• 12月9日、『2025年12月 最新韓国ドラマ ブランド評判ランキング』が発表。
  • 今回、tvN『テプン商事』が2カ月連続1位を獲得し、最終回の高視聴率とともに圧倒的な人気を証明した。
  • 本記事では、ランキング上位5作品をご紹介する。(2025年12月9日現在)

12月9日、『2025年12月 最新韓国ドラマ ブランド評判ランキング』が公開され、今月も視聴者の興味と熱量がどの作品に集中したのかが明らかとなった。

今回の集計では、11月9日から12月9日までの1カ月間にわたり、国民に愛されたドラマ20作品を対象に、ブランドビッグデータ60,055,822件を分析。ブランド参加度・コミュニケーション量・メディア消費・拡散力・消費指数など多角的な指標が総合評価された。

その結果、イ・ジュノ×キム・ミンハ主演のtvN『テプン商事』が、前月に続き2カ月連続で1位を獲得し、放送終了後もなお高い熱量を維持していることが証明された。

11月30日に最終回を迎えた同作は、自己最高となる全国視聴率10.3%を記録。改めて2025年を象徴する一作としての存在感を確固たるものにした。

そこで本記事では『2025年12月 韓国ドラマ ブランド評判ランキング』のベスト5をご紹介する。(2025年12月9日現在)

第5位『ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語』(JTBC/2025/全12話)

第5位には、ブランド評判指数3,660,395を獲得したSBSドラマ『ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語』がランクインした。

今回、参加542,864、メディア513,105、疎通801,373、コミュニティ999,860、視聴803,192と、各指標がまんべんなく高水準を記録し、作品への関心の高さを裏付けた。

11月30日に最終回を迎えた本作は、放送後半に向かうにつれて口コミが広がり、最終話では自己最高となる全国視聴率7.6%をマーク。温かなヒューマンドラマとして、多くの視聴者の支持を得た作品である。

主演を務めたリュ・スンリョンは、これまでのキャリアを裏切らない圧倒的な説得力で物語を牽引。自分が「価値がある」と信じてきたすべてを一瞬で失った中年男性が、長い旅路の末に会社の部長ではなく本当の自分として立ち上がる姿を描き出した。

中年サラリーマンのリアルな葛藤を丁寧に掘り下げつつ、社会派要素とヒューマンな温かさを絶妙なバランスで盛り込んだ点が評価され、幅広い視聴者に共感を呼んだ一作である。

●日本配信情報:Netflix (2025年12月9日現在)

画像出典:JTBC
ソウルの家から大企業に通うキム部長の物語
オフィス/ブラックコメディ
JTBC/2025/全12話

あらすじ

自分にとって「価値がある」と信じていたすべてを一瞬で失ったひとりの中年男性が、長い旅路の果てに「大企業の部長」ではない本当の自分の姿を見つけ出すまでを描いたドラマ。

キャスト

リュ・スンリョン、ミョン・セビン、チャ・ガンユン、ユ・スンモク、イ・シンギ 他

最高視聴率・受賞歴など

7.6%

口コミ

「温かい作品」
「観てよかったと思える作品」
「リュ・スンリョンの演技がすごい」

予告映像


動画出典:Netflix Japan

第4位『この川には月が流れる』(MBC/2025/全14話)

第4位は、MBCドラマ『この川には月が流れる』(原題:이강에는 달이 흐른다)。

今回、参加1,092,938、メディア832,527、疎通849,017、コミュニティ377,953、視聴679,624でブランド評判指数3,832,058を獲得した。

本作は、カン・テオ×キム・セジョン主演のファンタジー・ロマンス時代劇で、笑顔を失った世子イ・ガンと、記憶を失った行商人パク・ダリの魂が入れ替わる魂チェンジを描く。

