今年6月に放送予定のチョン・ヘインとBLACKPINKジスが出演するドラマ『雪降花』が、放送を前に議論に包まれてしまった。歴史歪曲論議で激しい批判を受けたSBS『朝鮮駆魔師』の余波を受けたものと見られているが、まだ放送日すら確定していない状況にもかかわらず、エスカレートする議論に制作側も頭を痛めているようだ。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

歴史歪曲論争で激しい批判を受けた末、第2話にして幕を下ろそうとしているSBS新月火ドラマ『朝鮮駆魔師』。
この余波により、放送界が混乱を見せている。

歴史的事実を素材にした一部ドラマの制作陣は、内容を再検討し、提起されかねない論争の余地を遮断するために必死になっているようだ。

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混乱の最中、その打撃を受けたのが、今年6月に放送を予定しているチョン・ヘインとBLACKPINK(ブラックピンク)ジスが出演するJTBCドラマ『雪降花』。放送前にもかかわらず、歴史歪曲の恐れがあるという指摘が飛び出し、議論に巻き込まれている。

放送を前に議論に巻き込まれてしまった主演俳優のチョン・ヘインとジス

チョン・ヘインとジスの出演ドラマが放送を前に議論に巻き込まれてしまった(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

本作は、1980年代の民主化運動を背景にした作品で、ドラマのあらすじが公開されると、男性主人公が韓国に派遣された北朝鮮のスパイという設定や、国家安全企画部(安企部)要員を「原則主義者で竹を割ったような人物」として紹介した点などが批判を浴びてしまった。

これに対しJTBC側は「民主化運動を卑下し、安企部を美化するドラマでは決してない」と釈明したが、議論は収まっていない。

これを受け、今月26日、大統領府の国民請願掲示板に「JTBCドラマ『雪降花』の撮影を中止させるべきだ」というタイトルの請願が掲載され、29日午前9時基準で11万4千人以上の同意を得ている。
もちろんこれは韓国国民すべての声ではなく、ごく一部のものに過ぎない。同意見の人もいれば、興味を持たない人もいるのが事実なのだが、このような状況で最もらしい数字が現れてしまうと、ドラマに寄せられた批判がまるで世論そのもののように映ってしまっている。

この状況から、スポンサーである家具会社は「ドラマの内容に対する事前の告知を受けていない」として協賛を取り消す騒ぎにまで発展してしまった。

このように一部のドラマをめぐる議論が続き、放送界も緊張を緩められずにいる。歴史上の実在人物や特定した時代を素材にしたドラマの制作陣は、小道具、音楽、衣装など多岐に渡ってモニタリングを強化している状況だ。

『雪降花』に関して言えば、現時点では主演俳優と簡単なあらすじだけが公開されたのみで、放送開始日どころかティーザー映像など、詳細な情報はまだ出されていない。
それにもかかわらず、”民主化運動”や”北朝鮮”というキーワードだけで設定やストーリーを憶測し、その憶測を元に批判が噴出してしまっている状況だ。

韓国を代表するアイドル、BLACKPINKのジスが本格女優デビューをする作品とあって、国内だけでなく海外からも期待と話題を集めているドラマだけに、一部の大衆によるこのような行動がとても残念に映る。

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BLACKPINK

BLACKPINK(愛称 ブルピン / ハングル 블랙핑크)は、韓国のガールズグループ。2016年にYGエンターテインメントによって結成。
メンバーは韓国出身のジス、ジェニー、オーストラリア出身のロゼ、タイ出身のリサによる4名。公式ファンクラブ名は「BLINK(ブリンク)」。

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