K-POP界を代表する授賞式の1つ、『Mnet ASIAN MUSIC AWARDS (MAMA)』。K-POP最大級のイベントと称される『2021 MAMA』の演出にTXTファンが激怒している。果たしてその理由とは‥。

BTS(防弾少年団)の弟分として、2019年に華麗なるデビューを果たしたTXT(TOMORROW X TOGETHER/トゥモロー・バイ・トゥギャザー)。

K-POP界の第4世代アイドルとして活躍するTXT

K-POP界の”第4世代アイドル”として活躍する、TXT。(画像出典:TXT公式Instagram)

近年、著しい成長を見せており、第3世代アイドルから第4世代アイドルへと世代交代が進むK-POP界で、頭角を現している。

その存在感は、アジア最大級の音楽授賞式『Mnet ASIAN MUSIC AWARDS(以下、MAMA)』でも、”結果”として現れた。

事前に行われた人気投票で、なんと、アーティスト全体の7位にランクインするという快挙を達成したのだ。

(関連記事) BTSが追い抜かれる?’2021 MAMA’ 人気投票で見えたK-POP界の勢力図

BTSの弟分として、”将来が期待されるアイドルグループ”から、今年の音楽シーンを盛り上げた”主役アーティスト”として、堂々と『MAMA(12月11日開催)』のステージに立ったTXT。

だが、彼らのステージを巡り、ファンから不満の声が殺到しているという。

発端は、サウンドの”ずれ”。この日TXTは、ステージの上でパワフルなパフォーマンスを披露しファンを魅了していたが、このサウンドのずれが、ファンの怒りを買ったようだ。

一部のバックダンサーたちが、自身のSNSに「頑張って準備したのに、(MAMAのステージ)映像ではサウンドが全部ずれていて心苦しい」「話したいことはたくさんあるけど、(敢えて)話さない」など、TXTのステージに対する不満をあらわにした。

これにファンが即反応。オンラインコミュニティーやSNSには、『MAMA』のダンス練習映像と、ステージ映像を同時に見られるように編集された映像が拡散されている。

ファンが編集した映像を見ると、メンバーがサウンドに合わせてインパクトある振り付けを披露しているが、確かにどこか合っていない。練習映像と比較してみても、その不自然さは歴然である。

TXTのファンは「メンバーが着用しているインイヤー(イヤホン)に流れるサウンドが、ずれているのでは?」と疑問を呈する一方で、「TXTメンバーの努力が台無しになった」と、『MAMA』を主催するMnet側を糾弾した。

MnetがTXTファンを怒らせたのは、これだけでない。

この日TXTは、”ワールドワイド・ファン・チョイス TOP10″に選ばれたが、スビンの受賞コメントが終わる前に、マイクと照明が切られてしまう。

なんとか笑顔で、準備したコメントを話し終え、退場するスビンの姿にファンからは「Mnet 意地悪!」「あと数秒なのに、それも待てない?」「差別だ」「かわいそう」と、怒りと悲しみのコメントが寄せられることに‥。

もちろん、限られた放送時間のため、”カット”が入れられるケースはテレビ業界では日常茶飯事。だが、前出のサウンドずれに加え、今度は受賞の喜びも表現させてくれないという、望ましくない出来事の連続に、ファンが怒るのも、当然のことなのかもしれない。

そしてその後、ファンの怒りに油を注ぐ、決定打が‥。

『2021 MAMA』公式映像のサムネイルにTXTの姿は見当たらず

『2021 MAMA』公式映像のサムネイルにTXTの姿は見当たらず‥。(画像出典:韓国オンラインコミュニティー)

『MAMA』側が、放送終了後に出演男性グループの映像をアップロードしたが、映像のサムネイルにTXTだけ写っていなかったのだ(※現在は修正されている)。

この事態に、オンラインコミュニティー上では「Mnetの嫌がらせなのか、手抜きなのか」と、甲論乙駁が繰り広げられている。あるネットユーザ-からは、特定のエンターテインメント所属アイドルが、一部のテレビ局から冷遇を受けているという、陰謀論まで登場している。



TXT

2019年3月4日にデビュー。
BigHitエンターテインメントが、BTS以来5年9ヵ月ぶりに輩出したグループで、デビュー前より“BTSの弟”として注目を浴びていた。

デビューアルバムは「The Dream Capter:STAR」で、タイトル曲は「ある日頭から角が生えた(韓国名 어느날 머리에서 뿔이 자랐다 / CROWN)」。

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