俳優のイ・ジュンギは、SBS『アゲイン・マイ・ライフ(2022)』での大学生役や、最近公開したインスタグラムの写真で、年齢不詳だと話題を呼んだ。これにより、彼が長年続けてきたストイックな自己管理法が注目を浴びている。
俳優のイ・ジュンギが、年齢を重ねても変わらないビジュアルの持ち主として注目を集めている。
7月18日に、イ・ジュンギが自身のインスタグラムを通して数枚の写真を公開した。そこには、彼が様々なポーズで写っている姿が収められている。
近況を伝える何気ない日常の一コマといった雰囲気なのだが、目を引いたのは彼の容姿だ。ある韓国メディアは、「40代になったにも関わらず、20代に負けない童顔で感嘆を誘った」と報じた。
また、今年5月に放送が終了した、SBSドラマ『アゲイン・マイ・ライフ(2022)』では、序盤、検事役を務め、ストーリー途中で、15年前に戻るという設定により大学生役を演じたのだが、過去に遡っても違和感のないルックスが話題に。視聴者からは、「年齢不詳だ」との声が上がった。
衰えを知らない見た目と直接関係があるのかは定かでないが、イ・ジュンギは、ストイックに自己管理を行うことで有名だ。その徹底ぶりは、韓国の芸能界随一と言っても過言ではないほど。事実、約6年前からほぼ炭水化物を絶っている。
俳優のチョン・サンフンが、3月18日に韓国のあるバラエティー番組に出演してこれに触れており、『アゲイン・マイ・ライフ』で共演した際、イ・ジュンギの努力を知りとても驚いたという。
そして、「ある日、コンビニで撮影した時に、子どもみたいにキョロキョロしてたんです。ものすごく食べたいんだけど我慢しているようでした」「炭水化物の代わりに何を食べるのか聞いたところ、豆腐を食べるそうですよ」とエピソードを公開。「身体を管理するのは、並大抵のことではないと思いました」と語った。
またイ・ジュンギは、2020年に個人SNSのライブ放送を通して、「ラーメンが大好物だが、ダイエットのために炭水化物を控えて4年になる」と、明かしたことがある。そして、小麦粉は全く口にせず、お米はほとんど食べないそうだ。どうしても我慢できない時には、こんにゃくでできた麺を代わりに食すと話した。
では、なぜ彼はここまでするのだろうか。それは、2015年に出演したMBCドラマ『夜を歩く士<ソンビ>』の撮影中、何度も負傷したことが理由になっている。
身体の管理をしていなかったことにより、劇中で必要なアクションシーンの動きが徐々に鈍くなり、けがを負ってしまったのだ。そこで身軽に動けるようにダイエットを決心したのだとか。
そしてその後、翌年に放送されたSBSドラマ『麗<レイ>~花萌ゆる8人の皇子たち~(2016)』では、10kg程減量していたというからイ・ジュンギの意思の強さがうかがえる。
それだけ役者という仕事に対して誠実だととれるだろう。もしかすると、イ・ジュンギが芸能界で長年に渡り活躍している理由の1つが、ここにあるのかもしれない。
余談だが、彼以外にKBS2『椿の花咲く頃(2019)』に出演したキム・ジソク、tvN『シグナル(2016)』で好演を披露したイ・ジェフン、SHINee(シャイニー)のメンバー、キーなどが、炭水化物抜きダイエットを経験または継続中だ。
(構成:西谷瀬里)
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