昨日1日、日本のメディアでKARA出身ジヨン(知英)が、日本の所属事務所であった女性社長から、ストーカー被害に遭っていたと報じられた。さらに今日4月2日、過去の校内暴力を認め謝罪した俳優のジスに対して、出演していたドラマ制作会社から損害賠償を求められるというニュースが浮上。2人は共にキーイースト(KEYEAST)所属俳優であり、事務所はあらぬWパンチを喰らうこととなった。 (一部記事・写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

KARAのメンバーとして一世を風靡したジヨン(知英)が、日本の所属事務所社長から、セクハラ及びストーカー被害を受けていたというニュースを日本の芸能メディア『週刊文春』が報道。

ストーカー被害疑惑が報じられたジヨン。

日本でストーカー被害疑惑が報じられた元KARAのジヨン。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

これによると、ジヨンが今年3月まで契約していた事務所、スウィートパワーの女性社長がジヨンに夢中になり、契約解消後にも彼女を所属俳優と偽り、ジヨンは「とてもつらい。辞めたい」と話していたという。

一連の内容について、ジヨンの現所属事務所であるキーイーストは「事実無根」と否定。しかし、文春の内容はかなりリアルに迫っており、真相は不明である。

2008年に、ガールズグループKARAのメンバーとしてデビューしたジヨンは、愛らしいイメージでファンから多くの愛と声援を受けた。2010年に日本第1弾シングル『ミスター』を発売すると、振り付けの”ヒップダンス”が話題となりたちまち大ヒット。日本語でバラエティー番組にも出るなど、多彩な才能を発揮させている。

2014年にKARAを脱退すると、2019年までは日本を拠点に知英(ジヨン)名義で女優として活躍。言語の壁があったにも関わらず、粘り強い根性で日本語の実力を積み上げた。

キーイーストには2019年から所属。5年ぶりに韓国芸能界へ復帰を果たし、昨年JTBC『夜食男女』で女優業を始動させている。

そして最近、韓国芸能界を揺るがしていた”校内暴力”を認め、暫定的に俳優業を中断することになった俳優のジスもまた、キーイーストの所属俳優だ。

制作側から損害賠償を求められたジス。

制作側から損害賠償を求められた俳優のジス。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

ジスは、KBS時代劇『月が浮かぶ川』で男性主人公、将軍オンダルを演じており、放送が始まったばかりのタイミングで事件が発生。撮影をほぼ終えていたにもかかわらず、急遽7話より代役のナ・イヌが再撮影に臨んだ。

これを受けて『月が浮かぶ川』の制作側から、30億ウォン(約3億円)の訴訟を提起され、困惑しているとキーイーストが明かし、併せて制作会社との協議案を公開した。

内容は「俳優ジスの校内暴力論議後、制作会社のビクトリーコンテンツ及びKBS放送局と緊密に協議し、ジスも弁明せず謝罪した。これは、具体的な事実関係が把握できていないながらも、ドラマにこれ以上被害を与えないためだった。突然の俳優交代の戸惑いも共感し、俳優降板による追加撮影分の合理的費用に限り、責任を取る事を明白にした」としている。

しかし「3月29日(月)に送って下さった追加制作費の推定金額で最終合意をするには、具体的な根拠が不足しているため、上場会社として後に経営陣の背任などの法的・会計問題が浮上する可能性が非常に高い。最終合意のためには、客観的な合意の根拠が前提でなければならず、そのために実際に執行された合理的な費用に対する精算の内訳が必要だ」と続けた。

またキーイースト側は、最終精算までは1カ月以上の時間がかかると予想し、一部前払いを提案した事も伝えている。

この事務所は、元々”ヨン様”こと俳優のペ・ヨンジュンにより設立された事務所であり、現在経営権はSMエンターテインメントが所有している。ベテランのソン・ヒョンジュ、ユ・ヘジンをはじめtvNドラマ『ザ・キング:永遠の君主』出演のウ・ドファン、『女神降臨』で主演を務めたムン・ガヨンなどが在籍中だ。

連日に渡り、降って湧いたようにネガティブな案件に見舞われてしまったキーイースト。今後どのような対応をするのか、注目の的となっている。








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