今年、韓国デビュー5周年を迎えるTWICE(トゥワイス)が、10月26日に2ndアルバム『Eyes wide open』をリリースすることを発表した。カムバックまで残り2週間となった11日、明らかになったトラックリストの詳細にネット上ではファンが驚きの声をあげているが、その理由とは‥?

TWICEが2ndアルバム『Eyes wide open』をリリースすることを発表した。2020年6月発表の9枚目のミニアルバム『MORE&MORE』から約5か月ぶり、フルアルバムとしては、2017年10月発表の1stアルバム『Twicetagram』から約3年ぶりとなるファン待望の作品だ。

TWICE

TWICE(画像出典:TWICE公式Twitter)

今年は新型コロナウイルスの影響でさまざまなアーティストが活動自粛を余儀なくされているが、TWICEも例外ではなかった。3月に予定されていたドーム公演は中止され、ファンたちは悲しみに暮れた。

しかし、8月9日にオンラインコンサート『Beyond LIVE – TWICE : World in A Day』を開催。9月には日本で3枚目となるベストアルバム『#TWICE3』をリリースし、オリコンチャート1位を獲得、ファンを喜ばせた。

そんな中、発表されたセカンドフルアルバム『Eyes wide open』だったが、このトラックリストの詳細を見たファンから驚きの声が上がっている。その真相は6曲目の『BELIEVER』にあった。

作詞作曲の欄に”Kenzie(ケンジー)”の名前が表記されていたのだ。

TWICE 2ndフルアルバムトラックリスト

6曲目の『BELIEVER』に”Kenzie(ケンジー)”の名前が(画像出典:TWICE公式Twitter)

SMエンターテインメント(以下、SM)所属のアイドルファンにはお馴染みのKenzie。まさかJYPエンターテインメント(以下、JYP)所属アーティストのアルバムで名前を見るとは夢にも思わなかった人が大半だろう。

Kenzieは、1976年生まれで今年44歳。SM所属の作詞家、作曲家、プロデューサーの中核メンバーとして活躍している人物だ。韓国人の女性だが、日本の島根県出身であることや、名前の発音から日本人男性と間違えられることも多い。韓国のネットでは、Kenzieという名前をめぐって、亡くなった幼馴染を慰めるために付けたという説と、アメリカのバークレー音楽大学に在学中のミドルネームがマッケンジ-(Mackenzie)だった彼女が、”Kenzie”だけをペンネームに用いたという説がある。

バークレー音楽大学に通っていたとき、SMの創立者イ・スマンの目にとまってSMに入社。初期の頃は作詞・作曲を1人で担当していたが、近年はSMに多くの楽曲を提供している音楽プロデュースチーム”LDN Noise(ロンドンノイズ)”などとも手を組んでいる。

BoA『Milky Way』、東方神起(TVXQ)『One』、f(x)『LA chA TA』、SHINee『JoJo』、EXO『Baby』などは作詞・作曲・編曲すべてKenzie 1人で担当している。作詞や作曲別で担当しているものはあげるとキリがないほど、SMのヒットメーカーとして有名だ。特にタイトル曲ではなく、ファンが隠れた名曲としてあげるものほど、Kenzieが絡んでいるものが多い。

(関連動画)BoA ‘Milky Way’ MV

(関連動画)f(x) ‘LA chA TA’ MV

また、実はJYP所属アーティストと共に仕事をしたのはこれが初めてではない。8月にリリースされたITZY(イッジ)の3rdミニアルバム『Not Shy』に収録されている『Be In Love』をKenzieが作詞・作曲・プロデュースしていた。

TWICEの『BELIEVER』が素晴らしい楽曲であることは明らかだ。今後も所属事務所に関わらず、Kenzieは韓国を代表するヒットメーカーとして名曲を生み出してくれることに違いない。



TWICE

TWICE (トゥワイス / ハングル 트와이스)は、2015年に韓国の音楽専門チャンネルMnetで放送されたサバイバルオーディション番組「SIXTEEN」を通して選ばれた9人のメンバーによって結成された。
グループ名の「TWICE(トゥワイス)」には、「良い音楽で一度、素敵なパフォーマンスでもう一度感動をプレゼントする」という意味が込められている。

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