11月7日に韓国MBCで放送スタートし、初回視聴率は3.8%。その後、着実に視聴者を増やし、11月21日の第5話では最高視聴率6.1%を記録した。

以降も5~6%台で安定推移を続け、同時間帯ドラマとして存在感を示している。

主演のキム・セジョンにとっては本作が初の時代劇挑戦であり、明るさと繊細さを兼ね備えた演技で新境地を開拓。

一方、カン・テオは『ノクドゥ伝~花に降る月明り~』以来の時代劇出演となり、カリスマと柔らかさが同居する世子役で視聴者を魅了した。

魂の入れ替わり×ロマンス×時代劇という王道要素を詰め込んだ構成は、同ジャンルのファンに強く響く仕上がりである。

現時点で日本では未放送・未配信のため、今後の展開が待ち望まれている作品だ。

画像出典:MBC
この川には月が流れる
時代劇/ファンタジー/ラブコメディ
MBC/2025/全14話

あらすじ

笑顔を失った世子と記憶を失った商人が魂を入れ替えて繰り広げる、運命のファンタジー・ラブコメ時代劇。

キャスト

カン・テオ、キム・セジョン、イ・シニョン、ホン・スジュ、チン・グ 他

最高視聴率・受賞歴など

-

口コミ

-

予告映像


動画出典:MBCdrama

第3位『ダイナマイト・キス』(SBS/2025/全14話)

第3位にランクインしたのは、チャン・ギヨン×アン・ウンジン主演『ダイナマイト・キス』。

今回、参加1,548,814、メディア534,007、疎通864,302、コミュニティ740,778、視聴729,051でブランド評判指数4,416,952を記録した。

11月12日より韓国SBSで放送開始した本作は、生活のために既婚者で子どもがいる母親と偽って就職したシングル女性と、そんな彼女を好きになってしまったチーム長との間で巻き起こる切なくも笑える恋模様を描く。

初回視聴率は4.5%でスタートし、話数を重ねるごとに上昇。最新話となる第8話では自己最高6.7%(全国)を記録し、今後の伸びにも大きな期待が寄せられる。

また、“キスシーン満載”のファンサービスでも話題を集めており、主演2人の相性の良さと、胸キュン必至の演出が視聴者のエンゲージメントを高めている。

ラブコメ需要が高まる年末シーズンに、最も勢いを見せる作品のひとつと言えるだろう。

●日本配信情報:Netflix (2025年12月9日現在)

画像出典:SBS
ダイナマイト・キス
ラブコメディ/オフィス
SBS/2025/全14話

あらすじ

生活のために子持ちのママと偽って就職したシングル女性と、そんな彼女に恋してしまったチーム長の物語を描いたオフィス・ラブコメディ。

キャスト

チャン・ギヨン、アン・ウンジン、キム・ムジュン、ウ・ダビ 他

最高視聴率・受賞歴など

-

口コミ

-

予告映像


動画出典:SBS Drama

第2位『親愛なるX』(TVING/2025/全12話)

第2位は、ブランド評判指数5,110,176を記録した、キム・ユジョン×キム・ヨンデ主演『親愛なるX』がランクインした。

今回、参加2,090,717、メディア593,600、疎通958,531、コミュニティ944,650、視聴522,679と、全指標で高水準を示した。

12月4日に最終回を迎えた本作は、地獄のような現実から抜け出し、頂点に上り詰めるため仮面を被った女ペク・アジン、そして彼女によって残酷に踏みにじられた“X”たちの物語を描く。

復讐、人間の欲望、虚飾と転落が巧妙に絡み合い、息をのむ展開が続く作品である。

特に、キム・ユジョンが演じる悪女ヒロインの深みと立体感が視聴者を圧倒し、善悪の境界線が揺らぐ心理描写や、容赦ないスリラー展開が多くの視聴者を惹きつけた。

闇の連鎖を描くストーリーラインは「ペントハウス」シリーズを彷彿とさせ、ダーク復讐劇や心理戦が好きな視聴者に強くおすすめできる一作。

●日本配信情報:Disney+ (2025年12月9日現在)

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画像出典:TVING
親愛なるX
犯罪/ロマンス/スリラー
TVING/2025/全12話

あらすじ

地獄から抜け出し頂点を目指す仮面の女ペク・アジンと、彼女に無慈悲に踏みにじられた者たちの物語。

キャスト

キム・ユジョン、キム・ヨンデ、キム・ドフン、イ・ヨルム、ペ・スビン 他

最高視聴率・受賞歴など

-

口コミ

-

予告映像


動画出典:TVING

第1位『テプン商事』(tvN/2025/全16話)

