• 韓国には、優れた演技力と確かな実績から「믿고 보는 배우 (ミッコ ボヌン ペウ)」=“信じて観る俳優”と呼ばれる実力派俳優が存在する。
  • 出演するだけで作品への期待を高める彼らは、これまで数々の韓国ドラマで強い存在感を発揮してきた。
  • 今回は“信じて観る俳優”9人を厳選し、ファン待望の次回出演ドラマとともにご紹介!(2026年9月8日現在)

韓国には、出演するだけで作品への期待を高め「この俳優が出るなら観てみたい」と思わせる実力派俳優たちがいます。

韓国では、そんな俳優たちを「믿고 보는 배우 (ミッコ ボヌン ペウ)」と呼び、日本語に直訳すると「信じて観る俳優」という意味になります。

これは、確かな演技力と作品への高い信頼感から、安心してドラマを観ることができるほどの実力を持つ俳優に対して使われる呼称です。

数々の作品で存在感を発揮し、出演するたびに視聴者を魅了してきた“信じて観る俳優”たちは、次回作でもどのような姿を見せてくれるのでしょうか。

そこで本記事では、韓国ドラマ界を代表する“信じて観る俳優”9人をピックアップし、それぞれの気になる次回出演ドラマをご紹介します。(2026年9月8日現在)

キム・ナムギル

1人目は、幅広いジャンルの作品で確かな演技力を発揮してきたキム・ナムギル。

キム・ナムギル (画像出典:©TOPSTAR NEWS)

今年は、tvN『韓国でビルオーナーになる方法』にキム・ギュン役で特別出演。強力班の刑事であるキム・ギュンは、幼い頃に警察官採用試験に合格して警察官の道に進み、現在は警衛を務める原則主義者です。無愛想で厳格な性格ながら、後輩には限りなく寛大で、粘り強い捜査で事件を解決へと導く姿から後輩たちの尊敬を集めています。

また、KB国民銀行のブランデッド・オフィスドラマ『Star to START:K-企業 Begins』(原題:Star to START : K-기업 Begins)では、企業顧客分析部で数多くの企業データを扱ってきた銀行員キム・ヨンジン役を演じました。「数字だけを見るのではなく、顧客に直接会って本当の力になりたい」と自ら志願して総合金融センターへ異動し、靴が擦り切れ、ほこりが付くほど現場を駆け回る情熱的な人物です。

そのキム・ナムギルの次回作として注目されているのが、来年SBS金土ドラマ枠で放送予定の『悪夢』(原題:악몽)。AIが人間の夢に侵入し、犯罪者に悪夢を設計する世界を描くSFヒーロードラマ。

キム・ナムギルは、長い潜入捜査を終えて南部署に復帰した刑事キム・テイ役を演じます。性格や話し方、生活スタイルまで以前とはすっかり変わってしまったものの、「悪人を捕まえる」という執念だけは変わらない人物。動物的な感覚と野性味を武器に、悪夢を設計する自警団と手を組み、悪人を追うことになります。

地上波ドラマへの出演は、2024年放送の『熱血司祭2』以来となるキム・ナムギル。SFという新たなジャンルでどのような刑事像を描き出すのか、来年のお茶の間復帰に期待が高まります。

ソン・イェジン

2人目にご紹介する俳優は、ソン・イェジン。来たる9月18日に、主演を務めるNetflixオリジナル韓国ドラマ『スキャンダル』の公開を控えています。

ソン・イェジン (画像出典:©TOPSTAR NEWS)

本作は、ソン・イェジンにとって初のOTTオリジナル作品への出演となり、2022年に放送されたJTBC『39歳』以来、約4年ぶりのドラマ出演作としても注目を集めています。

そして来年上半期にもNetflixシリーズ『バラエティ』(原題:버라이어티)で主演を務める予定。K-POP産業を背景に、欲望がぶつかり合う中で繰り広げられるさまざまな人間模様を描く作品で、ソン・イェジンは韓国を代表するアイドルグループを世に送り出した芸能事務所の代表セウン役を演じます。

セウンは、自ら育て上げた最高峰のアイドルグループとの再契約を勝ち取るためなら、どんな冷徹な決断もいとわない人物。自身の目標を達成するために、あらゆるものを懸けて突き進む強烈なキャラクターとなっています。

