10月に放送されるMBC『ワンダフルデイズ』で主演を務めるASTROのチャウヌ (写真提供：ⓒ TOPSTAR NEWS)

ASTRO(アストロ)のチャウヌが出演する新作ドラマ『ワンダフルデイズ』が、10月にMBCで放送される。

同名のウェブトゥーンが原作の『ワンダフルデイズ』は、キスにより犬になる呪いがかけられた女性ハン・ヘナ(パク・ギュヨン扮)と、その呪いを解くことができる犬が苦手な青年チン・ソウォン(チャウヌ扮)による予測不可能なロマンチックコメディー。

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約2年ぶりにチャウヌが挑戦するロマンス作品として、ファンの間でも期待が高まっている。

日本でも高い知名度を誇り、K-POPアイドルとして人気を博しているチャウヌ。

アーティストとしてのイメージが強く根付いているが、その一方でJTBC『私のIDはカンナム美人(2018)』、MBC『新米史官ク・ヘリョン(2019)』、tvN『女神降臨(2020)』など、数々のドラマで活躍し、主演俳優として作品を成功に導いてきた。

彼はASTROとしてデビューする前から演技活動を行っており、2014年にソン・ヘギョとカン・ドンウォンが主演を務めた映画『世界で一番いとしい君へ』で、俳優デビュー。

その後、ドラマを中心に活躍を見せてきたチャウヌだが、11月10日に日本で公開予定のイ・ジョンソクの主演映画『デシベル』では、海軍の潜水艦音響探知下士官役で特別出演し、映画界にも活躍の範囲を広めている。

本人も俳優業に情熱を持ち、貪欲に作品づくりに取り組んでいることで知られているが、2022年に公開されたtvN『アイランド』では、ファンタジーアクションジャンルに挑戦し、新たな魅力を視聴者に届けた。

チャウヌが新たなジャンルに挑戦したTVINGオリジナルシリーズ『アイランド(2022)』(画像出典：TVING)

『アイランド』は悪霊がはびこる済州島を舞台に、悪と戦う運命を持つ人々の姿を描いた物語。半人半妖のバン役を俳優のキム・ナムギルが演じ、チャウヌは最年少悪魔払い司祭のヨハン役を務めている。

彼は劇中でヒロインのウォン・ミホ(イ・ダヒ扮)を守るため、キム・ナムギルと協力しながら敵と戦い、持ち前のカリスマを発揮。

激しいアクションシーンにも果敢に取り組み、撮影前には3カ月間の訓練を行って、真摯に役柄と向き合っていたという。

チャウヌはインタビューにて、「時間ができると、武術監督がいるところに行って練習しました。ヨハンが使うものと同じ大きさのおもちゃのナイフを使って、暇あるごとに訓練して、呼吸を合わせていきました」と、当時の訓練の様子を振り返っている。

国宝級のビジュアルを顧みず果敢にアクションに挑戦したチャウヌ(画像出典：韓国オンラインコミュニティー)

さらに劇中には山から転がり落ちる場面も複数回登場。危険なシーンにも自ら挑戦し、撮影中には石が刺さるなど、若干の怪我をすることもあったようだ。

チャウヌは美しいビジュアルの持ち主であることから、国宝級の美貌であることを意味する”顔面国宝”や”顔天才”と称され、多くの人々に愛されている。

そんな彼の撮影エピソードからは、自身の美しい顔をむやみに危険にさらす程、アクション演技に情熱を燃やしていたことが伝わってくる。

初めてのファンタジーアクション作品の撮影を終えた彼は「このジャンルは初めてで、私にとって挑戦といえば挑戦でしたが、やってみるとそのジャンルならではの醍醐味がありました。面白く、楽しいことが多かったです」と語った。

また、さまざまな作品に引っ張りだこなチャウヌであるが、「ジャンルを選ばずに、新しいことに取り組んでいきたいという欲は常に持っています」と作品選びについても言及。

これまでに挑戦したジャンルであっても、過去作品と異なる魅力を持つキャラクターであれば、演じてみたいという気持ちが大きいようだ。

アイドル活動のみならず、俳優業にも積極的に取り組み、着実にキャリアを積み上げているチャウヌ。彼の今後の活躍にも、高い関心が寄せられている。

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