本日(11月15日)、Wanna Oneメンバー10人が今年のMAMAステージに登場すると、韓国メディアが一斉に報じた。だが、Mnet側の浮かれた雰囲気とは裏腹に、各メンバーの所属事務所からは、異様な落ち着きが感知されている。
Wanna One(ワナワン)が帰ってくる。
その舞台は、”K-POP最大の音楽の祭典”と称される『Mnet ASIAN MUSIC AWARDS』で、略してMAMAだ。

アジア最大級の音楽授賞式『MAMA(Mnet Asian Music Awards)』。(画像出典:YouTube Mnet K-POPキャプチャー)
Wanna Oneの再結成の可能性が初めて報じられたのは、11月3日の事。複数の韓国メディアが「Wanna Oneの再結成に向け、CN ENM(以下、CJ)が前向きな議論を重ねている」と伝えている。
これ以降、解散から約3年ぶりとなる11人の復帰は、音楽ファンや関係者にとっては大きな関心事だった。
というのも、Wanna OneはいまだににK-POPを代表するアイドルとして挙げられており、IZ*ONE(アイズワン)とともに、Mnet最大の”成功ケース”とも言われているためだ。
そんな中、本日(11月15日)台湾出身メンバー、*ライ・グァンリンを除く10人が、MAMAのステージに立つと公式的に発表された。。
*Mnet側によると、ライ・グァンリンは、海外スケジュールのため参加できないという。
韓国メディアのディスパッチ(www.dispatch.co.kr)は、Wanna Oneの出演に「Mnet側は(ディスパッチの表現でいうと)笑みがこぼれている」という。そしてあるMAMA関係者は「(Wanna Oneの出演により)MAMAが一層パワフルなステージになること期待している」と心の内を明かしたようだ。
Mnetを運営するCJ側は、Wanna One再結成におけるグループ活動の柱となるのは、
- MAMA(Mnet Asian Music Awards)への特別出演
- コンサート
- アルバムリリース
と、長期プランを既に公表するなど、かなり意気込んでいる様子。
しかし、Mnet側の浮かれた雰囲気とは裏腹に、各メンバーの所属事務所からは、異様な静けさが感知されている。
各所属事務所は「1回だけのイベント」「今後のコンサートやアルバム制作は不可能」と一線を引き、Mnetの長期プランには乗らない姿勢を見せた。
CJ側と各所属事務所の間では、なぜそれだけの温度差が生じてしまっているのだろうか。
ディスパッチは、その理由を「メンバーのスケジュールが多忙だから」と説明。
その”多忙さ”を象徴する、2人のメンバーがいる。
まず1人目は、NU’EST(ニューイースト)のファン・ミンヒョンだ。彼は、グループの単独公演の準備に余念がなく、2022年放送予定の新tvNドラマ『還魂(原題)』の撮影にも追われている。

NU’EST(ニューイースト)のファン・ミンヒョン(画像出典:PLEDISエンターテインメント)
そしてもう1人は、オン・ソンウ。彼もまた、Netflix(ネットフリックス)新作映画『ソウル大作戦(原題)』の撮影に集中しているという。

オン・ソンウ(画像出典:Fantagio)
もちろん、Mnetが企画する”新Wanna One”プランは、以前のような”過密スケジュール”ではない可能性が高い。
所属グループの活動に追われているメンバーもいれば、役者として軌道に乗り始めたメンバーもいる。悪い例えで言えば、新Wanna Oneは「たまに会って仕事する仲間」になることが目に見えている。
Wanna oneの持つ象徴性や収益性を考えれば、今回のMAMA出演のように、”特別な時に集まる”プロジェクトグループとして存在しても悪くなさそうだが、所属事務所が早々にCJとの関係に一線を引いたのはなぜか。
それには、2つの推測がある。
まず、Wanna Oneを輩出した『PRODUCE 101』シリーズの度重なる操作疑惑により、”操作アイドル”という議論が再び蘇る可能性があるから。
元メンバーにとって”Wanna One”は、栄光の記憶でもあるが『PRODUCE 101』の関係者が、詐欺などの容疑で刑事処罰を受けている以上、”足かせ”にもなり得る。
(関連記事)Wanna One 韓国ファンが再結成を恐れる理由
もう1つは、スケジュールや収益清算を巡り、今後生じ得る所属事務所同士の”不協和音”という不安要素である。各所属事務所にとって、どんなに”金のなる事案”であっても、たびたび起こる方向性の不一致やトラブルに巻き込まれることで、損失を招きたくないのだ。
***
誰の描く美しい絵が、他の誰かにとっては”地獄図”になり得る‥。
果たしてMnetの描く絵は、万人幸福の美しい絵になるのだろうか。それとも地獄図になるのだろうか。
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