放送開始直後から様々な議論が持ち上がっていたチ・チャンウク主演のドラマ『コンビニのセッピョル』。ストーリーも中盤に差し掛かった現在、視聴率が上昇し自己最高記録を更新した。ドラマの人気を盛り返した理由とは。
去る11日に放送された、チ・チャンウク主演ドラマ『コンビニのセッピョル』が自己最高視聴率をマークした。
同日放送の第8話では、チョン・セッピョル(キム・ユジョン扮)がユ・ヨンジュ(ハン・ソンファ扮)の前でチェ・デヒョン(チ・チャンウク扮)への真心を告白する姿が描かれた。セッピョルの直球勝負の行動により、今後彼らの関係がどのように展開されるのか、視聴者の好奇心を刺激したようだ。
この嵐のようなストーリー展開に視聴率は自己最高記録を更新。
視聴率調査会社ニールセンコリアによると、首都圏視聴率9.8%、毎分最高視聴率は10.4%まで上昇し、同時間帯1位をマークしている。また、広告関係者らの指標であり話題性を示す”2049視聴率”も同様に4.7%を記録し、自己最高記録を更新した。

チ・チャンウク主演『コンビニのセッピョル』(画像出典:『コンビニのセッピョル』公式HP)
韓国の人気ウェブトゥーンの実写化とあり、放送前から多くの期待を集めていた『コンビニのセッピョル』。
満を持して放送された第1話では、刺激的な描写が多く、19禁(青少年観覧不可、R19)のウェブトゥーンを作業するシーンが日本映画『バクマン。』に出てくるシーンに酷似していると指摘されるなど、雑音が絶えない回となってしまった。
特に、刺激的な描写については”ドラマ廃止”を要求するコメントが殺到し、一時的に”視聴者掲示板”を閉鎖する騒動にまで発展してしまった。原作であるウェブトゥーンに19禁要素が多かった為、ドラマ化されると報じられたときに心配される点が多々あったが、その予感が的中した結果となってしまったようだ。

登場人物の濃いキャラクターも人気のひとつ(画像出典:SBS『コンビニのセッピョル』)
このような議論にさらされながらも人気と視聴率を上昇させ続けているのは、コンビニを舞台にした親近感ある設定に加え、登場人物の豊かなキャラクター性と彼らの絶妙なやり取りだろう。
原作は人気ウェブトゥーンであり、チ・チャンウクとキム・ユジョンが主演を務め、コメディーを描かせたら右に出るものはいないと称されるイ・ミョンウ監督が演出担当‥と、「面白い」以外の答えが見つからない要素で埋め尽くされており、視聴率が好評なのも納得である。

チ・チャンウクが見せるコミカルなキャラキターに多くの人気が集まっている(画像出典:SBS公式Instagram)
特に、彫刻のようなビジュアルを持ち、リアリティーのある優れた演技力を披露しているチ・チャンウクの活躍は大きなものだろう。
これまでドラマやスクリーンで様々なキャラクターを演じてきたチ・チャンウク。
日本でも人気の高いドラマ、KBS2『ヒーラー~最高の恋人~』、tvN『THE K2~キミだけを守りたい~』では、激しいアクション演技を華麗に披露し、男らしい逞しさと滲み出る切なさを見事なまでに表現。この演技で、女性だけでなく男性ファンの心までも捉えた。
このように華麗なアクションもこなす俳優であるチ・チャンウクが、”少し抜けているコンビニ店長”という真逆のキャラキターに扮しギャップを見せた事も勝因であるに違いない。

『コンビニのセッピョル』のワンシーン。今後の展開が気になります(画像出典:SBSドラマ公式Instagram)
加えて、劇中に登場する人気映画のオマージュやパロディー・シーンも魅力のひとつと言える。
番組を演出しているイ・ミョンウは、2019年にキム・ナムギル主演の『熱血司祭』でもコミカルで感覚的な演出をし、最高視聴率22%を記録。シンドローム級の人気を得て好評を受けてきた人物だ。
ドラマの中で常に面白さを追求している演出家であるため、コメディー作品に強みを持っているイ・ミョンウ監督が劇中でどのような演出力を見せるのか、視聴者の関心を引いていることも理由に挙げられるだろう。
イ・ミョンウ監督の描く秀逸な”笑い”がふんだんに詰め込まれたコメディーをベースに、チ・チャンウクの新しい魅力が披露される『コンビニのセッピョル』は、演出と俳優による最高の相乗効果を生み、今後の展開にも目が離せないドラマへと昇華させた。
一方、新たな局面を迎え、再び張り詰めた緊張感に期待が高まるSBSの金土ドラマ『コンビニのセッピョル』は、韓国にて毎週金・土曜の午後10時に放送される。
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