日本で“ヒップダンス”を大流行させたKARAが、来る11月にデビュー15周年の記念アルバムを発売することがわかった。去る8月の少女時代のカムバックに続く嬉しいニュースに、K-POPファンからは「あのレジェンドグループも!」と復活を求める声が上がっている。

日本で爆発的な人気を誇ったガールズグループKARA(カラ)が、7年ぶりにカムバックする。

KARAが7年ぶりにカムバック!

KARAが7年ぶりにカムバック! (画像出典:rbw_official Instagram)

この嬉しいニュースは、KARAを含む”第2世代アイドル”を通じてK-POPファンになった人たちに、大きな喜びを運んでくれた。

9月19日、所属事務所であるRBWは「KARAが、11月にデビュー15周年を記念してアルバムを発売する」と伝えた。

去る8月には、同じくデビュー15周年を迎えた少女時代(SNSD)が、5年ぶりにカムバックを果たしたばかり。

K-POP界を席巻した”第2世代ガールズグループ”の相次ぐカムバックに、ファンは歓喜の声を上げている。

しかし、この2グループがカムバックとなれば、「これに続け!」と復活を希望する声が真っ先に上がるガールズグループがいる。

それは、Wonder Girls(ワンダーガールズ)。韓国アイドルブームの火付け役とも言える、レジェンド的な存在だ。

Wonder Girls

Wonder Girls(画像出典:JYPエンターテインメント)

Wonder Girlsは、2007年2月にデビュー。”K-POPを代表する国民的ガールズグループ”という称号を得るほどの人気を見せた。

まず、ファーストアルバムのタイトル曲『Tell Me』から大ヒット。中毒性の強いメロディーと、レトロな雰囲気の衣装やヘアスタイル、そしてかわいらしい振り付けまで、爆発的な愛を受ける。

その後も『So Hot』『Nobody』と3連続で大ヒット! Wonder Girlsシンドロームを巻き起こす。

そして彼女たちは海外に進出し、アメリカで積極的な活動を始める。

今や当たり前のようになっているK-POPガールズグループのアメリカ進出。その先駆け的存在が、Wonder Girlsだ。

同時期に活躍していた”第2世代”のボーイズグループは、東方神起、BIGBANG、SHINee、SUPER JUNIOR、2PM、2AM、SS501、FTISLANDなど。

ガールズグループでは、少女時代、KARA、4minute、2NE1、SISTAR、Apink、AFTERSCHOOL、F(x)などがいる。

どのグループも、アメリカに渡ったWonder Girlsに倣って海外進出を果たすが、まずはアジアを中心に活躍の場を広げていく。

特に日本では、2010年前後に、この”第2世代アイドル”の人気が爆発! K-POP人気に火がつき、日本での“第2次韓流ブーム”を巻き起こした。

8月に5年ぶりのカムバックを果たした少女時代

8月に5年ぶりのカムバックを果たした少女時代(写真提供:©TOPSTAR NEWS)

Wonder Girlsは、2012年に本格的な日本進出を果たしたが、この頃からメンバーが相次いで交代する。

デビューメンバーは、ソネ・ヒョナ・ソヒ・ソンミ・イェウンの5人。その後、ヒョナが健康上の問題でグループを脱退し、新メンバーのユビンが加入。

メンバー交替以降も活発な活動を続けたものの、2010年のアメリカ活動中に、ソンミが活動中断。代わって、ヘリムが入った。

2015年には、ソネとソヒが脱退。そこに活動中断状態だったソンミが再び合流して、4人編成に。

その後も旋風的な人気が続くかと思われたが、惜しくも2017年に解散となり、各自の道を歩むことになった。

4月にカムバックしたBIGBANG

4月にカムバックしたBIGBANG (写真提供:©スポーツ韓国、画像出典:YG Entertainment)

今年(2022年)の4月には、Wonder Girlsと同時期に活躍したBIGBANGも、約4年ぶりに新曲を発売。

共にK-POP界を牽引したグループの復活が続く中、今もレジェンドとして語り継がれている彼女たちの再結成を望む声が、ますます大きくなっている。

(構成:酒井知亜)






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