- 8月2日、新作ドラマ『悪い記憶の消しゴム』(MBN/2024)が初回放送を迎えた。
- 約7年ぶりに韓ドラ界に戻ってきたキム・ジェジュンが主演を務めている作品だ。
- 制作発表会では、放送までに2年以上が経過したにもかかわらず、このタイミングでよかったとほっとするキム・ジェジュンの姿があった。
8月2日、新作ドラマ『悪い記憶の消しゴム』(MBN/2024)がスタートした。
主演を務めるのは、約7年ぶりに韓ドラ界に戻ってきたキム・ジェジュン。
同日開催された制作発表会では、作品の紹介や見どころはもちろん、彼の本作に対する想いが語られた。
クランクアップから放送まで数年を要したが、このタイミングでお目見えされることに意外にもほっとしているようだ。
『悪い記憶の消しゴム』は、記憶を消すことのできる消しゴムで人生が変わった男性と、彼の初恋の人になった女性が繰り広げるロマンチックコメディー。2021年9月に撮影がスタートし翌年2月には終了していたが、電波に乗るまでなんと2年以上を要した。
ヒロインを務めるチン・セヨンは制作発表会で、「いつ放送されるのかと思いながら待っていた」と語り、キム・ジェジュンも彼女と似たような反応をみせる一幕が。
しかし彼は、今でよかったとほっとしている部分もあるようで、「撮影当時は大作やジャンルものがとても多かったが、ロマンチックコメディーの風が吹き始めたタイミングで放送されることになってうれしい」と明かした。
彼がクランクインした2021年といえば、映画のようなスケールが視聴者を釘付けにした『智異山~君へのシグナル~』(tvN)や、犯罪ミステリーの『黒い太陽~コードネーム:アムネシア~』(MBC)、『調査官ク・ギョンイ』(JTBC)など、いわゆるジャンルものが増え始めた時期。
『恋慕』(KBS2)や『赤い袖先』(MBC)、『その年、私たちは』(SBS)や、『海街チャチャチャ』(tvN)などがヒットを記録したものの、ジャンルものの登場によって韓ドラ界の風向きが変わり始めていた。
そしてそれは2023年も続き、今年『ソンジェ背負って走れ』(tvN)と『涙の女王』(tvN)の大成功を機に、再びラブコメブームが到来。『悪い記憶の消しゴム』は、追い風が吹くなかスタートすることに。
それだけにキム・ジェジュンの本作に対する期待は大きいようで、「(『悪い記憶の消しゴム』が)世に出ることになり、自分にとって大きな勇気をもらえるドラマになると思う」と、暗にヒットを予感させるコメントも。
また、放送が決定しない間、他の作品のオファーを受けることに不安を覚え抵抗があったそうだが、これを機に「色々な作品に挑戦したいと思っている」と今後の抱負を語った。
どうやら、編成のタイミングが抜群である点のみならず、ドラマがついにお目見えされることになり、俳優としてまた一歩進める点においても安堵している様子。
「今よりも若々しく健康的な姿を見ることができる」、「蒸し暑い毎日に、爽やかさと笑顔をプレゼントする作品」と、彼がアピールした『悪い記憶の消しゴム』は、日本ではU-NEXTからご覧いただける。
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