Mnet『PRODUCE 101』シーズン2で一躍人気となったJBJ95のサンギュンとケンタが、所属事務所へ専属契約解除要求の訴訟に踏み切った。しかし、事務所は訴状に対して異議を唱え、真っ向から対立している状況だ。 (記事・写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

JBJ95のサンギュンとケンタが、監督不行き届きを理由に所属事務所との専属契約解除を申し立てた。しかし、事務所はこれを否定している。

事務所に契約解除訴訟を起こしたJBJ95

JBJ95は所属事務所に契約解除訴訟を起こしている。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

今月14日午後、韓国メディアのスポーツ京鄕は「JBJ95は、今月9日に現所属事務所であるスターロードエンターテインメント(以下、スターロード)を相手取り、専属契約効力の不存在確認​訴訟を、ソウル西部地方裁判所に提起した」と報道。

提出された訴状によると、スターロードは賃金未払いのため、社員が全員退職。担当マネージャーがいなくなってしまったJBJ95は、臨時でマネージャーを雇用しなければならなかったという。そのため、スケジュール管理に辛酸をなめただけでなく、交通費を含む経費も抱え込んでいる状態のようだ。

彼らは内容証明を送り、専属契約違反事項に対する是正と、今後の活動計画の要求。しかしスターロードは、損害賠償及び違約罰金だとあれこれ言い、コンテンツ制作、日程調節などの支援活動に対する是正の気配がなかったため、訴訟するに至ったという立場である。

スターロードはこれに対して、「会社経営が厳しい中で、このような訴訟を起こされて遺憾だ」と言い「担当マネージャーがいなかったというだけで、会社にマネージャーはいたし、むしろ社員たちが退職したため、役員が乗り出してJBJ95の日程調整していた」と反発した。

スタイリストとの交渉や、メイクアップ予約を所属事務所が管理していないという主張には「JBJ95が映画を撮ることになり、関連スタッフは映画制作社側で準備するという話を2人が拒否したため、直接交渉することになっただけだ。また、必要経費も会社で支払ったという資料も存在する」と解明。また「損害賠償及び違約罰金を申し出たのは、JBJ95から内容証明を受け取って、これを反発する内容証明を送る過程で、法務法人同士の行き交った内容だ」と付け加えた。

スターロードは、会社の厳しい時期を乗り越えるためにイベントを予定していたが、JBJ95が拒否したとも反論している。

これに先立ち、スターロード代表であるA氏は、今年2月に公演費用未払い疑惑で、ある公演制作会社から詐欺・業務上横領及び背任の疑いで告訴された。さらに数カ月間、社員らの賃金未払いの容疑で訴えられるなど、雑音が後を絶たない。

これに対してネットユーザーは「精算はちゃんとしてくれたのかな」「そんなことだと思ったㅠㅠ」「所属事務所がこの状況なら、手を放してくれないと‥」「うまくいってほしい(泣)」などの反応を見せた。

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JBJ95

JBJ95は、元JBJのメンバーケンタとサンギュンからなる2人組デュオ。2018年10月30日にデビューを果たした。

グループ名は、初心を忘れないため’JBJ'(2人とも元JBJのメンバーであるため)、そしてケンタとサンギュンが生まれた年’95’を取って付けられた。

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