『スキャンダル』に続いてNetflixシリーズへの出演が決定しているソン・イェジン。これまで培ってきた確かな演技力を武器に、今度はK-POP業界を舞台にした作品でどのような人物を描き出すのか、『バラエティ』での新たな変身にも期待が高まります。

ソン・ヒョンジュ

3人目は、長年にわたり韓国ドラマ界の第一線で活躍してきたベテラン俳優、ソン・ヒョンジュ。1991年のデビュー以来、90本以上の韓国ドラマと20本以上の映画に出演し、作品ごとに確かな存在感を放ってきました。

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ソン・ヒョンジュ (画像出典:©TOPSTAR NEWS)

今年も、Netflixオリジナル韓国ドラマ『ワンダーフールズ』やJTBC『新入社員カン会長』に出演。『ワンダーフールズ』では、親のいない子どもたちを助けるという名目で児童福祉施設を運営しながら、実際には超能力の生体実験を行っていたハ・ウォンド役を演じました。

また、『新入社員カン会長』では、韓国有数の大企業「チェソングループ」を財界トップクラスへと押し上げた伝説的な会長カン・ヨンホ役を担当。「すべては金で動く」という信念のもと、実の子どもたちにも熾烈な競争を強いてきたビジネスの神とも呼ばれる人物で、ある不慮の事故をきっかけにファン・ジュニョンと魂が入れ替わり、自ら築き上げた会社を外側から見つめ直すことになります。

そんなソン・ヒョンジュの次回作として注目されているのが、来月韓国SBSで放送スタート予定の『ドクターX:白いマフィアの時代』(原題:닥터X : 하얀 마피아의 시대)。テレビ朝日系の人気ドラマ『ドクターX~外科医・大門未知子~』を韓国ドラマ化した作品で、日韓双方から注目を集めています。

本作でソン・ヒョンジュが演じるのは、グソ大学病院分院の病院長プ・スングォン。崩壊寸前の大学病院を再び立て直そうと奮闘する人物です。

これまで数々の作品で幅広い役柄を演じてきたベテラン俳優が、韓国版『ドクターX』でどのような病院長を描き出すのか、そして大門未知子を彷彿とさせる“失敗しない”外科医との共演がどのように描かれるのかにも期待が高まります。

パク・ウンビン

4人目は、作品ごとに驚くほど異なるキャラクターを演じ分け、確かな演技力を見せてきたパク・ウンビン。

パク・ウンビン (画像出典:©TOPSTAR NEWS)

今年、Netflix『ワンダーフールズ』とtvN『恋は命がけ』に出演し、“真逆のヒロイン”を熱演。『ワンダーフールズ』では、1999年を舞台に、瞬間移動の超能力を手にしたウン・チェニ役を演じました。コミカルで愛らしいキャラクターを、生き生きとした表情やテンポの良い演技で表現し、作品を盛り上げました。

一方、『恋は命がけ』では、幽霊が見える特殊な能力を持つホテル代表であり、財閥令嬢でもあるチョン・ヨリ役に扮しました。明るくコミカルな魅力を見せた『ワンダーフールズ』とは一転、ミステリアスな雰囲気をまとったヒロインを演じ、同じ年にまったく異なるキャラクターを披露しました。

このように、作品ごとに新たな姿を見せ続けるパク・ウンビン。その確かな演技力と抜群の役柄への没入度から、“信じて観る俳優”としての評価をさらに確かなものにしています。

そんな彼女の次回作として注目されているのが、来年放送予定のMBC『宮に咲くは毒の華』(原題:궁에는 개꽃이 산다)。現在出演を検討中とされる本作は、絶世の美貌を持ちながら、荒々しい性格と強い嫉妬心から「犬の花」と呼ばれる賢妃ケリと、冷徹な皇帝オンによるロマンス時代劇。

もし出演が決まれば、これまでとはまた異なる魅力を持つヒロインに挑戦することになるパク・ウンビン。時代劇ロマンスという新たな舞台で、どのようなキャラクターを描き出すのか、今後の動向にも注目が集まります。

イ・ジュンギ

5人目は、アクションから時代劇、サスペンスまで幅広いジャンルで確かな演技力を発揮してきたイ・ジュンギ。来月6日からチャンネルAとフジテレビで放送予定の『kiDnap GAME』では、坂口健太郎とともに主演を務めます。

