6月20日、アン・ジョンファンの妻で、元ミスコリアのイ・ヘウォンが、自身のインスタグラムに夫の写真を掲載した。2000年代前半、最高の”コンミナム”として一世を風靡したアン・ジョンファンの容貌は、あのヒョンビンにも勝るほどだったと言うのだが・・。

長い髪に、ツヤのある肌、整った目鼻立ち・・。

韓国で”コンミナム(꽃미남/花のような美男子)”という言葉が登場したのは、2000年代前半だ。

「男なら、短い髪にたくましい顔立ち!」が強調された90年代の韓国社会が終わり、”新たな1000年”を迎えた2000年代前半は、”男性も美しくなれる(なりたい)”という風潮が急速に広まり、男性用美容製品も多く発売されるように。

韓国でコンミナムブームを牽引した1人のサッカー選手

あの時の”コンミナムブーム”を牽引した面々を見ると、今や韓国を代表するトップスターとなったヒョンビンやカン・ドンウォン、ウォンビンといった俳優たちが名を連ねているが、もう一人、芸能人ではない有名人がいたことはご存じだろうか。

その有名人とは、Jリーグの清水エスパルスや横浜Fマリノスなどでもプレーした経験を持つ”グラウンドの*テリウス”こと、アン・ジョンファンだ。

*テリウス:日本の少女マンガ『キャンディ・キャンディ』に登場するテリュース・G・グランチェスター(通称テリィ)に由来する。同作品は、1970年代に韓国で大きな人気を博し、以来”カッコイイ男性=テリウス”となった。

アン・ジョンファン

アン・ジョンファン

アン・ジョンファン(画像出典:オンラインコミュニティー、esports KBS YouTubeキャプチャー)

2002年の日韓ワールドカップでは、決勝トーナメントで大事な決勝点となるゴールを決めるなど、韓国中を熱狂させたサッカーの英雄である。

また、優れたサッカー能力だけでなく、コンミナム風のルックスで、多くの女性ファンを量産した功績が、高く評価されていた。

妻により再注目を受けるグランドのテリウス

そんなアン・ジョンファンの、全盛期の美貌が現在韓国のネット上で話題となっている。

6月20日、アン・ジョンファンの妻で、元ミスコリアのイ・ヘウォンが、自身のインスタグラムに「キャッ、これいつかな。この方はどこにいらっしゃるの? 思い出の旅」という書き込みと、1枚の写真を公開。

写真には、かつて”グラウンドのテリウス”と呼ばれていた、現役時代のアン・ジョンファンの姿が。

現役時代のアン・ジョンファンの写真をアップした妻のイ・ヘウォン

妻のイ・ヘウォンが現役時代のアン・ジョンファンの写真をアップ(画像出典:イ・ヘウォンInstagram)

そんなアン・ジョンファン、2006年に上述した男性用美容製品のモデルを務めたことがあり、当時CMである大物俳優と共演している。その大物俳優とは、先に触れたヒョンビンだ。

芸能界とスポーツ界を代表するイケメンとして、化粧品メーカー『花を持つ男子』のモデルに抜擢された2人は、ある種”イケメン対決”としても、世の話題をさらっていた。

ヒョンビンと化粧品のメインモデルを務めたことがあるアン・ジョンファン

アン・ジョンファンは、ヒョンビンと化粧品のメインモデルを務めたことがある(画像出典:JTBC Entertainment YouTubeキャプチャー)

引退後、急激に増えた体重・・テリウスはどこに

しかし2012年に現役を引退し、タレント活動を活動を開始したアン・ジョンファンは急激に体重が増え、かつてのイケメンの風貌はすっかり消えてしまっている。

現在のアン・ジョンファン

現在のアン・ジョンファン(画像出典:SBS)

彼がテレビ番組に出演すると、ヒョンビンと共演したCMが流され、ゲストたちからはお約束のように「あれ? 別人じゃん」「何があったの?」といじられる洗礼が・・この演出はいつの間にか、彼が出演するテレビ番組の定番になっているようだ。

MCとして有名なキム・グラは、アン・ジョンファンとヒョンビンのツーショットを見ると「え? あのヒョンビンが、アン・ジョンファンの隣にいると*イカになってしまうね」と、今では考えられないという驚きを見せる。

*イカ:平たい顔、主に「容貌のいい人の隣にいると、イカになる」というように、屈辱感を表す時に使われる俗語

華麗なるプレーと、美しい容姿で一世を風靡したアン・ジョンファンも、今年で45歳(日本年齢)。今や、華麗な話術で”お茶の間のテリウス”として第2の全盛期を迎えている。



ヒョンビン

韓国の人気俳優ヒョンビン(ハングル 현빈)。1982年9月25日生まれ。

2003年にKBSのテレビドラマ『ボディガード』(2003)でデビュー。

2005年にMBCドラマ『私の名前はキム・サムスン』(2005)で大ブレイク。韓流スターとして、韓国や日本、中国をはじめアジア全域で人気を博している。

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