• イ・ジョンソクのファンミーティングに参加した、俳優シン・ジェハに注目が集まっている。
  • 彼は韓国メディアのインタビューに応じ、話題作で見せた悪役演技について言及。
  • 同時期に行われた撮影にも関わらず、見事に2人の悪役を演じきった彼が明かした、撮影のビハインドとは‥?
俳優のシン・ジェハはイ・ジョンソクのファンミーティングに参加した

イ・ジョンソクのファンミーティングに参加した俳優のシン・ジェハ(画像出典:シン・ジェハ 公式Instagram)

4月16日、フィリピンのマニラで俳優イ・ジョンソクのファンミーティング『LEE JONG SUK Fanmeet in Manila』が行われた。

現地ファンを大いに盛り上げたイ・ジョンソクであるが、その中でも特に注目を浴びたのが、俳優のシン・ジェハと披露したNewJeans(ニュージーンズ)の楽曲、『Hype boy』のカバーダンスだ。

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現地で撮影された動画を見ると、2人はステージで軽やかに『Hype boy』を踊り、ファンの熱烈な歓声を浴びている。韓国ネットでは、彼らのダンスの実力や2人の関係が話題となった。

イ・ジョンソクとシン・ジェハは、SBS『ピノキオ(2014)』やSBS『あなたが眠っている間に(2017)』での共演を機に仲を深めた、韓国芸能界の親友として知られている。

シン・ジェハは2023年上半期のドラマで大活躍しており、tvN『イルタ・スキャンダル〜恋は特訓コースで〜(以下、イルタ・スキャンダル)』や、SBS『模範タクシー2』に出演。

作品にスパイスを加える悪役として登場し、ストーリーの重要な黒幕として物語に緊張感を与えている。

そんな高い演技力を誇り、視聴者に強い印象を残したシン・ジェハが韓国メディア・TVREPORT(https://tvreport.co.kr/)のインタビューに応じた。

連続殺人鬼のチ・ドンヒ役を演じたtvN『イルタ・スキャンダル〜恋は特訓コースで〜』

tvN『イルタ・スキャンダル〜恋は特訓コースで〜』は連続殺人鬼のチ・ドンヒ役を演じた(画像出典:tvN drama YouTube キャプチャー)

彼はインタビューにて『イルタ・スキャンダル』や『模範タクシー2』の役柄を演じる上でのビハインド、さらに撮影での苦労エピソードを明かしている。

『イルタ・スキャンダル』と『模範タクシー2』がほぼ同時期に放送され、偶然にも両方で悪役を担当したシン・ジェハ。

しかし、彼は時期を狙って作品の選択をした訳ではないと、キャスティング秘話について語った。

シン・ジェハは2020年11月に陸軍に入隊し、2022年5月に除隊している。

実は『イルタ・スキャンダル』は除隊前から出演が決定していた作品であり、『模範タクシー2』は除隊後にキャスティングの提案を受けたそうだ。

彼は当時を振り返り、「その時には放送時期が決まっていなかったので、今のこのような(放送時期が重なる)状態になるとは予想もしていませんでした」と自身でも放送時期は予想外だったと告白。

さらに悪役を選んだ理由については、「”どうして悪役を2作品連続でやったの?”と質問を周辺からもたくさんされますが、悪役かそうじゃないかに関係なく悩むことはありませんでした。キャラクターが魅力的でした」と作品選択の理由を語っている。

実際に魅力的な悪役を演じ、両方の作品の人気に大きく貢献したシン・ジェハであるが、同時期に似たようなキャラクターを担当することは、俳優にとってリスクとなることもある。

なぜなら作品による演じ分けをしっかりと行わなければ、キャラが被って視聴者を混乱させる可能性もあるからだ。

2つの作品の撮影時期はほぼ同時期だったと明かされているが、彼はそんな状況でどのように悪役を演じ分けていたのだろうか。

殺人鬼のオン・ハジュン役を演じたSBS『模範タクシー2』

SBS『模範タクシー2』では殺人鬼のオン・ハジュン役を演じた(画像出典:SBS Catch YouTube キャプチャー)

シン・ジェハは『模範タクシー2』の殺人鬼、オン・ハジュン役に取り組む際、監督から”セクシーな悪役”を演じるように注文されていたという。

2作品の役作りの違いについては「『イルタ・スキャンダル』では、少しずつ悪の本性や内面を見せていくことに重点を置きました」「『模範タクシー2』では序盤は無邪気でありながらも、正体を現した時は髪型も変えて、スーツを着て、声のトーンや演技のジェスチャーなど変化をたくさん加えました」と説明。

彼は役作りを念入りに行い、韓国ドラマファンを混乱させることなく、異なる魅力を持った2人の悪役を見事に演じきった。

しかし、彼は2作品の悪役を演じる上で意外な苦労を経験したとも打ち明けている。それはネタバレを避けるため、周囲に役柄を秘密にすることだったとか。

『イルタ・スキャンダル』や『模範タクシー2』のシン・ジェハの役柄は、どちらも序盤は悪人であることを隠しているという共通点がある。

その中でも特に『イルタ・スキャンダル』で演じたチ・ドンヒの場合は特に、悪役であることを周囲に隠し通さなければならなかったそうだ。

彼は秘密保持の苦労について、「全部嘘をつきました。『イルタ・スキャンダル』の場合は、家族にも嘘をつきました」「”もしかして(犯人は)お前か?”と言われた際にも”違うよ”と嘘をつきました。それしか方法がないんです」と明かしている。

さらに『模範タクシー2』については「質問に一言も答えませんでした」と、ネタバレ防止に務めた苦労エピソードを笑顔で語っている。

今後も様々な作品への出演が期待されている俳優のシン・ジェハ。

ぜひ日本の韓国ドラマファンにも、チェックしてもらいたい魅力的な俳優の1人だ。

ダンミ ニュース部

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