イ・ジュンギ (画像出典:©TOPSTAR NEWS)

本作は、フジテレビが香港のMakerVille、韓国のSimStoryと共同製作する連続ドラマとして企画された作品。イ・ジュンギにとっては、2023年に放送されたtvN『アスダル年代記 シーズン2』以来となるドラマ出演作です。

物語は、東京、ソウル、台北、シンガポール、バンコク、那覇、マニラというアジア7都市で、同時多発的に誘拐事件が発生するところから始まります。被害者の家族のもとには、「愛する人を救うために、あなたはどこまでやる覚悟がありますか?救われるのは、ただ一人だけ」というメールが届き、突如として命懸けのサバイバルゲーム「kiDnap GAME」が幕を開けます。

劇中イ・ジュンギが演じるのは、ハン・キジュ。かつては患者からの依頼が絶えない一流外科医だったものの、現在はある事情から医療現場を離れている人物。美容ブランドを経営する妻との間には、小学校に入学したばかりの視覚障害を持つ娘がおり、家族との穏やかな日々を過ごしていました。

しかし、アジア7都市で同時に発生した大規模な誘拐事件によって、キジュにとって何より大切な娘が誘拐されてしまいます。愛する娘を救うために彼に課されたのは、決して容易ではない指令。医師としての知識や経験を生かしながら、極限状態に追い込まれたキジュは、果たして指令を遂行し、娘を救い出すことができるのでしょうか。

アジア7都市を舞台に繰り広げられる国際的なサバイバルゲームと、愛する家族を救うため極限の選択を迫られる人々の姿を描く『kiDnap GAME』。久々のドラマ出演となるイ・ジュンギが、家族を守るために奔走する父親役でどのような新たな一面を見せるのか、期待が高まります。

ハン・ヒョジュ

6人目は、韓国ドラマのみならず日本作品でも新たな挑戦を続けているハン・ヒョジュ。昨年は、Netflixオリジナル日本ドラマ『匿名の恋人たち』で小栗旬と共演し、全編日本語での演技に挑戦。これまでとは異なる環境で新たな一面を披露し、国内外の視聴者から注目を集めました。

ハン・ヒョジュ (画像出典:©TOPSTAR NEWS)

そんなハン・ヒョジュの次回作として注目されているのが、今年12月より韓国MBCで放送開始予定の『君のグラウンド』(原題:너의 그라운드)。本作は、一度の挫折をきっかけに立ち止まってしまった野球選手が、弁護士出身のエージェントと出会い、再びグラウンドに戻るための旅を始める青春ロマンス。

ハン・ヒョジュが演じるのは、大手法律事務所の弁護士でありながら、エージェントとしても活動するソ・ヒスン役。選手の再起を支える人物として、野球を題材とした青春物語に華を添えます。

また本作は、ハン・ヒョジュにとってMBC水木ミニシリーズ『W-君と僕の世界-』以来、約10年ぶりとなるMBCドラマ出演作。日本作品で全編日本語の演技に挑戦したハン・ヒョジュが、今度は韓国ドラマでどのような新たな魅力を見せるのか、期待が高まります。

イム・シワン

7人目は、俳優として幅広いジャンルの作品に出演し、確かな演技力で存在感を放ってきたイム・シワンです。

イム・シワン (画像出典:©TOPSTAR NEWS)

先日、次回出演作となるtvN月火ドラマ『私の有罪人間』(原題:나의 유죄인간)の台本読み合わせ現場が公開され、早くも注目を集めました。本作は、殺人容疑者として疑われる傍若無人な財閥3世と、彼の秘書として潜入する特殊部隊出身の刑事が繰り広げる、密着型のスリルロマンス。

イム・シワンが演じるのは、韓国屈指の企業グループを率いる財閥3世で、女性秘書殺人事件の容疑者でもあるユン・イジュン役。何不自由なく育った財閥3世でありながら殺人容疑をかけられた人物として、物語の中心を担います。

また本作では、『弱いヒーロー Class1』や『隠し味にはロマンス』などを手掛けたパク・ダンヒ氏が演出を担当。スリリングな事件とロマンスが絡み合う中で、イム・シワンがこれまでとはまた異なる財閥3世をどのように描き出すのか、今後の展開に期待が高まります。

