『トキメキ☆成均館スキャンダル(KBS2/2010)』で国王役に扮したチョ・ソンハが、10月11日に放送されたSBSバラエティー『靴を脱いでドルシングフォーマン』に出演し、優れたルックスで成し遂げた偉業(?)を明かした。
『トキメキ☆成均館スキャンダル(KBS2/2010)』は、放送から約12年が経った現在も、いまだ韓国のみならず日本のドラマファンから愛されている。
今では主役級の役者へと成長したパク・ミニョンやパク・ユチョン、ユ・アイン、ソン・ジュンギが若手時代に出演した作品で、朝鮮時代を背景に、“ジャルグム4人組”と呼ばれる成均館の儒生たちの成長を描いた青春時代劇だ。
甘酸っぱい恋と友情を見事に描き出した4人のフレッシュな演技が見所だが、そんな彼らの脇を固め、40代ならではのダンディーな雰囲気で視聴者を楽しませた俳優を覚えているだろうか。
温和な性格で、儒生を国の未来だと考え惜しみなく支援する、朝鮮第22代王の正祖(チョンジョ)に扮したチョ・ソンハだ。
当時は、大人の魅力溢れる姿が一際目を引いたが、最近若かりし頃の写真を公開して、再び彼のルックスが注目を浴びている。
それは、10月11日に放送されたSBSバラエティー『靴を脱いでドルシングフォーマン』に出演した時のこと。
はっきりとした目鼻立ちに加え、女性を虜にする強い眼差しに熱い視線が寄せられた。
また、韓国南部の都市、蔚山(ウルサン)出身で、優れた容姿であることから、“蔚山のヒョンビン”と呼ばれた過去について言及されるシーンも。
本人が、実はヒョンビンではなく「ウォンビンだった!」と訂正したが、いずれにしても周囲が彼をイケメンだと評価していたことに変わりはない逸話を披露した。
そして、「かっこよくて得したことはありますか?」との質問に、「ないと思います」と否定しながらも、彼にとってはある意味”偉業(?)”とも言えるエピソードを明かした。
それは、生涯のパートナーに巡り合えたことだったという。
結婚する以前、今の奥様が、演劇のパンフレットに写ったチョ・ソンハを見て、彼の容姿に惹かれ興味を持ったのがきっかけだったそうだ。
そして翌年、奥様が公演に賛助出演したことで2人は接点を持つように。自分に好意を抱いてくれる人が気になり始めたチョ・ソンハは、3~4カ月間彼女と関わる中で、人柄の良さを確信しプロポーズに至ったと語った。
その他同番組では深く触れなかったものの、2014年頃チョ・ソンハは、日本で言うところの“イケオジ”にあたる“꽃중년(コッチュンニョン/花中年)”ブームの火付け役になったことで知られる。
年齢を重ねて滲み出るダンディーさや、美しさ、貫禄などが多くの人に支持されたのだ。
現在では、クォン・サンウや、ソ・ジソブ、チョン・ウソンなど、韓国を代表するイケメン俳優にもその修飾語が用いられるようになったが、元々はチョ・ソンハを指す言葉だった。
そして今でも、韓国のネット上で“꽃중년”と検索すると、彼に関する情報や写真がトップに表示されるほど。
こうして、優れたルックスがきかっけで結婚相手と巡り会い、元祖“꽃중년”という言葉まで流行らせたチョ・ソンハ。
番組では、「顔で得したことはない」と語った彼だったが、本人が自覚している以上に、優れたビジュアルは彼の人生に大きな影響を及ぼしたようだ。
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