- 韓国ドラマが支持されている理由の1つには、主演俳優&女優の存在がある。
- 出演作のヒットにより、スターの仲間入りを果たすケースが多く、現在韓ドラ界の第1線で活躍中の役者の中にも、その軌跡を辿った者がいる。
- 韓流スターの卵だった彼ら彼女らが、大きく飛躍するきっかけとなった10年前のドラマを4つ紹介する。
韓国ドラマが支持されている理由は複数あるが、その1つが主演俳優&女優の存在。
多くの場合、出演作のヒットにより知名度と人気をアップ、スターの仲間入りを果たし、韓ドラ界を先頭に立って盛り上げる存在として華やかな活動を繰り広げる。
現在第一線で活躍し、グローバルファンを持つ役者陣の中にも、同様の軌跡を辿ったケースが多く、強烈な印象から数年前のことのように思えるが、実は放送か早くも約10年が経つ者も。
当時はまだ韓流スターの卵だった彼ら彼女らが、跳び箱を飛ぶように、大きく飛躍するきっかけとなったドラマを4つ紹介する。
主演を務めるのは、いまや当たり前の光景となったが、ここで一度、駆け出しの頃に脚光を浴びた姿を振り返ってみてはいかがだろうか。
恋のスケッチ〜応答せよ1988〜 (tvN/2015)
『恋のスケッチ〜応答せよ1988〜』は、2015年11月から放送がスタートしたハートフルコメディー。1988年を背景に、家族、恋愛、青春を描き、韓ドラ史に残る名作として人々の記憶に残り続けている作品だ。
そんな人気作で、スターへの切符を掴んだのはパク・ボゴム。ヒロインとの恋の駆け引きをするキャラクターを演じた。序盤は控えめだが、徐々に大胆な姿を披露し、愛らしいルックスとは相反するストレートな愛情表現というギャップでファンを量産、自身の人気まで獲得した。
今年は3月から『おつかれさま』(Netflix)が配信を控えており、公開を心待ちにしているファンは多い。
●日本で視聴可能な動画配信サービス(2025年1月24日現在):Amazon Prime Video、Hulu、Lemino、Disney+

画像出典:tvN
恋のスケッチ~応答せよ1988~
ラブコメディ
tvN/2015/全20話
あらすじ
時は1988年、この年は韓国で初めてオリンピックが開催され、国中が盛り上がりを見せていた。勉強よりもファッションに興味があるドクソン(ヘリ扮)、サッカー好きのジョンファン(リュ・ジュンヨル扮)、成績優秀のソヌ(コ・ギョンピョ扮)、天才囲碁棋士のテク(パク・ボゴム扮)、お調子者のドンリョン(イ・ドンフィ扮)の幼馴染5人は、高校生になった今でもみんなで遊ぶ仲だった。しかしジョンファンとテクは、ドクソンに好意を寄せていて・・。
ソン・ドンイル、イ・イルファ、ラ・ミラン、イ・ヘリ、パク・ボゴム 他
18.803%
「登場人物一人一人にフォーカスを当てていてよかった」
「応答せよシリーズで1番いいかも」
「素敵な作品」
予告映像
動画出典:コンテンツセブン
恋するジェネレーション (KBS/2015)
『恋するジェネレーション』は、2015年4月に初回放送を迎え、高校生のリアルな感情を盛り込んだ学園ものロマンスで好評を得た作品。
ナム・ジュヒョクの初主演作として知られており、デビューからドラマ2作目にして大衆を虜にした。その後の活躍はご存じの通り、『二十五、二十一』(tvN/2022)をヒットへ導き、現在は時代劇『東宮』(Netflix)の撮影中だ。
また、ナム・ジュヒョクと共にヒロインを巡って三角関係を広げるキャラクターを演じたユク・ソンジェ(BTOB)も、本作で初めてメインとなる主演を務め、アイドルとしてのみならず役者としてもスター街道を歩むことに。
今年は、4月から放送予定の『鬼宮』(SBS)でキム・ジヨンと共にロマンス物語を盛り上げる予定だ。
●日本で視聴可能な動画配信サービス(2025年1月24日現在):Amazon Prime Video、Lemino、U-NEXT、FOD、ABEMA