パク・ヒョンシク

8人目は、爽やかな青年役から重厚でダークなキャラクターまで、作品ごとに異なる魅力を見せてきたパク・ヒョンシク。

パク・ヒョンシク (画像出典:©TOPSTAR NEWS)

昨年は、全国最高視聴率15.4%を記録したSBS『埋もれた心』で主演を務め、これまでのイメージとは一線を画すダークな雰囲気をまとったデサングループの役員ソ・ドンジュ役を熱演しました。冷静かつ野心的な人物を演じ、これまでとは異なる一面を披露しています。

また、KBS『TWELVE トゥエルブ』では、1000年の時を超えて封印から目覚めた古代の戦士オグィ役を担当。物語の重要な鍵を握る存在として、ファンタジー・アクションの世界観を盛り上げました。

そのパク・ヒョンシクの次回作として注目されているのが、来年公開予定のNetflixオリジナル韓国ドラマ『きちんとした関係』(原題:각잡힌 사이)。

キャンピング・アウトドアブランドを舞台に、非の打ちどころのないCEOナ・ジョンソクのもとへ、かつて軍隊時代の先輩だったウ・アミが新入社員として入社したことから始まる、上下関係が逆転したオフィス・ロマンス。

劇中でパク・ヒョンシクが演じるのは、キャンピング会社の代表ナ・ジョンソク。かつては臆病で軍隊生活にもなかなか馴染めなかった人物だったものの、現在は自ら現場を駆け回りながら会社を一から築き上げた、実力派CEOへと成長。過去と現在で大きく変化した人物を演じるだけに、パク・ヒョンシクが見せる新たな魅力にも期待が高まります。

イ・ジュノ

9人目は、2PMのメンバーとして音楽活動を続けながら、俳優としても確かな存在感を放っているイ・ジュノ。

イ・ジュノ (画像出典:©TOPSTAR NEWS)

昨年は、tvN『テプン商事』とNetflix『CASHERO ~ヒーローは現金を持つ~』の2作品で主演を務め、異なるジャンルで幅広い演技を披露しました。『テプン商事』では、身も心も財布も凍りついた1997年のIMF危機を背景に、社員も資金も売るものもない貿易会社の社長になってしまった新米商社マン、カン・テプン役を熱演。会社を守るために奮闘しながら成長していく姿を描きました。

一方、『CASHERO ~ヒーローは現金を持つ~』では、手にした現金の額に応じて超能力を使えるようになった区役所職員カン・サンウン役を演じました。マイホーム購入を夢見る平凡な公務員だったものの、割に合わない特殊能力を受け継いだことで人生が一変。現金を握っている分だけ力を使える一方、能力を使うたびにお金が減ってしまうという奇妙な現実の中で奮闘する人物です。

イ・ジュノは次回、Netflix『バイキング』(原題:바이킹)とtvN『駐韓異国大使館』(原題:주한이국대사관)という2作品への出演が予定されています。

『バイキング』は、韓国の財閥一家に隠された家族戦争を描く作品で、最高富裕層の複雑な家族関係や後継者争い、数百億ウォン規模の家業をめぐる権力闘争が繰り広げられます。イ・ジュノは、ハン・テジュンの甥で、企業リスク分析の専門家であり、冷徹な戦略家でもある財閥3世ハン・ジヨルを演じる予定。

さらに韓国に暮らす怪物たちを管理する「駐韓異国大使館」に誤って配属された新人外交官と、正体は龍である大使が繰り広げる神秘的で美しいラブコメディ『駐韓異国大使館』でイ・ジュノが演じるのは、世界で最も不思議で奇妙な大使館の長であり、龍でもあるチャヨン役。1000年以上もの間この地を離れられずにいる、美しく孤独な存在の前に、人間である新人外交官が突然現れたことで、単調だった日常に初めて変化が訪れることになります。

昨年は現実味のある人物から超能力者まで演じ分けたイ・ジュノ。今後は財閥3世、そして1000年以上生きる龍という、さらに個性の強いキャラクターに挑戦するだけに、それぞれの作品でどのような新たな姿を見せるのか注目されます。

ダンミ ニュース部

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