韓国のメディアがYGエンターテインメントのヤン元代表の疑惑に関する記事を掲載、過去に常習賭博疑惑で実刑を言い渡されたことのある韓国の歌手出身タレント シン・ジョンファンを例に挙げヤン元代表の実刑の可能性を報じた。

14日午後韓国メディアは、海外で遠征賭博をした疑いを受けているヤン・ヒョンソク 元YGエンターテインメント代表とBIGBANG(ビックバン)の元メンバー、スンリ(V.I/本名 イ・スンヒョン)に対して韓国警察が正式に捜査に着手したと一斉に報道を行った。

YG ヤン 実刑

YGエンターテインメントのヤン元代表の実刑可能性を報じたWIKITREE(画像出典:WIKITREE スクリーンショット)

韓国警察の関係者によると、2人は俗称「ファンチギ(不法外国為替取引手法)」という手口を使い現地で賭博資金を調達した疑いが濃厚である。
現在ヤン氏は、2014年に海外の資産家を相手に性接待を行った疑いで警察により立件されている状態であるため、事実上「追加立件」ということになる。

このような一連の捜査当局の発表や疑惑報道に、韓国メディア「WIKITREE」は「양현석, 신정환처럼 실제로 감옥 갈 수도 있다… 신정환은 징역 8개월이었다(ヤン・ヒョンソク、シン・ジョンファンのように実際刑務所入りの可能性ある.. シン・ジョンファンは懲役8ヵ月を食らった)」と題した記事を掲載した。

WIKITREEは同記事で「ヤン元代表は15億ウォン程度の金銭を預けないと立入が許されない米・ラスベガスのあるカジノVIPルームを少なくとも11回出入りした。」と詳しい状況を説明した上「現行法上、常習賭博犯について3年以下の懲役や2000万ウォン以下の罰金刑に処すと規定する。 過去、シン・ジョンファンは2010年に常習賭博容疑で懲役8ヶ月の実刑を言い渡されている。 マスコミなどを通じて知られた容疑がすべて事実なら、ヤン元代表は賭博に使った金額がかなり多いため、シン・ジョンファンのように実刑を言い渡される可能性がある。」と報じた。

続けて「外国為替取引法違反者に対する量刑基準は金額によって異なる。 送金額が25億ウォンを超過すれば、1年以下の有期懲役や1億ウォン未満の罰金刑、25億ウォン未満なら1億ウォン以下の罰金を払わなければならないと現行法は規定している。 二つの容疑すべての事実が明らかになれば、実刑の可能性が一層高まる。」と常習賭博とともに外国為替取引法違反による実刑可能性も言及した。

同記事に登場するシン・ジョンファンは、歌手出身のタレントで様々な番組に出演しお茶の間の人気を獲得したが、2010年フィリピン・セブで巨額の賭博をした嫌疑で翌年懲役8ヵ月を言い渡された人物である。

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