』(原題:The Marvels)。

本作には『花郎〈ファラン〉』(KBS/2016)や『キム秘書はいったい、なぜ?』(tvN/2018)、『梨泰院クラス』(JTBC/2020)などの大ヒット作で主演を務めた、大人気韓流スターのパク・ソジュンが出演していることでも話題になっている。

今月10日公開予定の本作は、宇宙を守るヒーローのキャプテン・マーベル”キャロル・ダンバース”と新世代ヒーローの”ミズ・マーベル/カマラ・カーン”、強力な力を持つ”モニカ・ランボー”の3人がそれぞれのパワーを発動させると、お互いが入れ替わってしまうという謎の現象に陥り、思いがけず新しいチームを結成することになるヒーロー・アクション・ブロックバスターだ。

パク・ソジュンは、重要な役割を担うキャロルの夫、ヤン王子役を扮する。韓国では一足早い今月8日に公開される。

今回公開に先立ち、行われた韓国の記者懇談会にリモート登場したニア・ダコスタ監督。そこでパク・ソジュンを”ヤン王子”役にキャスティングした理由について語った。

本作を手掛けたニア・ダコスタ監督は、1989年11月生まれの33歳。2018年公開のハリウッド映画『ヘヴィ・ドライヴ』で監督デビューを果たし、2021年に公開された『キャンディマン』では、アフリカ系女性監督初のボックスオフィス第1位を獲得する偉業を成し遂げた実力派映画監督。

『マーベルズ』を手掛けたニア・ダコスタ監督 (画像出典:ウォルト・ディズニー・カンパニー・コリア)

学生時代から韓国ドラマやK-POPなどに触れ、K-カルチャーに関心があるという彼女は「韓国バラエティを欠かさず観ていて、一番ユ・ジェソクさんが好き」と韓国愛を語った。

そして記者からパク・ソジュン抜擢についての理由を問われ「コロナ禍の間に友人の勧めで『梨泰院クラス』を観たが、主演のパク・ソジュンさんが目に留まった。その数カ月後に『マーベルズ』のオファーが来て、ヤン王子のキャラクターには彼がぴったりだと感じ、直接オファーの連絡をした。そのような経緯で彼のキャスティングが実現した」とオファーからキャスティングまでの道のりを説明した。

さらに、現場でのパク・ソジュンについてどうだったかと聞かれたニア・ダコスタ監督は「面白い俳優で、面白い人。楽しく作業することが出来た」とコメントし、撮影が和気あいあいと行われたことが伺える。

一方で、このような話も。

「ドラマでは『私の名前はキム・サムスン』や『コーヒープリンス1号店』などを楽しく観たため、これらの作品に出演している俳優さんについて把握している」と韓国ドラマについて語った。

『私の名前はキム・サムスン』(MBC/2005)の主演ヒョンビンと、『コーヒープリンス1号店』(MBC/2007)の主演コン・ユ (画像提供:©TOPSTAR NEWS)

『私の名前はキム・サムスン』といえば2005年にMBCで放送された、最高視聴率49.1%を記録したヒョンビン主演のラブコメディ。一方2007年放送のMBC『コーヒープリンス1号店』は、コン・ユが主演を務めた大ヒット作。両作ともに、韓国のみならず世界中に多くのファンが存在する。

ニア・ダコスタ監督が主演俳優を知っているということは、いずれこの2人にもハリウッド映画出演のチャンスが訪れるのかもしれない。

ダンミ ニュース部

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