韓国で続いている”校内暴力”や”いじめ”の暴露。過去を暴露されているのは、20代のアイドルたちが多い印象を受けるが、今回アラフォー俳優チョ・ハンソンが、暴露の対象となった。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

モデル出身の俳優チョ・ハンソンは1981年生まれの今年40歳(日本年齢)。2002年MBC『ノンストップ3』で俳優デビューしたあと、2004年に公開された大ヒット映画『オオカミの誘惑』でスクリーンデビュー。人気俳優カン・ドンウォンとともに主演し、ヒロインを取り合う役で人気を集め、一躍名を広めた。また2006年には映画『連理の枝』に主演し、チェ・ジウと共演したことで、日本でもさらに有名になった。

昨年はMBC『ミス・リーは知っている』に主演し、現在も俳優としての活動を続けている。

暴露のターゲットになったチョ・ハンソン

チョ・ハンソンが暴露のターゲットに‥。(写真提供:ⓒ TOPSTAR NEWS)

そんなチョ・ハンソンに対し、今月7日、有名オンラインコミュニティーに「チョ・ハンソンと中学時代に同じクラスだった校内暴力被害者」という書き込みが掲載された。

作成者は「1990年代半ば、チョ・ハンソンは悪名高い校内暴力団のメンバーだった。中学時代すでに身長が180cmを超え、怪物のように大きな体格と腕力のせいで、小柄な生徒にとってチョ・ハンソンは恐怖の対象だった」と主張。

校内暴力に関しては「頻繁に暴力や悪口、パンを買うための使い走り、セクハラを受けた。以前『*芸能人Xファイル』に「チョ・ハンソン、ゲイ説」が取り上げられたが、性的少数者を誹謗するつもりはないが、おそらく中学の頃からそうした奇行を見せ、大人になってもそのせいで非難されたようだ」と語り、音楽室で隣に座っていたチョ・ハンソンが自分の性器に触れと強要し、拒否すると自分を暴行することもあったと伝えた。また「一度は売店でガムを買ってくるように言われ、言われたブランドのガムがなく他のものを買うと悪口を言われ、暴力を振るわれたことがまだ忘れられない」と話した。

*芸能人Xファイル:2005年に韓国で広まった芸能人のプライベートや裏話が書かれたもの。

さらに「映画『マルチュク青春通り(2004)』で男子生徒たちがブルース・リーの真似をするように、仲間が弱い子たちを呼び出し、サンドバッグにして遊びで暴力を振るうようないじめをすると、チョ・ハンソンもそれに入っていた」「何のことだかわからないが、朝から『自分の機嫌がいいから雰囲気を壊すな』と脅かし、悪口を言う日もあった」と続けた。

そして「チョ・ハンソンも活動が少なくなり、無名芸能人に転落したのかと気にしなかったが、最近になってドラマで顔を見て虫唾が走り、テレビを見て吐き気がした」「あの時のことをまた思い浮かべると、頭に血が上る感じ」と話した。

最後に「いつかはこの事実を世間に知らせ、恨みを晴らそうと思っていたが、仕事が忙しくて機会を見つけることができなかったが、芸能人の校内暴力の暴露が後を絶たない今が千載一遇の機会のようで、ここぞとばかりにキーボードを手にした」「チョ・ハンソンが泥酔状態で運転して捕まったことなどの問題を起こしたのも、一瞬の気のゆるみなどではなく、根本的に誤った人間として生き続けたせいで起きたことだ」と書いた。

これらの書き込みに対し、チョ・ハンソンの所属事務所ミスティックストーリーは10日、韓国メディア・東亜ドットコムに対し「チョ・ハンソン本人に確認した結果、校内暴力疑惑は事実無根だ。オンラインに掲載された内容と関連する事実はないと言っている」と述べ、意見は食い違っている状況だ。

専門家によると、いじめを行った側である加害者の記憶は、時間が経つにつれ薄まっていくものだが、逆にいじめを受けた側である被害者の記憶は、時間が経つにつれ大きくなり、忘れられなくなるという。

今後、加害者の記憶と被害者の記憶を両者がどう埋めていくのか関心が高まっている。







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