プロジェクトグループWanna One(ワナワン)が輩出された「PRODUCE 101 シーズン2」に出演していた練習生が、順位の操作疑惑について心境を告白。彼は「練習生は全て利用された。事務所と放送局がする通りにするしか無かった」と当時を回想した。

「PRODUCE 101 シーズン2」の出演者だった練習生が、投票操作の論議に対して口を開いた。

12月10日に放送されたSBS「本格芸能真夜中(原題 본격연예 한밤)」では、「PRODUCE(プロデュース / プデュ)」シリーズの投票操作疑惑の内容が扱われた。

Mnet「PRODUCE シリーズ」を演出していたアン・ジュンヨンPD(プロデューサー)が全シーズンでの操作を認めた中で、過去に「PRODUCE 101 シーズン2」に出演していた練習生出身で歌手のチョン・ドンス氏が放送に出演し「正直、いつか明らかになることが明らかになったのだと思います」と心境を語った。

投票操作の論議に対して口を開いた元練習生のチョンドンス氏

投票操作の論議に対して口を開いた元練習生のチョン・ドンス氏(画像出典:SBS 本格芸能真夜中 Youtube capture)

「PRODUCE」出演当時、最終36位となったチョン・ドンス氏は「プログラムの当時から“すでに決まっていたメンバーがいる。その子のためのプログラムだ”という話を聞いていました」とし「そんなに頑張っても競争する意味がないと思ったこともあり、そういった部分が残念に思います」と語った。

また、彼は「操作されたメンバーが誰なのかということは正直意味がないと思っています。全て利用されたと思っています。練習生たちが出来ることはありませんでした。僕たちには力は無く、全て事務所と放送局がする通りにするしか無かったのです」とコメント。

さらに「僕は、立派な歌手になりたいという純粋な気持ちだけで参加しました。出演した練習生たちは皆、悪いことをしてのし上がろうなどという気持ちを持った子たちはいませんでした」と強調した。

実際「PRODUCE 101 シーズン1」に参加したある練習生は「操作があったという話を聞いた時、正直“この子がどうして最終メンバーに入ったのだろう?”と疑う部分がありましたが、順位の操作で被害を受けた人がいると思うと悔しい気持ちになります。合格者と脱落者では運命が変わります。どのような補償も受けても変わらない現実が悲しいです」と明らかにした。

また、シーズン1に参加したある練習生のマネージャーも、「疑わしい状況があったものの、むやみに話しをすると辞めさせられると思い話すことが出来ませんでした」と、その当時を回想した。

一方、12月5日に検察が国会に提出した控訴状によると、「PRODUCE シリーズ」の製作を総括したキム・ヨンボムCP(総括プロデューサー)は、2017年に放送された「PRODUCE 101 シーズン2」のオンラインおよび生放送での投票結果で練習生A氏の得票数を操作。

検察は、練習生A氏はデビュー組の上位11人に選ばれることが有力視されていたが除外され、11位圏外にいた練習生B氏の順位を上げてデビュー組のメンバーに選出されるよう操作した結果を放送したことが確認されたと伝えた。