25年12月のブランド評判ランキングで栄えある第1位に輝いたのは、tvN『テプン商事』。

参加1,986,373、メディア1,363,834、疎通1,665,552、コミュニティ1,094,101、視聴1,062,685を記録し、ブランド評判指数は7,172,545に到達。11月に続き2カ月連続の1位という圧倒的な強さを見せつけた。

本作はイ・ジュノ×キム・ミンハ主演によるヒューマン成長ドラマで、11月30日に最終回を迎えた。イ・ジュノにとっては、2023年放送のJTBC『キング・ザ・ランド』以来、約2年ぶりの主演作ということもあり、放送前から大きな期待を集めていた。

物語の舞台は、韓国経済が冷え込んだ1997年IMF危機。身体も心も、そして財布まで凍りついた時代に、社員も資金も売る物もない貿易会社の社長になってしまった新米商社マン、カン・テプンの奮闘と成功の軌跡を描く。

厳しい現実に立ち向かいながら、人として成長していく主人公の姿は、時代を超えて多くの視聴者に共感を呼んでいる。

序盤から高い注目を集めた本作は、視聴者の間で「JTBC『梨泰院クラス』のようだ」との声も相次ぎ、逆境を乗り越える爽快なストーリー構造が話題に。

また、イ・ジュノとキム・ミンハの安定感のある演技力がドラマの没入感をより一層高めた。

最終回では全国視聴率10.3%の自己最高記録で幕を閉じ、名実ともに2025年下半期の代表作として位置づけられた。

●日本配信情報:Netflix (2025年12月9日現在)

画像出典:tvN
テプン商事
成長/ヒューマン/ファミリー
tvN/2025/全16話

あらすじ

IMFによる国家経済危機の直撃を全身で受けながらも、正面から立ち向かっていく中小企業とその家族たちの奮闘を描くドラマ。

キャスト

イ・ジュノ、キム・ミンハ、キム・ミンソク、クォン・ハンソル、キム・ジェファ 他

最高視聴率・受賞歴など

10.3%

口コミ

「前半面白かった」
「後半失速したのが残念だった」
「ジュノのキャラが生かされていて面白かった」

予告映像


動画出典:Netflix Japan

2025年12月 韓国ドラマブランド評判ランキング トップ10

2025年12月韓国ドラマブランド評判ランキング ベスト10
順位 グループ名 参加指数 メディア指数 疎通指数 コミュニティ指数 視聴指数 ブランド評判指数
1 『テプン商事』
(tvN)
1,986,373 1,363,834 1,665,552 1,094,101 1,062,685 7,172,545
2 『親愛なるX』
(TVING)
2,090,717 593,600 958,531 944,650 522,679 5,110,176
3 『ダイナマイト・キス』
(SBS)
1,548,814 534,007 864,302 740,778 729,051 4,416,952
4 『この川には月が流れる』
(MBC)
1,092,938 832,527 849,017 377,953 679,624 3,832,058
5 『ソウルの家から大企業に通う
キム部長の物語』
(JTBC)
542,864 513,105 801,373 999,860 803,192 3,660,395
6 『UDT:私たちの
町の特殊部隊』
(Genie TV, ENA)
344,110 862,319 979,115 754,344 457,202 3,397,088
7 『憎らしい恋』
(tvN)
803,136 976,238 653,433 407,170 518,986 3,358,963
8 『復讐代行人3
~模範タクシー~』
(SBS)
539,500 520,516 463,845 430,504 1,235,680 3,190,045
9 『親密なリプリー』
(KBS)
316,288 245,840 301,727 827,563 1,087,398 2,778,816
10 『太陽を飲み込んだ女』
(MBC)
575,919 456,569 444,242 364,409 766,122 2,607,260
出典:BRIKOREA (韓国企業評判研究所ブランド評判指数)「[브랜드평판] 드라마 브랜드 2025년 12월 빅데이터 분석결과」2025年12月9日発表

ダンミ ニュース部

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