画像出典:KBS
恋するジェネレーション
青春/ロマンス/ミステリー
KBS/2015/全16話
あらすじ
地方の児童養護施設で暮らす高校生2年生のウンビがある日突然、ソウルの裕福な家庭で育った女子高生ウンビョルとしての人生を歩み始めることから始まる学園ロマンス。
キム・ソヒョン、ナム・ジュヒョク、ユク・ソンジェ、チョン・ミソン、イ・ピルモ 他
8.2%
「ロマンスだけでなくミステリー要素もあって面白かった」
「キャストが豪華すぎる」
「ただの恋愛ものじゃないところがいい」
予告映像
動画出典:KADOKAWA K+
プロデューサー (KBS/2015)
『プロデューサー』は、2015年5月にお目見えされた、放送局を舞台に繰り広げられるラブコメディー。コン・ヒョジン&チャ・テヒョンを主人公に迎え、まだ初々しかったキム・スヒョンとIU(アイユー)がキャストに名を連ねている。
キム・スヒョンは、『星から来たあなた』(SBS/2013)で、すでに知名度と人気を獲得していたが、本作でさらに役者としての実力を立証。ソウル大学出身の新米PD役を演じ、『星から来たあなた』とはまた一味異なる魅力をみせて、スター俳優としての立地を固めることに。
昨年は『涙の女王』(tvN/2024)で活躍したのが記憶に新しいが、今年も4月から『ノックオフ』(Disney+)でドラマファンを魅了する予定だ。
またIUは、トップスター歌手に扮し、頂上に立つ者の孤独や寂しさを見事に表現、本作をきっかけに女優としての可能性を発揮した。
そして翌年には、演技が難しいと言われる時代劇の主演に抜擢され、『麗~花萌ゆる8人の皇子たち~』(SBS/2016)以降、各作品でメインを務めるように。今年は、パク・ボゴムと共に『おつかれさま』に出演するとして、早くも話題を集めている。
●日本で視聴可能な動画配信サービス(2025年1月24日現在): Lemino、U-NEXT、ABEMA、TELASA、Hulu

画像出典:KBS
プロデューサー
ラブコメディ
KBS/2015/全12話
あらすじ
大学時代から憧れている先輩ヘジュが働いている放送局に入社したペク・スンチャン(キム・スヒョン扮)。しかし配属先のPDラ・ジュンモ(チャ・テヒョン扮)が彼氏ということを知る。一方、ジュンモは視聴率低迷により番組の打ち切りという危機に立たされていた・・。
チャ・テヒョン、コン・ヒョジン、キム・スヒョン、IU、キム・ジョングク 他
17.7%
「安心して観られる作品」
「コメディ要素もあってよかった」
「テレビ局の裏側というテーマが面白い」
予告映像
動画出典:衛星劇場
彼女はキレイだった (MBC/2015)
『彼女はキレイだった』は、子どもの頃の初恋の人と最悪の再会を果たして繰り広げられるロマンチックコメディー。パク・ソジュンの代表作の1つとして、ドラマファンに広く知られる作品だ。
イケメンで仕事はできるが冷徹な雑誌の副編集長役を熱演しており、なかでも王道をいくツンデレ演技は圧巻。多くの視聴者の心を鷲掴みにし、その後ロマンスもので活躍していく大きなきっかけの1つに。
現在は、パク・ソジュン主演作というだけで、熱い視線を浴びるほど大スターとなり、今年下半期には、役者人生の本格的なスタートを切ったジャンルであるロマンチックコメディー『ギョンドを待ちながら』(JTBC/2025)で、ドラマ界に戻ってくる予定だ。
●日本で視聴可能な動画配信サービス(2025年1月24日現在):Rakuten TV、Lemino、U-NEXT、FOD、TELASA、Hulu

画像出典:MBC
彼女はキレイだった
ラブコメディ
MBC/2015/全16話
あらすじ
優等生で美少女だったヘジンと、かつてはぽっちゃり体型だったもののイケメン副編集長に変身したソンジュンの恋愛模様を描いたラブコメディ。
ファン・ジョンウム、パク・ソジュン、コ・ジュニ、チェ・シウォン、パク・チュンソン 他
18.0%
「こんなに面白いとは」
「友情の大切さが分かる作品」
「だんだんと物語に勢いがついてくる」
予告映像
動画出典:moviecollectionjp
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