- イ・ジュンギ主演の『アスダル年代記』シーズン2での、彼の活躍にドラマファンの期待が高まっている。
- 韓国芸能界の第一線に立ち、華やかなキャリアを積み上げてきたからだ。
- しかしそんな彼の芸能人生に、暗雲が立ちこめる危機が訪れた過去をご紹介。

『アスダル年代記』シーズン2で主演を務めるイ・ジュンギ(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)
イ・ジュンギが主演を務める『アスダル年代記』シーズン2が、今年放送される予定です。
デビューから22年・・韓国芸能界の第一線に立ち、数々の作品でカリスマ溢れる演技を披露。キャリアを積み上げてきただけに、ドラマファンの期待が高まっています。
しかし、そんな彼の華やかな芸能人生に暗雲が立ちこめる危機が訪れた過去があるのをご存じでしょうか。
それは2008年~2013年まで大統領を務めた李明博(イ・ミョンバク)政権の頃。
役者や映画監督などを集めた“文化芸術界”のブラックリストに、なんと彼の名前が載っていたのです。ちなみにそれが発覚したのは2017年のことでした。
名簿には全82人の名があり、内8名が役者でその中の1人がイ・ジュンギだったのだとか。
該当者らが活動できないよう、テレビ局に圧力を加えるなどの目的で作成されたものだと言われており、イ・ジュンギがリストに入っていた明確な理由は分かっていませんが、反政府的な言動が理由と推測されています。
事実彼は、民主化運動を題材にした映画『光州5・18』へ2007年に出演。2008年5月には、市民の抗議デモに対する政府の対応を自身のSNSで言及したことも。
“強硬鎮圧”などというワードを用い、「大統領選挙の時には、国民に仕えるとかどうとか感動するような発言をしていましたが、何か1つでもしっかりと実現させましたか? 今からでも遅くないので目を覚ましてください」と痛烈に批判するとともに、デモを擁護する姿勢を見せました。
また、李明博に政権を明け渡すこととなった盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領が2009年に逝去した際には、哀悼の意を公然と示しています。
こうしてイ・ジュンギは自身の考えを率直に語ってきただけですが、このような経緯によりブラックリストに含まれていたことが明らかになると、世間では様々な議論が持ち上がることに。
彼が自身のインスタグラムで、ファンに心配しないよう呼び掛けたことがあったほどです。
こうして俳優としての危機に瀕したイ・ジュンギですが、彼の言葉通り実際にはなんの憂慮も必要なかったのをご存じでしょうか。
なぜなら彼が、政権に嫌われ政治的圧力をかけられる立場となっても、それを上回るほどのスターだったから。
本国のみならず世界中にファンを持ち、韓国ドラマを各国に宣伝。また自国の文化を発信するイベントの広報大使としても活躍していたイ・ジュンギ。
政府にとっては疎ましい存在であった反面、彼を起用せざるをえないという状況だったようです。
事実、盧武鉉元大統領の死を追悼した翌年にはドラマで主演を務めており、それ以降も毎年のようにお茶の間で活躍し続けていました。
日本の韓ドラファンの間でも知られている『犬とオオカミの時間 (2007)』や『イルジメ~一枝梅~(2008)』、『アラン使道伝-アランサトデン-(2012)』など数々の作品をヒットへと導いた時期のことです。

イ・ジュンギの出演作(上から)『犬とオオカミの時間 (2007)』、『イルジメ~一枝梅~(2008)』、『アラン使道伝-アランサトデン-(2012)』(画像出典:MBC,SBS)
どうやら、イ・ジュンギという存在と人気の高さが、政府という強大な力から自分自身を守ったようです。
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