世界最大級のK-POP音楽授賞式『2021 Mnet ASIAN MUSIC AWARDS』で、一夜限りのスペシャルステージを披露したWanna One(ワナワン)。事前収録ながらも視聴率1位を獲得するなど、ファンの期待が顕著に表れた。そんな中、彼らの立ち位置について一部ファンで盛り上がりを見せている。その理由とは‥。
CJ ENMが主催する、アジア最大級の音楽授賞式『2021 Mnet ASIAN MUSIC AWARDS(以下、2021 MAMA)』で、一夜限りのスペシャルステージを披露したWanna One(ワナワン)は、やはり注目の的だった。

『2021 MAMA』で一夜限りのスペシャルステージを披露したWanna One(画像出典:WannaOne公式Twitter)
12月11日に韓国で開催された『2021 MAMA』の視聴率が同月13日に発表され、Wanna Oneが1位の主人公になったことが判明。視聴率専門企業のTNMSによると、瞬間最高視聴率は彼らが歌った『Beautiful Part3』だったという。有料世帯基準で全国視聴率1.1%、首都圏視聴率は1.7%を記録した。最も多く視聴した性別・年齢層は10代女性で、瞬間視聴率は2.9%だった。
(関連記事)Wanna One ‘2021 MAMA’ に向け初顔合わせ映像を公開!ファンへコメントも
Wanna Oneは、Mnetの人気オーディション番組『Produce 101 シーズン2』から誕生したアイドルグループで、2017年に発売したデビューミニアルバム『1×1=1(TO BE ONE)』はミリオンセラーを記録。デビューと同時に、高尺(コチョク)スカイドームでのショーコンを完売させるほど、韓国歌謡界に新たな旋風を巻き起こした。
約3年振りの再結成はファンを歓喜させ、恋しくてたまらなかった彼らのステージが観られる放送当日を、待ち焦がれていたに違いない。唯一の心残りと言えば、スケジュールの都合で参加できなかったライ・グァンリンの不在だろう。
多くの視聴者が、彼らのステージを観覧し余韻を楽しんでいた頃、あるファンがコミュニティーサイトに投稿したスレッドが話題になっていたことを、ご存じだろうか。

名前の順番の意味とは?(画像出典:YouTube Mnet K-POPキャプチャー)
まず登場前の映像から、その説明は始まっている。
メンバー一人一人の名前が順番に出て来るのだが、これは韓国の名前順でもなければ、公式記載順でもない。
これは、Wanna Oneが最後に行った2019年のコンサート『Therefore』の退場した逆の順番だったという。
当時は、ステージ上で横1列に並び、ライ・グァンリン→ファン・ミニョン→オン・ソンウ→パク・ウジン→パク・ジフン→キム・ジェファン→イ・デフィ→ハ・ソンウン→ペ・ジニョン→ユン・ジソン→カン・ダニエルの順で、彼らはWanna Oneという肩書きを降ろしている。
また映像では、カセットテープが巻き戻されていくシーンも収められた。これは、Wanna Oneにとってカセットテープはシンボルであり、ミュージックビデオにも何度となくメンバーが手にしていたアイテムだ。解散の時期が近づくにつれ、テープの量が左右変化していく演出も、ファンの心の痛みを誘っていた。
さらに、映像に出て来たカセットテープの色は、Wanna One最後のアルバム『1¹¹=1(POWER OF DESTINY)』のタイトル曲『Spring Breeze』の、アクアグレー(Wanna Oneの象徴色)と同じデザインであり、映像ではそれが巻き戻され、ステージが始まったのだ。

Wanna One最後のアルバム『1¹¹=1(POWER OF DESTINY)』(画像出典:WannaOne公式FaceBook)
音楽ファンにとって、彼らの一度限りの特別ステージであることはわかっていても、それらの演出については大半の人が理解していない。
だからこそ、Wanna Oneが解散してからこの日が実現するまでの3年間、メンバーがそれぞれの場所で新たな活動をしていても、変わらず愛や声援を送ってくれたワナブル(Wanna Oneファン名称)だけがわかる、”秘密のメッセージ”を用いた演出だったのだろう。
新曲披露のみならず、演出で贈るWanna Oneからのラブレターだったのだ。

Wanna One(画像出典:WannaOne公式Twitter)
この投稿を見たファンは「Wanna One、愛してる(涙)」「最後のコンサートでは本当に嗚咽した。あの退場の演出を考えた人が、サイコパスかと思ったくらい辛かった」「今は個人ファンだけど、メンバーみんな応援してるよ!」「テープを巻き戻したなら、また再生してほしくなっちゃうよ‥」などの反応を見せている。
現在は、それぞれが新たなステージで目覚ましい活躍を見せ、多忙な日々を過ごしているWanna Oneメンバー。いつかまた、そのテープが再び巻き戻される日が来るだろうか。
今回の実現を目にしただけに、再会の可能性はゼロではなさそうだ。
『2021 MAMA』Wanna One All Moments(動画出典:YouTube Mnet K-POP)
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