【韓流20周年企画-パク・ヨンハ編】2022年は、日韓同時開催が話題となったFIFAサッカーワールドカップから20年を迎える年となる。振り返ると日本の韓流ブームの歩みも、同じようなタイミングだったのではないだろうか‥今回は、抜群の演技力と優しい笑顔で愛された俳優、故パク・ヨンハさんを偲びます。
日本に韓流ブームを到来させるきっかけとなったドラマ、『冬のソナタ(2002)』。
本作で主演を務めた俳優ペ・ヨンジュンやチェ・ジウとともに、視聴者から熱い視線を浴びていたのが、故パク・ヨンハさんだ。
彼は劇中、ペ・ヨンジュン演じるカン・ジュンサン、イ・ミニョンのライバルであるキム・サンヒョク役を演じ、愛する人を一途に想う健気で優しい姿から、主演の2人に負けないほどの人気を得た。
ドラマを通じて日本に名を広めたパク・ヨンハさんはその後、韓流スターとして多くのファンを獲得。日本で歌手としてもデビューしている。
日韓で爆発的な人気を得たパク・ヨンハさんだったが、2010年6月30日に帰らぬ人となってしまう――。
当時、彼の悲しいニュースは日本でも大々的に報じられていた。
ちょうどこの頃、『2010 FIFAワールドカップ』が開催されており、この日は日本がパラグアイにPK戦で負けてしまった一戦(決勝トーナメント1回戦)があった。
国民から期待が寄せられていた試合だっただけに、惜敗を悔やむ声が多く上がっていたが、この日、日本中に衝撃を与えたのが、パク・ヨンハさんの悲しい知らせだった。
一部のメディアは、サッカーのニュースよりも彼の訃報を速報で流したほど、当時は大きな注目を集めていた。
また、中居正広がMCを務める、TBSテレビ系列『中居正広の金曜日のスマイルたちへ(通称、金スマ)』では、1時間にわたりパク・ヨンハさんの追悼特別番組を放送している。
日本メディアも速報で流すほど、彼は日本でも大スターだった。悲しみに暮れる日本のファンらは献花式にも足を運び、彼の早すぎる逝去を嘆いていた。
韓国でも衝撃を与えたニュースとして記憶される訃報であったが、上述したように日本においても大きく取りあげられ、韓国国民と同じように日本のファンも喪に伏していた。
当時、韓国ではパク・ヨンハさんの訃報を聞き、真っ先に駆けつけたのが彼の親友である俳優のソ・ジソブだという。友人を失った悲しみに号泣する彼の姿は、多くの人の胸を痛めた。
葬儀を終えるまで、一時も喪屋を離れなかったソ・ジソブは、すべての葬儀や手続きが終わるまで、明るく笑っている故人の遺影写真を胸に抱いていた。
また、彼の葬儀には200人余りの日本ファンも、見送るために参列していたそうだ。こみ上げる悲しみにその場に座り込んで号泣するファンもいたという。
韓国だけでなく日本でもトップスターとして活躍し、日韓で多く愛されていたパク・ヨンハさん。彼が旅立ってから、12年という時が過ぎようとしている。
(投稿:星野沙)
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