カン・ハヌルが主演を務める、JTBCの新韓国ドラマ『インサイダー』のティーザー映像が公開された。そこに彼の笑顔は一切なく、あるのは狂気に満ちたまなざしだけ‥。これまでに見せたことのない、”黒化”したカン・ハヌルの演技に関心が高まっている。

カン・ハヌルが”黒化”となって、韓国ドラマ界に戻ってきた。

これまで見たことのないダークな一面を見せると予告したドラマ『インサイダー』

カン・ハヌルの、これまで見たことのないダークな一面を見せると予告したドラマ『インサイダー』ポスター。(画像出典:JTBC 公式Facebook)

6月8日より韓国で放送開始となる、JTBC『インサイダー』は、”潜入捜査中に奈落に落ちた司法研修生キム・ヨハンが、奪われた運命の札をつかむため、凄絶な死闘を繰り広げるアクションサスペンス”とだけ明かされており、それ以外の情報はベールに包まれていた。

そして4月29日、ようやくティーザー映像が解禁となった。

そこには、カン・ハヌル扮する坊主頭のキム・ヨハンの姿が。

刑務所の中にいるヨハンの表情はいつも険しく、それでいて狂気的な鋭い目つきをしている。短い映像の中で繰り広げられる、激しい乱闘シーンも迫力がすさまじく、すでに彼の活躍に期待が高まる。

カン・ハヌル演じるキム・ヨハンに、どんな壮絶ドラマが待っているのか!?(画像出典:JTBC Drama 動画キャプチャー)

さらにJTBC制作側は、5月12日に新たな映像を公式YouTubeチャンネルにアップデート。

『”カン・ハヌル、黒化ティーザー”私たちが知っているカン・ハヌルは終わった!』というタイトルで投稿されたその映像は、カン・ハヌルとアン・ジェホン、Wanna One(ワナワン)出身のオン・ソンウが、バックパックの旅に出かけたJTBCのリアルバラエティー、『トラベラー<アルゼンチン編>(2020)』のハイライトシーンだった。

『トラベラー<アルゼンチン編>』

『トラベラー<アルゼンチン編>』ビジュアル(©JTBC co.,Ltd all rights reserved)

1分ほどの映像の中で、道中の彼はムードメーカーであり、終始笑顔で周囲を笑わせ、自身も旅を楽しんでいた。

しかし、20秒ほどすると画面は暗くなり、”私たちが知っていたカン・ハヌルは終わった”という文字が。そして『インサイダー』のティーザー映像に切り替わるのだった。

制作サイドは、彼の”黒化”された反転姿に相当の自信を持っているのだろう。何しろ、彼の演者としての”カメレオン”ぶりは、誰もが一目を置いているほどだ。

“黒化”とは、最近韓国のネット上で流行している新造語であり、”ある事をきっかけに、善良な人物が悪辣な自我に目覚め急変した”という意味を持つ。

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優等生、警察官、野心家のサラリーマン、詩人‥様々な役を演じてきた彼が、今度はダークサイドな一面で、視聴者を魅了してくれるようだ。

(動画出典:YouTube JTBC Drama)




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