- 『遊んでくれる彼女』に出演中の韓国俳優のオム・テグが、ギャップ萌えで人気を集めている。
- 裏社会で生きる役や悪役として、長年スクリーンをメインに活躍してきた役者だ。
- 役柄のイメージとは正反対の驚きの素顔エピソードを紹介する。
韓国俳優のオム・テグが、ギャップ萌えでじわじわと人気を集めている。
きっかけとなったのは、現在出演中の『遊んでくれる彼女』(JTBC/2024)。強面で悪役を務めることが多くワイルドで硬派なイメージの強かった彼が、本作ではキュートな演技を披露して視聴者を虜にしている。
日本でも現在U-NEXTで配信されており、韓ドラファンの中にも気になっている人は多いのではないだろうか。
実は、これまで演じてきた役柄からは想像することのできない、驚きの素顔を持つ役者だ。
1983年11月9日生まれの彼は、現在40歳(日本年齢)。181cmという高身長に広い肩幅、彫りの深い整ったルックスが印象的でハスキーな声が特徴だ。
2007年に映画『1942奇談』で役者デビューを果たし、翌年にはドラマ界に進出、数多くの作品に出演して演技力を磨くなか、2014年に出演した『感激時代 闘神の誕生』(KBS2/2014)で悪役を演じて知名度をアップした。
また2016年公開の映画『密偵』で冷徹な日本人ハシモト役を熱演。銀幕のスター、ソン・ガンホに引けを取らない演技で強烈な存在感を放ち、さらにその名が知られるように。特に手袋で連続ビンタするシーンは大きな話題となり、一部観客からは今後韓国の映画界を背負う役者になるのではないかとの声が上がったほどだった。
また翌年公開された『タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜』(2017)では、約4分という短い出演量だったものの、緊迫したシーンでまたもや観る者に強い印象を残して俳優としての実力を誇示したことも。
ドラマ初主演作品『約束の地~SAVE ME~』(OCN/2019)での好演もよく知られており、粗暴だが正義感が強く、善と悪が共存する難しいキャラクターを立体的な演技で表現して作品の興行に大きく貢献した。
これらの作品以外にも、裏社会で生きる役柄や悪役で強烈なカリスマを放っており、その過程でいつしかオム・テグには恐そうなイメージが定着していく。
しかし、現在出演中の『遊んでくれる彼女』では元ヤクザという設定だが、実にキュートなキャラクターを作り上げて話題に。しかも彼とは無縁のジャンルと思われたロマンティックコメディーで活躍している。
日本のX(旧ツイッター)でもトレンド入りするなど反響を得ており、ギャップにときめく人が続出中。新たな魅力で世の女性を魅了している。
そんな彼は素顔も意外な一面を持っており、例えば役では迫力たっぷりに大声を出すことが多いが、私生活では声が小さく無口な方なのだとか。
インタビューなどでは、インタビュアーと目を合わすことができない姿が何度かキャッチされており、シャイだと言われている。スクリーンでは、鋭い目つきで相手を威圧している彼からは想像もできない姿だ。
恥ずかしがり屋のためかSNSもしておらず、ファンは彼の近況をニュースで知るという。
また一見お酒が強そうに見えるが、人と会う時はもっぱらカフェを利用し、なんと苦みのあるものが得意ではないためバニララテを注文するというかわいらしい一面も。
発音を直すために聖書を読んで練習したという逸話もあり、悪役イメージの強い彼が実は熱心なクリスチャンであるという点にも驚かされる。
“オム・テグ=悪役”というイメージが強かったが、これからは“オム・テグ=ギャップ萌え”と言われることになりそうだ。
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